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空き店舗と化した「スナック跡地」をコワーキングスペースに活用するというアイデアを精査する。

どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

先日、noteで書いた空き家活用とかリノベーションとか、もう全く興味がない。という記事がプチバズをしました。

空き家活用に興味はないと言いつつも、事業を作ることには興味ビンビンなので事業プランの相談に乗る機会も多いです。

今回は、相談された案件のひとつ「スナック跡地をコワーキングスペースに転用する」というアイデアについて、良い点・悪い点を整理してみたいと思います。

このアイデアですが、地元鳥取で事業化しようと模索したアイデアでもあったので、これから「スナック跡地」を活用したいと考えている方の参考になれば嬉しいです。

スナックの現状について

ローカルな分野で活動している方なら肌感覚で理解していただけると思いますが、全国的にスナック廃業の勢いは凄まじいものがあります。繁華街と呼ばれるエリアでは空き店舗の半数以上がスナック跡地だったり…。

少し古いデータ(2008年)ですが、統計的にもかなりの勢いで事業所数が減っていることがわかります。

スナックはブームになっている!?

その一方で、一部界隈でスナック(スナック跡地)がブームになっている現象も起きています。若い世代にとっては昭和臭の漂う文化に新鮮味を感じているのかもしれません。

 

スナック跡地をコワーキングスペースにする良さ

そんな現状を踏まえて、スナックの跡地を「コワーキングスペース」として利活用していくアイデアについて考えてみます。

実際に事業化する上でのメリットを3つほど挙げてみます

① 外部の騒音が聞こえにくい

スナックのある繁華街というのは、日中はあまり人が多くないエリアであることが多いです。なので、コワーキング利用のメインの時間帯の騒音はほぼありません。

加えて、元々がカラオケをするスペースとして利用されていたので、建物(部屋)の防音対策もしっかり施してあることが多い。つまり、外部の音はほとんど遮断される環境にあるわけです。

集中したい人が利用するコワーキングスペースには、この静かな環境は大きなメリットになるなと感じました。

② 程よいキッチン設備がある

コワーキングスペースに必須というわけではないですが、あると嬉しいのが「共有キッチン」だったりします。

ただ、一般的なコワーキングスペースをやろうとする物件だと厨房設備を新設するのはコスト面で厳しかったりもする。

その中で大きな追加投資することなく程よいキッチン設備が使えるのは、良きポイントだと感じます。

③ 家賃が周囲の相場より安め

そして、先述のように新たな世代が目覚め始めているとは言え、新規でスナックを開業する例はそこまで多くありません。なので、物件の持ち主(家主)も「安くてもいいから使ってほしい」という想いを抱き始めています。

もちろん昔のままの強気な家賃相場を提示してくる方もいますが、地方だと周囲の相場より安い家賃で借りられることが多く、(利益に与える賃料のインパクトが大きいビジネスモデルにおいては特に)大きなメリットになると思います。

りょうかん
りょうかん
繁華街で立地的にも便利な場所にあるのに安い賃料で借りられるのはデカイよね!

 

事業化に向けての大きな弊害

ただ、一方で事業化を見据えたときに大きな弊害もあると感じました。一例を紹介しておきます。

① 窓がなくて日光が入らない

最も大きな弊害は「窓がないこと」にあると感じました。夜の営業を想定して作られているので、採光についての考慮がほとんどないんですよね。

使っているとわかるんですが、利用者目線でも従業員目線でも、日光の入らない環境に長時間いると徐々に精神的にバランスが崩れていきます。(実体験)

② エリアイメージが良くない

あと、スナックのあるエリアに対するイメージがあまり良くないパターンもあります

普通の人は夜に来ることが多いので、「騒がしい」「物騒」「怖い」という先入観を取り払う必要があるのは、事業をスタートする上での大きな弊害になり得るなと感じました。

③ 新規利用者を増やしにくい

そして、日中の人通りが少ない&外から中が見えない、というのは新規利用者を増やしにくい環境でもあるなと。

もちろんWEB発信で一定レベルまでは認知度を高めることは出来ますが、「一度足を運んでもらう(利用してもらう)ハードル」が越えやすいかどうかは、事業の成功に大きな影響を与えるんですよね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

結論としての良し悪しは書かないでおきます。メリットとデメリット、天秤にかけてどうなのかというのは、ケースバイケースのことも多いですからね。

スナックの跡地の活用プランについて考えている人の参考になれば嬉しいです。

 

また、事業アイデアの発想の幅を広げたい人は「ビジネスリノベーションの教科書──最小のリスクで最大の効果を上げるヒケツ」を読んでみてください。

こんな切り口もあるのか!と、これまでと異なるアイデアが湧き出てくるはずです!

 

スナック跡地をコワーキングスペースにするメリット

① 外部の騒音が聞こえにくい
② 程よいキッチン設備がある
③ 家賃が周囲の相場より安め

 

スナック跡地をコワーキングスペースにするデメリット

① 窓がなくて日光が入らない
② エリアイメージが良くない
③ 新規利用者を増やしにくい

 

では、また!

ABOUT ME
りょうかん
りょうかん
1990.11.23、鳥取生まれ。 NPO法人atamistaゲストハウスあなごのねどこホンバコ(オーナー)を経て、今。 全国を巡りながらブログで生活中。 / 仕事の依頼は【料金表】を参照ください / ✍noteも書いてます / 支援大歓迎