どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
人生で1,000冊以上の漫画を読んできました。(たぶん)
普段使っているiPhoneには漫画アプリが計6個も入ってるぐらい、人の何倍も「漫画を読むこと」に時間を使ってきた自負があります。
そんな僕が先日、このようなツイートをしました。
先日話題になったので、僕の「歴代読んだ漫画ベスト3」を発表しておきます。
① BLUE GIANT|石塚真一
→ https://t.co/0Q2bVWSSJZ
② ANGEL VOICE(35巻)|古谷野孝雄
→ https://t.co/KJ0UPmIUjv
③ 宇宙兄弟|小山宙哉
→ https://t.co/1AZeauHRCvガチ中のガチで全力オススメできる作品です! pic.twitter.com/3WQd8vgYHQ
— りょうかん (@ryokan_1123) June 10, 2019
先日話題になったので、僕の「歴代読んだ漫画ベスト3」を発表しておきます。
① BLUE GIANT|石塚真一
→ https://amzn.to/2X0oOgI
② ANGEL VOICE(35巻)|古谷野孝雄
→ https://amzn.to/2WZHU6N
③ 宇宙兄弟|小山宙哉
→ https://amzn.to/2X0yt72
ガチ中のガチで全力オススメできる作品です!
このツイートで挙げた3作品は、マジで命を懸けてもいいレベルでオススメしたい名作です!
というわけで、この記事では【僕が心の底からオススメしたい名作漫画3選】を全力の愛を持って紹介していきます。
心の底からオススメしたい漫画3選!
ツイートにも書きましたが、僕が心の底からオススメする名作漫画はズバリこの3作品です!
① BLUE GIANT|石塚真一
② ANGEL VOICE(35巻)|古谷野孝雄
③ 宇宙兄弟|小山宙哉
第1位:BLUE GIANT|石塚真一
りょうかんの選ぶ名作漫画で【殿堂入り】の称号を上がられる唯一の作品。
数々の(個人的な)ランキングで1位を独占している名作中の名作漫画です。
・青春を感じさせてくれる漫画 第1位
・自分の子どもに読ませたい漫画 第1位
・全ての図書館に寄贈したい漫画 第1位
・彼女から読んでいたら嬉しい漫画 第1位
・高校生の教科書に載せてほしい漫画 第1位
・読んでないと人生半分損してる漫画 第1位
・漫画喫茶に置いてないとブチギレ案件漫画 第1位
・…etc
ざっと概要を説明すると『ジャズをこよなく愛する主人公(高校生)の宮本大くんが、愚直にサックスを練習し続けてすごいところまで行っちゃう漫画』だと思ってください。
晴れの日も、雪の日も、嬉しい日も、落ち込んだ日も、毎日毎日全力でサックスを吹いてジャズをやる。その愚直さに胸がアツくなり、思わず読んでるこっちまで体がアツくなる。そんな漫画です。
この魅力を伝えようとブログを書こうとしたことが何度もありますが、その度に「この素晴らしさを伝える言葉を持ち合わせない・・・」と途中で書くのをやめてます。そのくらい凄い作品なので、騙されたと思って一度読んでみてほしいです…!!
ここで紹介を終えるのもシャクなので、中でも僕が「これだけを知ってくれ!!」と思うポイントを3つほど書いておきます。
✔︎ ジャズ漫画だけど『ジャズ』のことなんて知らなくてもOK!
むしろジャズに対する先入観のない方がスッと読めるはずです。変に「ジャズ漫画でしょ…??」と斜に構えてしまうのは絶対に勿体無い!ただの胸がアツくなる青春漫画だと思って一度読んでみましょう。
✔︎ たまに描かれる「台詞ゼロ」の回がヤバい!
台詞のない漫画が成立するのかと不思議に思うかもしれませんが、なぜか演奏や会話が聞こえてくるんです・・。僕は6巻あたりまで台詞のない回があることに気づかなかったぐらい、違和感なく描かれています。これは体感してほしい…!!
✔︎ 最終巻での衝撃的な展開に思わず言葉を失う!
ネタバレになってしまうのであまり言いたくないですが、日本編ラストの10巻でガチクソ衝撃的な展開が訪れます。初見のとき、あまりの衝撃的な見開き絵を見た瞬間に思わ本を閉じて30秒ぐらいフリーズしてしまったぐらい、マジでエゲツない展開です。そして、そのあとの演奏シーンが「台詞ゼロ」の回。ここは涙無しに読めないっす…。
伝わるかな〜、伝わってほしいな〜・・・
ブログで月50万円以上稼げるようになったら、置ける場所すべてに寄贈したい!!
第2位:ANGEL VOICE(35巻)|古谷野孝雄
あまりメジャーな漫画ではないですが、2007年から約7年間「週刊少年チャンピオン」で連載されていたサッカー漫画。
一言で言うならば『サッカー版のROOKIES(ルーキーズ)』で、不良高校のサッカー部が全国を目指す物語です。
その【35巻】がマジで泣けるんです!!
全40巻の作品ですが、ぶっちゃけ35巻だけが超好きで何度も読み返しては泣いてます。
35巻の途中までのストーリーの概要をお伝えしておくと、下記のような展開になってます。
✔︎ 不良の巣窟だった市蘭サッカー部は、女子マネージャー「高畑麻衣」の天使の歌声を中心に結束して、全国高校サッカー選手権大会の千葉県予選決勝に駒を進める。
✔︎ 対戦相手は、昨年の同大会で「1-9」の大敗を喫した絶対王者の船和学院。前半開始早々に攻勢に出るものの、前半24分に先制ゴールを決められる。
✔︎ その先制ゴールを決められた瞬間、脳腫瘍で入院していたマネージャーの高畑麻衣が、母親の「市蘭が優勝したよ」の言葉を聞きながら息を引き取ってしまう。
この訃報を前半終了後のロッカールームで聞く部員たち。
このあとのシーンでガチ号泣させられるんですが、詳しくは「【伏線回収】初めて読んでも感動で震える!「ANGEL VOICE」35巻がサッカー漫画なのに号泣させられる。」にまとめているのでぜひ読んでみてください。
で、ただ「泣ける」だけでランクインしたわけじゃないんですよ。
その訃報を聞いたあと、ハーフタイム明けでピッチに選手が出てくるときの見開き1ページ。それが上記で載せた画像のページなんですが・・・
これ、実は「1巻目の表紙」と同じ絵なんです!!!(最初気づいたときには鳥肌が立ちました…)
1巻目が発売されたのは2007年9月で、第35巻が発売されたのが2013年12月。
『約6年半』に及ぶ壮大な伏線が回収された瞬間でございます。
普通にすごくない? 死ぬほど感動したんだけど、マジですごくない??
物語の一番の盛り上がりのシーンと1巻目の表紙を同じにするなんて、そんな華麗なる伏線回収をした作品を僕は他に知りません。
③ 宇宙兄弟|小山宙哉
映画化もされたので、知っている人も多いかもしれません。
小さい頃から宇宙飛行士になることを夢見ていた南波兄弟が、実際に宇宙飛行士になり月に向かう壮大なストーリー漫画です。
僕が「宇宙兄弟」を好きな理由は、下記の2点。
1.とにかく後世に残る名言が多い
2.発想の枠をはみ出させてくれる
それぞれちょっと詳しく書かせてください。
1.とにかく後世に残る名言が多い
心震えるシーン、涙腺の緩むシーン、胸がアツくなるシーン。
宇宙兄弟には大小様々な感動的なシーンもあるんですが、それよりも『小さな名言』の豊富さにいつもシビれさせてもらってる印象が強いです。
全部を紹介しきれないですが、僕のメモ帳に残る名言をいくつか載せておきます。
宇宙行くの夢なんだろ 諦めんなよ
もし諦め切れるんなら
そんなもん夢じゃねぇ
by 南波日々人
迷ったときね 「どっちが正しいか」なんて考えちゃダメよ
日が暮れちゃうわ
頭で考えなきゃいいのよ 答えはもっと下
あなたのことならあなたの胸が知ってるもんよ
「どっちが楽しいか」で決めなさい
by シャロン
私が夢だった天文学者になれたのはきっと
若き日のドキドキを信じたからです
もしあなたが何かの瞬間、抑えきれない心臓の高鳴りを聞いたら信じてみてください
by シャロン
紙よりも薄っぺらいものは 心にもない言動や
by 古谷やすし
「空」と「人生」の一番の違いは何だか知ってるか
「空」は誰のもんでもない「人生」は自分のもんだ
人生はコントロールが効く
by デニール・ヤング
大事なのは動くこと
何もせずに止まっているのは道端の石ころです
動いて、動いて、輝く石は流れ星。「生きた石ころ」です
by 新田零次
俺の敵はだいたい俺です
自分の『宇宙へ行きたい』っていう夢を
さんざん邪魔して足を引っぱり続けたのは
結局俺でした 他に敵はいません
by 南波六太
グーみたいな奴がいて
チョキみたいな奴もいて
パーみたいな奴もいる
誰が一番強いか答えを知ってる奴はいるか?
by 南波六太
1位と最下位の差なんて大したことねーんだよ
ゴールすることと
しないことの差に比べりゃ
by 南波六太
本気でやった場合に限るよ
本気の失敗には価値がある
by 南波六太
逃げ道ってのは甘えの道だ
誰でも楽に歩けるかわりどこにも辿り着けない
日々人はちゃんと、険しくも楽しい宇宙への道を歩いているよ
だからあいつの夢はいつも、現実になるんだ
by 南波六太
人の人生にはいくつもの”夢のドア”がある
人は・・・例えば「宇宙へ行く」みたいな大きな夢を持った時
目の前に現れたバカでかいドアに畏縮して向こう側へ行くことを諦めちまう
「開けられるわけがない」ってな
だがビビることはないんだよ
本当ははじめからそんな『バカでかいドア』なんてものはない
小さなドアがいっぱいあるだけだ
『成長のドア』『発見のドア』『勝利のドア”』『賞賛のドア』
他にもいろいろ見つかるだろう
そしてその小さなドアを開けるたび
君らの夢がひとつずつ叶っていくのがわかるはずだ
鼻くそみてーなスピーチだが最後まで言わせてもらうぜ?
君らにはそのためにやるべきことがある
手探りでも何でもいい
意地でも次のドアに手をのばし続けることだ
そんなことしてる間に気付いたら宇宙遊泳とかしてるかもよ?
by ブライアン・ジェイ
・・・しまった、書きすぎた!!!
でも、宇宙兄弟が残してくれている名言の数々の素晴らしさが、少しでも伝わったんじゃないかな?
2.発想の枠をはみ出させてくれる
知らない人も多いですが、宇宙兄弟の中で登場するアイデアは作者の小山宙哉さんのオリジナルの発想だったりします。
もちろんNASAやJAXAにも取材に行っているようですが、その生の情報を元にして「月面バギーのフロントウィンドウ」や「宇宙飛行士選抜試験の内容」を考えているそうです。
実際に、取材でも下記のように語っています。
「実際にNASAやJAXAを取材に行き、見たもの感じたことを反映しています。また、JAXAの方に監修していただいているので、生の最新情報を描くことができます。作中ではムッタが色々と斬新なアイデアを思いつくのですが、その発想自体は僕のものです。例えば、月面バギーのフロントウィンドウに関するアイデアなどは、現実でも開発が進んでいるとは知らずに描いたものです」
出典:BOOKインタビュー 小山宙哉 – TSUTAYA online
この作者自身のリアリティあるオリジナルアイデアの豊富さが、読み手でもある僕たちの頭の中にも新しい着想を与えてくれるんですよ!これが本当にすごいところで!
「BLUE GIANT」と並んで、下記の(個人的な)ランキングでも選出されるだけのことはありますね。
・自分の子どもに読ませたい漫画 第2位
・全ての図書館に寄贈したい漫画 第2位
・高校生の教科書に載せてほしい漫画 第2位
余談:宇宙兄弟から始まった活動『せりか基金』
ALSと闘うために医者&宇宙飛行士となった「伊東せりか」にちなんで、ALSの治療方法を見つけるための研究開発費をあつめる活動【せりか基金】というものも実施されていたりします。
≫ せりか基金 -宇宙兄弟ALSプロジェクト-
こういう展開にも繋がっているという部分も含めて、宇宙兄弟の凄さを感じます。
まとめ:人生で大事なことは全て漫画から教わった
長々と書いてしまいました。(約5,000字)
読み疲れてしまったかもしれませんが、ここで挙げて3作品は、マジで心の底からオススメする名作です。それだけでも伝わっていれば本望かな。
最後に改めてまとめておきます。
心の底からオススメしたい漫画3選!
① BLUE GIANT|石塚真一
② ANGEL VOICE(35巻)|古谷野孝雄
③ 宇宙兄弟|小山宙哉
まずは、それぞれ1巻目を読んでみてください。そして、少しでも「おっ!!」と思ったら続きも読んでもらえると嬉しいです。
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!