どうも、寝る前の読書にハマっているりょうかん(@ryokan_1123)です。
好きな本を読みながら気づけば寝落ちしていた…、なんて経験がある人も多いんじゃないでしょうか。
不思議と読書しながら寝てしまった翌朝は気持ちいい目覚めだったりしませんか?
そんな「読書しながらの寝落ち」を至極の環境で味わうことのできる場所があると聞いたので、足を運んでみました!
泊まれる本屋として有名な「BOOK AND BED TOKYO」です。
今回は池袋本店に宿泊してきたので、レビューを書き残しておきます!
「BOOK AND BED」とは?
2015年11月に東京・池袋にオープンした「BOOK AND BED」は、【泊まれる本屋】という尖ったコンセプトで一躍注目を集めるスポットとなりました。
その後は、東京・浅草だけでなく京都や福岡など、全国に店舗が増えてきています。
内装のデザインは世界的な建築設計事務所「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が、本の選書は渋谷の書店「SHIBUYA PUBLISHING&BOOKSELLERS」が担当されたようです。
”本屋”とは名乗っていますが、書籍の購入はできません。
池袋駅C8出口から30秒!
今回訪れた池袋本店は、池袋駅のC8出口から徒歩30秒の好立地にあります。
この日はあいにくの雨だったのですが、出口から本当にすぐだったので傘を差すことなくたどり着くことができました!
店舗はルミエールビルの7階&8階部分にあります。看板も出ているので迷うことはないでしょう。
フロント(受付)は8階にあるので、奥のエレベーターで向かいましょう。
インスタ映えする内装!
フロントで受付を済ませて中に入ると、おしゃれな内装にビックリしてしまいました!
本棚だけでなく、天井から吊るされた本の数々。インスタ映えする写真が取れそうなポイントがたくさんあるので、スマホが手から離せなくなりそうです。
雰囲気に慣れたら、スマホを置いて読書に集中しましょう。せっかくの機会がもったいないですよ!
ベッドは2タイプ
ホステル内のベッドは「BOOKSHELF」と「BUNK」の2つのタイプが用意されています。
本に囲まれて寝る体験をしたい人には本棚の中で眠れる「BOOKSHELF」を選ぶと良さそうです。
BOOKSHELF:本棚の中で眠れる(音は気になる)
BUNK:より快適な環境で眠れる(タコツボ型ベッド)
水回りも綺麗!
宿泊施設として気になる水回り(トイレ・シャワー・洗面)も綺麗に完備されています。
フロントでタオルもレンタル(有料)できるので、手ぶらで来てもさっぱり宿泊可能です。
設備も充実!レンジ・トースター・Wi-Fi・コンセント
ベッドや共有スペースにはコンセントが十分に備わっていますし、当然フリーWi-Fiも飛んでます。
電子レンジやトースターなども完備されているので、自由に食べ物を持ち込んで食べることができます!
快適なソファーエリア!
本を読むときに重要なのが座席。ここでは座るだけでなく寝転がるにも十分な幅のソファーが充実しており、自由なスタイルで読書に没頭することができます。
知らない人の横で仰向けになって本を読むのは多少恥じらいもありますが、慣れてくると友達の家に来たような感覚になってきます。
自分の好みのスペースを見つけよう!
僕が気に入ったポイントは、7階エリアの窓際端のスペース!
大きな窓から入る光が心地よく何時間でもここに居たい気分になりました。窓から見下ろせる街の様子も、別世界にいるような感覚にさせてくれて最高でした!
漫画「PLUTO(プルートウ)」が全巻揃ってる!
今回の宿泊中、僕が読みふけってしまったのが、漫画「PLUTO(プルートウ)」です。
浦沢直樹さんによる「鉄腕アトム」のスピンオフ漫画なんですが、『ロボットに心は宿るのか?』というテーマが味わい深く、気づけば最終巻まで読んでしまっていました。
2003年から2009年に連載されていた古い作品ですが、テクノロジーが発達した今の時代だからこそ一読の価値がある気がします。
泊まらず利用も可能!
宿泊せずに利用できる「デイタイム」の制度も用意されています!
空き状況はツイッターで随時更新されているので、訪れる前にチェックしておきましょう。 >> 池袋店利用状況
☑︎ ソファプラン(13:00~20:00)
→ 1時間ごと¥540(税込)
☑︎ ベッドプラン(13:00~15:30)
→ 1時間ごと¥740(税込)
※現金不可
まとめ:「眠る」ではなく「寝落ち」に向いた宿
いかがだったでしょうか。
書籍に関わる仕事をしていたこともあり、非常に気になっていた場所でしたが、噂に違わずとても居心地の良い空間でした!
ですが、正直な感想を言うならば宿泊施設としてはイマイチかなと感じました。
ベッドは壁が薄いので隣の人の物音が気になってしまいます…。しかも、夜遅くまで起きている人が多いので、消灯時間のようなものもありません。
数あるゲストハウスのドミトリーに泊まってきましたが、「宿泊」という切り口で見ればあまりオススメ出来ないかなと。
逆に言えば、「寝落ちする」と切り口では最高の環境です! 本のある空間で寝落ちする体験をしたい人には至極の施設と断言しておきます!
非日常な空間で癒されたい人、読書に没頭して朝を迎えたい人、などはぜひチェックしてみてください!
☑︎ コンセプトは「泊まれる本屋」
☑︎ 池袋駅C8出口から徒歩30秒!
☑︎ 非日常感を味わうことができる
☑︎ 本屋だけど本の購入はできない
☑︎ 支払いはクレジットカードのみ
☑︎ 疲れて宿泊する人には向かない
☑︎ 至極の「寝落ち」を体験できる
BOOK AND BED TOKYO(池袋本店)
住所:東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7階
アクセス:池袋駅C8出口徒歩30秒
宿泊料金:(クレジットカードのみ)
「STANDARD」¥4,500〜(税抜)
「COMPACT」¥3,500〜(税抜)
チェックイン:16:00〜
チェックアウト:11:00
HP:http://bookandbedtokyo.com/
Instagram:@bookandbedtokyo
また、本好きな方は、ぜひ渋谷・道玄坂のカフェ併設書店「BOOK LAB TOKYO」もチェックしてみてください。
池袋から電車で15分。渋谷の好立地にある素敵な本屋さんで、著者の方を招いて出版記念イベントなども頻繁に開催されています。