どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
藤野英人さんの「投資家みたいに生きろ」を読みました。
この本では、将来のお金に不安のある時代を生きるサラリーマンに向けて、『投資家みたいに生きる』ために必要な投資家的な「思考」と「習慣」を伝授してくれています。(投資家になる方法ではない)
✅ 将来のお金の不安を減らしたい
✅ 副業をする上での指針がほしい
✅ 投資とお金の知識を増やしたい
という人にとって、入門的教科書としてピッタリな一冊です。
✔︎ 「投資家みたいに生きろ」の概要を解説
✔︎ 投資家みたいに生きる具体的な方法を一部紹介
✔︎ 本書を読んだ個人的な感想
藤野英人さんの「投資家みたいに生きろ」ってどんな本?【概要】
「投資家みたいに生きろ」は、2019年9月12日に発売された書籍です。
全288ページの本なので、集中して読めば【約3.5時間】ほどで読み終えることができます。
ザックリと内容を紹介すると、
・サラリーマン気質から脱して生きるための方法が書かれてる
・投資家的マインドになるための必要な要素が解説されている
・自己投資をして「習慣」を変えていく方法も紹介されている
という感じかなと。副業の解禁された今の社会で必要な考え方が載っています。
著者の「藤野英人さん」ってどんな人?
著者の「藤野英人さん」のプロフィールも紹介しておきます。
藤野英人(ふじのひでと)
・1966年生まれ 富山県出身
・投資家、ファンドマネージャー
・レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役&最高投資責任者(CIO)
・一般社団法人投資信託協会 理事
・早稲田大学法学部 卒業
・国内の外資大手投資運用会社でファンドマネージャーを歴任後に創業
・主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ」シリーズを運用
過去には、ベストセラーになった「ヤンキーの虎」や「投資家が「お金」よりも大切にしていること」なども出版している『投資とお金のプロ』です。
「投資家みたいに生きろ」の目次は?
「投資家みたいに生きろ」の目次は下記の通りです。
はじめに 〜 将来の不安を打ち破る人生戦略
プロローグ 「リスクと向き合う」ということ
思考1 「投資家の考え方」を授けよう
思考2 それでもあなたを「動かさないもの」の正体
習慣1 今日の「過ごし方」が未来へとつながる
習慣2 長い人生で「必要な資産」を増やす
エピローグ 「お金の投資」をはじめてみよう
おわりに 〜 サラリーマンの「虎」になれ
「投資家みたいに生きろ」ってどういうこと?【具体的な内容を紹介】
「投資家みたいに生きろ」で解説されている具体的な内容を抜粋して紹介していきます。
そもそも投資とは??
この記事を読んでいる人の中にも、「投資」を聞くと「=お金」と連想してしまう人がたくさんいると思います。
が、著者の藤野さんの言うところでは、『投資の概念というのはもっと広く深く大きな力を持っている』とのこと。
そして、【投資】という言葉を下記のように定義しています。
投資とは
今この瞬間に「エネルギー」を投入して
「未来からのお返し」をいただく行為
この概念のアップデートができるかどうかが、令和の時代を生き抜いていけるかの分岐になると強く主張されていました。
投資に必要な「エネルギー」とは??
では、上記の「投資の定義」におけるエネルギーって何を指すのでしょうか。
「投資家みたいに生きろ」においては、下記の5つの要素の掛け合わせとして定義されています。
投資における「エネルギー」の5要素
① 主体性(やりたいこと)
② 時間(平等に与えられたもの)
③ お金(過去&未来の缶詰)
④ 決断(成功体験の積み重ね)
⑤ 運(謙虚な気持ち)
各要素の詳しい説明はぜひ本書を読んでみてほしいですが、この5つの要素を総動員することで投資のエネルギーが大きくなり、未来からのお返しも最大化される、ということだけは覚えておくといいかなと。
未来からの届く「お返し」の中身とは??
一方で、上記のようなエネルギーを投入しても、得られる「未来からのお返し」の中身がわからないとモチベーションが湧きませんよね?
本書では、「未来からのお返し」を下記の3つの項目で説明しています。
未来からのお返し
❶ 目に見える資産(お金, プロダクト, etc)
❷ 目に見えない資産(スキル, 健康, 人間関係, etc)
❸ 明るい未来(利他の気持ち)
「❸ 明るい未来」という項目が意外かもしれませんが、世の中全体が明るくなる=世の中を良くすることは、長い目で見ると自分自身の人生もより良いものになる、というイメージです。
日本人に刷り込まれている3つのバイアス
ちなみに、日本人は「お金」「投資」に対して様々な思い込みをしていると言います。
特に強い思い込み(バイアス)が下記の3点です。
日本人に多い3大バイアス
1.リスクはゼロになる
2.貯金は善、借金は悪
3.給料は我慢料である
この3つの項目に対する思い込みを認識し、思考のクセを解除するところから、「投資家みたいな生き方」は始まります。
これらの考え方を踏まえた「投資家みたいな習慣」や「具体的な投資方法」などは、ぜひ「投資家みたいに生きろ」を読んでみてください!
「投資家みたいに生きろ」を読んだ感想【書評まとめ】
この記事では、「【書評】藤野英人さんの「投資家みたいに生きろ」には全副業時代の社会を乗りこなす方法が書かれてる【サラリーマン向け】」について書いてきました。
正直、僕のようなフリーランス(個人事業主)という働き方をしている人にとっても参考になる部分がたくさんありました。
が、ぶっちゃけ、副業などの新しい働き方を模索しなければならないサラリーマンの方々こそ読む価値のある書籍かなと!
本書で繰り返し伝えられているメッセージ『一発逆転を狙うのではなく長く地道に続けることが大事』を胸に秘めながら、これからの全副業時代を乗りこなしていきましょう!
✔︎ サラリーマン気質を脱する方法が書かれている
✔︎ 投資家マインドに必要な要素が解説されている
✔︎ 自己投資をして習慣を変えるコツも載っている
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!