[覚悟の磨き方]不安と生きるか。理想に死ぬか。~ 時代のすべての異端児たちへ ~

2017年5月27日オススメ本, ホンバコ

どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

ホンバコというBook Cafeの店長っぽく、たまには本の話でも書こうかと思います。

僕の本箱に入れているオススメ本の中から『覚悟の磨き方』を久しぶりに読み返したので、ちょっと紹介します。


プロローグ

この本は、あの「松下村塾」をはじめ明治維新という大きな波を生む幕末の天才思想家・吉田松陰の想いや考えといった〝教え〟をまとめた一冊

吉田松陰は、ペリーが黒船を連れてやってきた際に「どうやって西洋を倒そうか」と虎視眈々と作戦を立てていたのだが、実際に黒船の大砲を目の当たりにして「これは勝てない」と頭を切り替え、鎖国中で海外渡航をしようものならば死罪にも関わらず、外国のやり方を学ぼうと荒波の中黒船の看板に乗り込みにいくという思い切った行動をとったそうな。
その時に言い残した言葉がマジですごい。

今ここで海を渡ることが禁じられているのは、たかだが江戸の二五〇年の常識に過ぎない。
今回の事件は、日本の今後三〇〇〇年の歴史にかかわることだ。くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった。

さらに、驚いたのが、吉田松陰のはじめたあの有名な「松下村塾」で松陰が自ら教えた期間はたったの 二年半だけらしい。
にも関わらず、高杉晋作や伊藤博文など総理大臣二名、国務大臣七名、大学創設者二名を輩出したのだから本当に驚きを隠せないのだが、その裏には松陰の信念とも呼べる想いがあったのだ。

いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる。

そんな姿勢が日本を変える人材を生んだというっても過言ではないだろう。

かく言う僕自身、〝教員〟と〝生徒〟という立場的な上下の関係の中で物事を教える教育に少なからず違和感を感じており、『自立』『自分で決めたことに対するリスクを自ら負う覚悟を持つ』ための考え方を教えれば、あとは何を学んでどう活かすのかは本人次第ではないかと思っている節もあり、1年以上前になるがこんな記事も書いたりもした。

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このような教えの元、松陰の亡き後もその志は生き続け、松下村塾の弟子たちや意志を継いだ志士たちが明治維新を達成することができたのだが、この吉田松陰の〝教え〟を176個の言葉で説明しているのがこの本。
その中でも特に僕の心に響いた23個ほどの言葉を紹介したいと思う。

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1. そこに未来がある

自分の心がそうせよと叫ぶなら、
ひるむことなく、すぐに従うべきだと思います。

心の声を聞くこと。直感はいつも正しい。

2. 自分はどうあるべきか

反求諸己。
「すべての問題の根本は自分の中にある」
どれだけ大きな計画であっても、
物事を動かす基本はここにあります。
計画がうまくはかどらずに悩んだ時は、
外部に答えを求めることなく、
「まず自分はどうあるべきなのか」
雑音から距離を置いて、ひとり静かに考えてみましょう。

問題の原因は自分にある。僕自身、その意識が芽生えてからの成長が大きかった実感があります。

3. 不安のない生き方

「先行きの不安」に心を奪われないようにするためには、
あれこれ目移りすることなく、
自分という人間を鍛えることに集中して、
「全力を出し切りますので、あとは天命におまかせします」
という心構えでいるのが、良いと思います。

これもずっと意識してきたこと。今、全力でやることに集中すれば、結果は運次第だと割り切れる。

4. 死ぬ気とはなにか

「死ぬ気でやる」
口にするのは簡単ですが、意味はとても深い言葉です。
この言葉の意味を、人生の中で何度も反芻しているうちに、
「我慢するべき時」と「勇気を出してやるべき時」
「動くべきでない時」と「すぐに動くべき時」
この違いがだんだんわかってくることでしょう。

これは、以前読んだ時には意味がわからなかった部分。
今は、ちょっとわかる気がする。

5. 流れを変えるのは自分の行動

幸運とか不運というものは、
天から無差別に降ってくるものではなく、
すべて自分の方から求めているものなんです。

そのことを思い出すことができれば、
他人のせいにしたり、
組織のあり方に腹を立てたりすることなく
「自分の行動を変えよう」
という発想に行き着くことができるはずです。

すべての原因は自分にある。そう思うことが覚悟に繋がると信じて動いてます。

6. やればわかる

行動を積み重ねましょう。
必要な知識や言葉は、やっているうちに身につきます。

まず出来ることをやろう。僕の最近の口癖。

7. なんでもやってみる

できないのではなくて、ただやっていないだけです。
まだやったことがないことを、
「怖い」「面倒くさい」「不安だ」と思う感情は、
過去の偏った経験が作り出す、ただの錯覚です。
実際にやってみれば、意外とうまくいくことの方が多いのです。

やりたかったら、やればいい。本当にやりたい人は、既に動き出してる。

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8. 自分にしか守れないもの

法を破ったら、罪をつぐなえますが、
自分の美学を破ってしまったら
一体誰に向かってつぐなえますか。

自分の信念を持つこと。それを曲げることが最も罪深い。
武士道に近い。「背中の傷は剣士の恥だ」

9. 人物

私が尊敬するのはその人の
能力ではなく、生き方であって、
知識ではなく、行動なんです。

頭でっかちのつまらない人間にはなりたくない。
自分が尊敬出来る自分でありたい。

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10. いけるときは今しかない

出し惜しみしないでください。
「いざとなったらできる」というのは、
ふだんからチャレンジをくり返している人だけが
言えるセリフですよ。

いつやるの? 今でしょ!

11. 人である意味

人は「なんのために生きているのか」で決まるのです。
心に決めた目標のない人間は、もはや「人間」とは呼びません。
もし思い出せないなら、今すぐ思い出す時間を作るべきです。

大学院休学を決意する前、ずっと『アンパンマンのマーチ』を口ずさんでました。
〝何のために生まれて、何をして生きるのか。答えられないなんて、そんなのは嫌だ!〟

12. 時代に新しい風を吹かす

自分の信念を貫こうとすれば、
どうしても「極端だ」と言われてしまうものです。
でもまわりから「極端だ」と言われるくらいじゃなければ、
この濁った世の中に〝新しいもの〟なんて
生み出せないでしょう。

僕は意図的に極論を語るようにしている。極論があるから、考えるのだ。

13. ひとつのことに狂え

「私は絶対こうする」という思想を保てる精神状態は、
ある意味、狂気です。おかしいんです。
でもその狂気を持っている人は、幸せだと思うんです。

人生が23歳で終わると信じ込めていた当時の僕は相当狂気だと思う。
でも、確かに、幸せではあった。

14. 嘆かなくていい

勝手に言わせておきましょうよ。
あなたが本気なのは、神様はわかっていますから。

本気かどうか、本当にわかるのは自分自身だけ。
神様は見てるのかもしれないけど。

15. 思い出すべきこと

能力の高さや、評判とは関係なく、
あなたにもひとつくらい、
得意なことがあることでしょう。

いったん他のことは中止して、
その得意なことに、
使えるすべての時間とすべてのエネルギーを
集中させてみてください。
忘れているのは、その覚悟ですよ。

僕ももう一度ブログに集中してみようかな。

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16. 思い込みを疑え

人の解釈を聞いて、
自分もわかったような気になってはいないでしょうか。
たとえば信頼に足る人物の解釈だとしても、
それも思い込みのひとつです。
思い込みは無数にあります。
どれを選択するかは、あなたの自由です。

逆に、僕の解釈を聞いてわかったような気にならないでほしい。
自分で考えて、選択した考えが、あなたの考えなので。

17. 二種類の生き方

人の性格を大きく分けると二種類あって、
「自分がやりたくないことはしない」
という保守的な性格か、
「自分がやりたいことだけをやっていればいい」
という自由な性格か、たいていどちらかに偏ります。

両者は本来、別のタイプの人間なんですが、
中には、のんびりと心静かに、思うままに過ごし、
あらゆる損得に眉一つ動かさない
頑固者でありながら、
いざというとき、思い切って冒険できる人がいます。

どうすればそんな人になれるんでしょうか。
学問ですよ。
それが、私が学問をきわめたいと思う
唯一にして最大の理由です。

頑固者で、思い切って冒険できる、そんな人になりたいから学問をする。
そんな人間に私もなりたい。

18. 本の持つ力

どんな本でもいいのです。
本を開いてみれば、その瞬間、人生が変わるかもしれません。
本にはそんな可能性を持った言葉が無数に転がっています。

でも読む人はあまりいません。
読んだとしても、ほとんどの人は
本に書かれている教えを真似しようとしません。
一度、真似してみればいいのにと切実に思います。

ひとつでもいいんです。
実際、真似してみたら驚くことだらけです。

そうしたらこんなこともできるんじゃないかと、
他にも試してみたいことがあふれてきて、
そのうち、
「これは一生かかってもやり切れないな」
と気づくことになります。もっと早くやれば良かったと。

ああ、
とにかく、真似してみれば間違いないんです。
これは、
わざわざ言うことではないかもしれませんが、
言わずにはいられないのです。

〝TTP〟=〝徹底的にパクれ〟
ホンバコで本を読んで、TTPしようぜ!

19. 学者と武士

わたしは学者でありたい。
わたしが理想とする「学」とは、
本を山ほど読んだり、
自分の考えを広めたりすることではなく、
自分の生き方を追求し、
世の中の役に立つものを届けることです。

わたしは武士でありたい。
わたしが理想とする「武」とは、
喧嘩の腕を磨いたり、
権力を手に入れたりすることではなく、
なにに対して命を注ぐかを明確にし、
その迷いを断ち切ることです。

生き方を追求し、命を懸けるものを明確にして、生きたい。


20. 信じて疑わない

私は
人を疑い続けて、うまくやるよりも、
人を信じ続けて、馬鹿を見る男になりたい。

馬鹿で阿呆で変人に、私はなりたい。

21. 認められる順番

よそ者としてどう見られるかは、気にしないでください。
自分がやりたいことも、とりあえず置いておきましょう。
自分が今いる場所で、自分ができる目の前のことを、
まずは精一杯やりましょう。
仲間だと認めてもらうのはそれからです。

目の前のことに没頭して、精一杯一生懸命やる。
それをしてたら道は開けると信じて。

22. 最後の宿題

自分はいつまで若さを保てるか、
人よりどれくらい長生きできるか、
そんなのは、自分の思いのままになることではありません。

ただそれでも、
自分という人間をいつまでも磨き続ける
というのは、あなたの宿題なんです。

人間が生きる目的は、自分磨きを続けることにある。
その意識を持って日々を過ごしたい。

23. 死を想え

「自分の命は今日で終わり」
そう思ったとたん、
視界から余計なものがきれいさっぱりと消えて、
自分がこれからどこに向かうべきか、
目の前に太くて真ったいらな道が、一本伸びているんです。

メメント・モリ。
インターン終了時に送られた本のタイトル。心に刻もう。

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最後に

長いですね。ww
ただ、どの言葉も心に響いたのでこれ以上絞ることができませんでした

前に読んだ時には響かなかった言葉が、今読むと響く。
それと同じように、僕には響かなかった言葉も、他の人には響くのだと思う。

読んでみたい!気になる!という人は、是非ホンバコの岡田良寛の本箱へ!

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りょうかん

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オーナー経営者Book Cafe ホンバコ
1990年生まれ、鳥取育ち。 「Book Cafe ホンバコ」のオーナー経営者。 プロフィールをより詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。  個人株「VALU」もやってます→【りょうかんのVALU

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Posted by りょうかん