どうも、スケボー通勤歴6年の りょうかん(@ryokan_1123)です。
これまで「Penny Skateboard(ペニースケートボード)」を利用してきたんですが、2020年になって新しいクルージングボードを手に入れました!!
新たに使い始めたのは「Elos(イロス)」というコンパクトスケートボード。
持ち運びしやすく日常に馴染みやすいデザインを採用していることで、徐々に人気に火が着き始めているミニクルーザーのひとつです。
電車やバスなどの公共交通機関での移動を躊躇してしまう時代だからこそ、移動手段に「スケボー」を選びたいと思っている人もたくさんいるはず…!!
これまでスケボーを練習したことのない人にもオススメできるボードなので、当記事では「持ち運びやすい小型スケボー「Elos(イロス)」を徹底レビュー」をお届けします。
アメリカ西海岸発祥のスケボー「Elos Skateboard」
「Elos Skateboard(イロススケートボード)」は、カリフォルニア・台湾・ニューヨークを拠点に活動するメンバーによって生まれた、スケボー文化の根付くアメリカ西海岸カルフォルニア発祥の「生活密着型の街乗り用のミニクルーザー」です。
2018年に開発が開始され、2019年の年末に実施されたクラウドファンディングでは、目標額の1979%(!!)を達成して話題になりました。
初心者でも乗りやすい人間工学に基づくデザイン
形状を見てもらったら全員が納得してもらえると思うんですが、これまでのスケートボードとは一線を描くような形になっています。
「Elos(イロス)」の仕様をまとめておくと、
本体サイズ:L46 x W25.4 x H12.5cm
素材:7層ハードロックメイプル
ウィール:72mm(高反発ポリウレタン)
総重量:1.85kg
最大荷重:90kg
という感じ。
服を傷つけにくい特殊コーティング加工されたデッキ
足を乗せるデッキ部分には「ハードロックのメイプルウッド」が使われており、乗ると全体がたわむ Penny と比較すると、非常に安定して乗りやすくなっている印象です。
また、デッキの表面には、衣服や靴を傷つけにくい特殊なタッチセーフコーティングがされており、日常の中でも安心して利用することができます。
レースカーに触発された大きな高反発ウレタンウィール
普通のスケートボードとの大きな違いは、太めのウィール(タイヤ部分)です。72mmの太さがあるからこそ、街中でも真っ直ぐに安定して進むことができます。
調べていて驚いたのは、このウィールは「レースカー」にインスパイアされて開発されたのだとか…!!
「Elos Skateboard (イロス)」の長所【レビュー】
「Elos Skateboard(イロススケートボード)」を実際に利用していて感じる長所として、下記の5点を挙げておきます。
① 世界最軽量級で持ち運びしやすいデザイン
② クルージング専用だから静かで走りやすい
③ 棚などに引っ掛けてインテリア的に使える
④ 6種類のカラーバリエーションから選べる
⑤ 突然の降雨でも公共交通機関に持ち込める
それぞれ少し詳しく説明していきます
① 世界最軽量級で持ち運びしやすいデザイン
「Elos(イロス)」を使い始めて強く感じたのは、その軽量さです。
これまで使ってきた「Penny(1.9kg)」と比較しても少しだけ軽く、街乗り用ミニクルーザーとして最軽量の【1.85kg】を実現しています。
これはおおよそ MacBook Pro 15インチ の重量とほぼ同じぐらい。リュックの後ろに挟んで持ち運べばパソコンを入れて持ち歩くのと何ら変わりません。
② クルージング専用だから静かで走りやすい
また、街乗り用のミニクルーザーの特徴でもありますが、滑らかで静かに乗りこなすことができます。(ぜひ動画を視聴ください)
このスムーズさを実現しているのは、72mmの高反発ポリウレタン製ウィールです。
太いウィール(タイヤ)が真っ直ぐ進む推進力を産んでくれて、サスペンション機能付きトラックが地面の衝撃を吸収してくれるので、凹凸のある道でも小さな力で滑らかな走行性を実現できているというわけ。
③ 棚などに引っ掛けてインテリア的に使える
「Elos(イロス)」を利用していて最大の違いだと感じたのは【インテリア性】です。
米国・中国・台湾で特許取得済みの「テーブルドック」が搭載されており、上の写真のようにテーブルや棚に引っ掛けておくことができます。
このような機能を有するスケートボードはこれまでなかったと思うので、よりファッション的なニーズも満たしてくれる気がします。
④ 6種類のカラーバリエーションから選べる
上記の【インテリア性】と被りますが、「Elos(イロス)」は6種類のカラーバリエーションが提供されています。どのカラーを選ぶのかにも個性が出てきそうだなと。
レッドやブルーの色彩豊かなカラーを選ぶと街中で使っているときには映える気がします。部屋に飾るならクリアメープルがシンプルで良いかも?
⑤ 突然の降雨でも公共交通機関に持ち込める
最後に紹介するのは、突然の降雨の際にも公共交通機関に持ち込んでしまえるという点。
つまり、小型で持ち運びができるサイズ感だからこそ、移動の利便性が自分で乗る以外の面でも出てくるということです。
自転車通勤をしている人も多いと思いますが、この点だけは他に真似できないので、移動手段としての汎用性の高さも強調しておきます…!!
「Elos Skateboard (イロス)」の短所【レビュー】
良い部分だけでなく、悪い部分も記載しておきます。
初心者には手を出しにくい高額価格(最低2万円超)
やはり最大のネックは「値段」かなと。
執筆時点では定価2万2000円(税別)という価格になっていて、初心者が手を出すには躊躇してしまうかなと感じます。
Pennyでも「1万円〜1万5000円」ぐらいが相場にも関わらず高いという評判が溢れているので、一般的なスケボーと比較しても高く感じてしまうのだろうなと。
初めてなら安価なミニクルーザーで試してみるのも有りかも!?
いきなり2万円以上の金額は出せないという人は、Penny模倣品の安いミニクルーザーで始めてみるのはいかがでしょう??
Amazonで調べると、2,000〜3,000円台で販売されている商品があります。耐久性などには難ありのようですが、初心者が手を出しやすい商品だと思うので、お試し品としては有りかなと思います。
初心者向けコンパクトボード「Elos Skateboard」
というわけで、2020年から新たに手に入れた軽量でスマートな「Elos Skateboard (イロス スケートボード)」を紹介してきました。
これまで業界を席巻してきたミニクルーザー「Penny (ペニースケートボード)」は、正直かなり乗りこなすまでに時間が必要なのも事実・・・。
一方で、「Elos」は初心者でも簡単にバランスを取れるので、これからスケボー通勤を初めてみたい人には心の底からオススメしたい移動手段です。
もちろん、ブレーキがないため危険な走行は絶対にしないでほしいですが、安全面には細心の注意を払いつつ、心地よいスケボー移動ライフを過ごしてみてもらえたら嬉しいです。
「Elos(イロス)」と合わせて購入しておきたいアイテム
最後に、「Elos Skateboard (イロス)」を所有するなら合わせて購入しておきたいアイテムを紹介して終わります。
・あらゆる整備に必要な「万能スケートボードツール」
・ベアリングオイル付きの「ベアリングセット」
・ベアリングの定期的なメンテナンスの「NINJAオイル」
・安心安全のためのElosライダー向け「手首用プロテクター 」
参考にしてみてください。
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!