どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
齋藤孝さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」を読みました。
この本では、人生と知性に深みをつくり出してくれる『体験としての読書』のために必要な読書術が紹介されています。
✅ 読書をする意味を知りたい
✅ より良い読書術を身に付けたい
✅ 知性に深みを出す名著を読みたい
という人におすすめな一冊です。
情報化社会と言われている現代ですが、ネットではそれほど情報を受け取れていないのが正直なところ。ぶっちゃけ「読書」をしないと知識レベルは深みに到達できません。
さらに言うならば、思考力を鍛えるために読書は有効な手段です。効果的に人生を豊かにする方法を使わないのはもったいない!
そこで、今回は「読書する人だけがたどり着ける場所」に載っていた『思考力を高める名著』の中から、特におすすめな書籍を厳選して紹介してみようかなと!
というわけで、この記事では「【書評】「読書する人だけがたどり着ける場所」にたどり着くための『思考力を高める名著』5選」について書いていきます。
✔︎ 「読書する人だけがたどり着ける場所」の概要を解説
✔︎ 思考力を高める名著を紹介
✔︎ 本書を読んだ個人的な感想
齋藤孝さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」ってどんな本?【概要】
「読書する人だけがたどり着ける場所」は、2019年1月8日に発売された書籍です。
全192ページで大体【約2時間】で読み終えることができます。
執筆時点(2019年10月)で 15.5万部 を突破しているベストセラー本です。
目次は下記の通りです。
序 章 なぜ、いま本を読むのか
第1章 読書をする人だけがたどり着ける「深さ」とは
第2章 深くなる読書 浅くなる読書 何をどう読むか
第3章 思考力を深める本の読み方
第4章 知識を深める本の読み方
第5章 人格を深める本の読み方
第6章 人生を深める本の読み方
第7章 難しい本の読み方
また、著者の齋藤孝さんは、他にも学び多き書籍を多数出版されているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
読むだけで『思考力を高められる名著』5選【紹介】
というわけで本題です。
『思考力を高められる名著』として、下記の5冊を紹介します。
① 風姿花伝/世阿弥
② この人を見よ/ニーチェ
③ 君主論/マキアヴェリ
④ 饗宴/プラトン
⑤ 五輪書/宮本武蔵
① 風姿花伝/世阿弥
日本の古典芸能のひとつである「能楽」の聖典して知られる秘伝の書です。
あの有名な「世阿弥」が『一子相伝の書』として能楽の真髄をまとめたもので、現代の仕事にも通じる『日本人の根本にある文化的な思考』に対する気づきをくれます。
30日間無料で体験できる Audible版 もあるので、聴く読書で楽しむと良いかもしれません。
② この人を見よ/ニーチェ
ドイツの哲学者・ニーチェの最後の著書で、自身で自身のことを書いたニーチェ入門書です。(この時点でかなり奇抜なことが伝わるでしょうか…w)
衝撃なのは、
・なぜ私はこんなに懸命なのか
・なぜ私はこんなに利口なのか
・なぜ私はこんなに良い本を書くのか
と、自分で書いちゃっている点。精神錯乱で倒れる1年前に書いた自伝ということもあり、めちゃくちゃ考えさせられます。(ツッコミを入れながら読むのがおすすめ!)
月額980円で電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」で無料購読できるので、ぜひ加入して読んでみてください! 30日間無料体験可能です。
③ 君主論/マキアヴェリ
現代の経営者やリーダーたちが愛読書にしている名作。
徳の高い理想の君主になるための具体的なアドバイスが書かれています。
『目的のため手段を選ばない権謀術数の書』とレッテルを貼られた作品ですが、その裏に隠されたメッセージや思想をどう解釈するのかを考えながら読むのがおすすめです!
④ 饗宴/プラトン
ソクラテスとの対話を書き残した著作の中でも、特に読みやすいと評判のプラトン哲学の真髄を表す最高傑作のひとつ。テーマは『恋愛』です。
・なぜ男は女を求め、女は男を求めるのか?
・愛の神エロスとは何なのか?
そのような問いを元に「愛の本質」を考えさせられる本で、最初に読むソクラテス本としてもおすすめかなと!
こちらも月額980円で電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」の30日間無料体験を使えば、無料で購読可能です。ぜひ!
⑤ 五輪書/宮本武蔵
剣豪・宮本武蔵が60歳のときに「二天一流の奥義」を綴った書籍。
心技体を最高レベルにするために「鍛錬」と「工夫」と「吟味」で質を高めていくことを教えてくれます。
知るための読書ではなく、読みながら鍛錬する類の書籍は珍しいと思うので、頭だけでなく身体を含めて学び多き一冊かなと!
「読書する人だけがたどり着ける場所」を読んだ感想【書評まとめ】
この記事では、「【書評】「読書する人だけがたどり着ける場所」にたどり着くための『思考力を高める名著』5選」について書いてきました。
タイトルを見たときには「読書することの良さを解説してる本なのかな〜」と思って読み始めたんですが、正直に言うと期待外れです。
どちらかと言えば、「どんな風に本を読めばいいのか」という HOW にフォーカスした内容でした。
ただ、各章で紹介されている「おすすめの名著」は最高です。特に『思考力を深める名著』は味わい深いものが多かったので、その中から5作品を厳選して紹介しています。
思考力を深める名著5選
① 風姿花伝/世阿弥
② この人を見よ/ニーチェ
③ 君主論/マキアヴェリ
④ 饗宴/プラトン
⑤ 五輪書/宮本武蔵
ぜひこの機会に読書の良さを再認識してみてください!
✔︎ 読書で人生が変わる理由が書かれている
✔︎ どんな風に本を読めばいいのかがわかる
✔︎ 各章のおすすめ名著が秀逸で参考になる
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!