坂爪圭吾の「わたり文庫」が届いた。表紙はゆるいけど内容は広くて深い。1月いっぱいホンバコに置いておきます。

オススメ本, ホンバコ

どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

〝循環型図書館〟という名前を聞いて、あなたは何を想像しますか?

「自分の読んだ本を寄贈する図書館?」「ワゴン車とかで移動する図書館?」
そんな感じですかね。

いばや通信坂爪圭吾さんが始めた「わたり文庫」は、図書館の概念を一気に拡張し、さらには今の経済資本主義の形を作り替えるかもしれないほどの可能性を秘めてます。

「わたり文庫」の本質と、このたびホンバコスタッフの元に届いた最初の一冊を、皆さんに紹介します。


「坂爪圭吾」と「わたり文庫」

坂爪圭吾とは、新潟出身で「とにかくやばいことだけをやる」と合同会社ibaya(いばや)を設立して(最近解散したらしい)、日本全国各地適当な場所でテント生活を約2年半続けたヤバイ人です。

「家が無くなったことで、家が増えた」などなど数々の名言を残し続けており、『現代の岡本太郎』や『現代の良寛(!?)』と呼ばれたりしています。

自身のブログの中でも「私は、自分自身を良寛に重ね合わせてしまった」と語ってますね。

最近、熱海の伊豆山に2年半ぶりに家を持ったらしく、今は熱海を拠点に活動されていて、2年前まで熱海にいた僕としても、遠からぬ縁を感じてます。

そんな坂爪圭吾さんが始めた新たな試みが「わたり文庫」という循環型図書館。

坂爪さん本人の言葉を借りると、「無理やりにでも誰かに読ませたい本を全国各地から送っていただき、それを、次のひとに無償でどんどん回し続けていく循環型の図書館」なんですけど、この最初の一冊を坂爪さんから送ってもらい最初の一人になったのが、ホンバコのスタッフ・安藤明日生でした。

「わたり文庫」の本質

この「わたり文庫」には二つの本質があると思ってるんですよ。

まず一つ目が、図書館の概念を固定の場所ではなく本を読むという行為そのものまで大きく拡張してしまうという点。

家という概念を(住まわせたと思う誰かがいれば)世界中どこであっても家と捉えることができる、と自ら実証してきた坂爪さんのことですから、
図書館という概念も(読ませたいと思う誰かがいれば)世界中どこであっても図書館と捉えることができる、と実証しようとしてるんじゃないかと思うんです。

つまり、読みたい本が手元に届きさえすれば、本を読む場所が公園であろうとカフェであろうと自宅であろうとトイレの中であろうと、本を読むという行為をするその場所自体がすでに図書館として機能してるはずだと。

認知度が高まってきたまちライブラリーも方向性は同じだと思うんですけど、わたり文庫はもっと大きく本を読む行為そのものにまで概念を拡張しようとしてる気がします。

そして、もう一つが、モノを受け取る側が対価を払う貨幣経済に「モノを提供する側が対価を払う」という風穴を開けようとしている点。

前述したように「わたり文庫」は「読ませたい人が読みたい人に本を届けること」ができて初めて成立する話なんですけど、普通はそこに流通コストなどなどがかかってくるわけです。
で、その費用をサービスを受ける側が負担することで経済は回ってる。

しかし、そうではなくてサービスを提供する側が費用を負担することで成り立つ経済もあるはずだという仮説のもと始まっているのが今回のこの取り組みなんですよ。

具体例などはこの記事の中で述べられてるので割愛しますが、個人的にもこの仮説はあり得る話だと思ってます。

岡田斗司夫の提唱した評価経済社会論FREEexとかもこの考えと似たところにあるでしょうし、僕を含め旅をしたことのある人であれば旅の最中に無償で受けた恩を違う形で見知らぬ誰かに返す感覚は理解しやすいと思います。

少し違うかもしれませんが、これらの考えと比較的近い位置付けとして考えれば決して成り立たない理論ではないんじゃないかと思うわけです。


届いた一冊「ブッタとシッタカブッタ」

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そんな「わたり文庫」から鳥取の安藤明日生に初めての一冊として送られたのが「ブッタとシッタカブッタ」という本。

表紙はめちゃくちゃゆるい。しかもちょっとダサい。

でも、読んでびっくりするほど内容は超絶広くて深い。
理解できないかもしれないけど、高校生や大学生には是非とも読んでほしいと強く思いました。

たぶん読む人やその人の状況や環境によって、心に残る部分は大きく異なるでしょう。
自分でも数ヶ月後に読んだら、今とは全く違う部分に心が揺さぶられるかもしれません。

それほど、広く深い内容が書かれてます。

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内容的には嫌われる勇気の元ネタ・アドラーの心理学の考えに近いかなと思います。
余談になるんですけど、今朝、母親がテーブルの上に置かれてたこの本を見て、「以前勤めてた職場にこの本もアドラーの心理学の本もあったけど、この子も影響を受けてるのかしら」ってボソッとつぶやいてました。小さい頃から僕の頭の中にはこの考えが洗脳のように詰め込まれてるのかもしれません。

そして、取って付けたような捕捉になるんですが、「わたり文庫」のもう一つの良いポイントとして、巻末に読書カードが挟まれており、読んだ人が自由に感想を書けるようになっています。

ホンバコでもやるやる詐欺をずっとしているので、そろそろ実施したいなと強く思ってる次第です。←

最後に

安藤明日生と相談して、今月(1月)いっぱいはこの本をホンバコに置くことにしました。

坂爪さんの理念(サービス提供側が費用を払う)に賛同して近しい形でやりたいな〜と思うので、このスタイルでやろうと思います。

どうしてもあなたに読んでほしいんです。
コーヒー一杯淹れるので読みに来てください。

そして、2月になったら読みたい誰かに送ります。「わたり文庫」として次の循環へ。

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人生は続く。

〒680-0833
鳥取市末広温泉町154
Book Cafe ホンバコ
店長 岡田良寛 YoshihiroOkada
TEL 09037456981 LINE ryokan1123
MAIL ryokan1123@gmail.com
 
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りょうかん

りょうかん

オーナー経営者Book Cafe ホンバコ
1990年生まれ、鳥取育ち。 「Book Cafe ホンバコ」のオーナー経営者。 プロフィールをより詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。  個人株「VALU」もやってます→【りょうかんのVALU

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Posted by りょうかん