2014.09.27 終戦を宣言

2017年5月27日旅の記録

どうも、りょうかんです。

山川港で朝を迎えました。前回のブログで書いたように、シップハイクのラストチャレンジです。

寝たのが大体1時ぐらい。寒さで何度か目を覚ませたものの、ベンチの割にはいい睡眠が取れたんじゃないかと思います。そして、日が昇って明るくなる少し前、5時50分ぐらいに目を覚まし、辺りを散策しました。堤防にはすでに近所のお年寄りが釣りを始めていました。(昨晩、21時頃まで釣りをしていた方も……) 漁船はまだ1隻も出た様子はなく、逆に漁に行く気配が感じられませんでした。

IMAG0686

とりあえず、港をウロウロし、人が来るのを待ちました。6時半頃になってようやく船に乗り込む人たちを発見。恐る恐る近づいて声をかけました。

 良寛「おはようございます。今から漁に出るんですか?」

 漁師「そうだよ」

 良寛「どの辺りまで船を出されるんですか?」

 漁師「根占との間ぐらいかな〜」

 良寛「そうなると、あんまり湾を出て東シナ海の方には行かないんですか?」

 漁師「そんな遠くまでは行かんよ!時間もかかるし」

 良寛「そうなんですね……かくかくしかじか」

 漁師「島の方まで漁に出る人はほとんどおらんだろう。それに、今日は漁協が休みだから漁に出る人は少ないんじゃないかな〜」

 良寛「……」

 

はい、終了のお知らせが鳴りました。

 

その後、合計5隻ほど出航する船の方に声をかけてみましたが、ほとんど同じような返答でした。(ちなみに、この時期は鯛が釣れるそうで、先週釣った5kgの鯛の写真を自慢げに見せてくださった方もいました)

これ以上、交渉の余地はありません。昨日宣言した通り、これをもってシップハイクを断念することに決めました。

 ※5台の船が出航したあとの山川港

IMAG0688

悔しい気持ちがないと言ったら嘘になります。でも、大事なのはチャレンジしたことです。今回この方法では上手くいかないことがわかっただけでも大きな収穫だったと思っています。これ以上、気力とモチベーションを保てないのに、それでも続けるのは時間とお金の無駄ですしね。

でも、これでシップハイクは絶対に無理だという結論を出すわけではありません。(負け惜しみではなく)

時間をかけて漁師さんと仲良くなれればプライベートな漁のついでに島まで送ってくれるかもしれないという可能性は少なからずあると感じましたし、島から鹿児島の魚市場に魚を卸しに来る船に交渉すれば成功する確率は高いんじゃないかとも感じています。もし、また気力とモチベーションが戻り、再チャレンジすることがあれば、これらの方法を試してみるところから始めるでしょう。

 

ただ、今回のチャレンジはここまでです。

気を取り直して、考えていたプランBに移行することにしました。

 

そんなわけでプランBの場所に向けて、ヒッチハイクを再開しました。

まずは、山川港から鹿児島市内まで戻ることを試みました。山川港前で「鹿児島方面」と書いて立っていると1分後に1台の車が停まり、地元の30代のおじさんが乗せてくれました。当初は指宿の少し先辺りまでという話でしたが、指宿で温泉に入ってないという話をしたところ、せめて足湯だけでも入りなさいと指宿駅前の足湯に降ろされました。せっかくなので、足だけ気持ちよく温泉に入らせてもらいました。隣に座ったおじいちゃんの話に30分以上付き合わされたのは、旅のご愛嬌。

それから少し移動するとコインランドリーがあったので、この旅で初めての洗濯をしました。回してる間に、近くのコンビニで朝ご飯を買って食べました。この時、すでに10時過ぎ。半分、昼ご飯。

洗濯が終わって、再スタートした後が地獄でした。指宿の中心部は、ヒッチハイクが出来そうなポイントが全くなかったんです。測道のない道が永遠と続く感じ。停めようにも、停める場所がずーーっとない道路だったんです。結局、5kmほど、ずっとボードを掲げながら後ろ向きで歩いてました。唯一の安らぎは、指宿の子ども達が元気な挨拶をしてくれること。あのハツラツとした声に元気をもらいました。

そんな調子で疲れ切っていた時に、ようやく白ナンバーのトラックが停まってくれました。久しぶりに苦労の末の乗車で、安堵の声を出してしまいました。

そのトラックで姶良の手前まで送ってもらったのですが、途中で桜島の噴火が見えました。しかもかなり大きめの。運転手さんと「大きいね〜」なんて話してると、火山灰が鹿児島市内の方に流れていきました。今日の風向きが、その方向だったようです。

「これはヤバいかもね〜」なんて話していたら、本当に火山灰の中に突っ込んで行く羽目になりました。突入前がこんな感じ。暗い影の塊が見えるでしょうか。

IMAG0694

中に突入したら、こんな感じです。

IMAG0696

途中で少しですが雨も降り、フロントガラスは一瞬にして超汚くなりました。鹿児島の人はこれが日常茶飯事で慣れっこというから驚きです。正直、いいなと思っていた鹿児島が、この火山灰により絶対に住みたくないまで評価が下がってしまいました。

そんな火山灰の恐怖を乗り越え、姶良の手前から乗せてくれたのが霧島の美容室に行く途中のお兄さん。弟の友達がヒッチハイクをしていたこともあり、見かけたら絶対に乗せようと思っていたみたいで、わざわざ引き返して来てくれたらしいです。感謝感激雨嵐。

霧島のちょっと大きなショッピングモール的な所で降ろしてもらい、次のヒッチハイクポイントへ。

なぜか片側一車線の道が超渋滞していたため、その横をPennyでひゅひゅいのヒュー! いい感じのヒッチハイクポイントで立つこと1分。健康体操を習いに行く途中の30代の男性が乗せてくれました。場所は霧島と都城のちょうど間ぐらい。そこに向かう途中、急に雨が降ってきました。午前中は私の皮膚を真っ黒にするぐらいに晴れていたにも関わらず、ここにきて超最悪なコンディションです。

コンビニの前で小雨の降る中、立つこと5分。コンビニの駐車場から声が。若い男性が私を呼んでいました。運転席に座るお母さんらしき人も出て来て、都城まで乗せてもらえることに。ちょうど霧島市の国分の辺りに用事があって、その帰りだったらしいです。いろいろ話をしているうちに、都城の家の前で息子さんだけ降ろして、お母さんが宮崎市内まで送ってくださることになりました。方向音痴であまり道がわからない中、わざわざ送ってくださって、本当に感謝です。(代行でバイトをしていた時の数々の失敗談、楽しかったです)

そんなわけで、19時前に宮崎駅に到着。待ち合わせ時刻が22時過ぎだったため、宮崎駅内で暇つぶしをしてました。コンビニで立ち読みをし、うどんを食べ、けん玉の練習に精を出す。昨晩が野宿だったため、スマホの充電が切れそうなので、スマホを使わない暇つぶしばかりをしてました。駅の中で必死にけん玉をする謎の少年は、さぞかし不審者だったかと思われますが、人の目を気にしてはいられませんので。

 

という流れで、今夜は熱海時代のインターン同期の実家にお泊まりしてます。

私はどこに向かっているのでしょう?プランBとは何でしょう?

今回はそれを明かさずに、旅を続けたいと思います。明日はどこまで行けるかな?

 

では、また!

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

2017年5月27日旅の記録

Posted by りょうかん