インタビュー - 鳥取特集 PR

【必見】黄金のナマズを釣り上げた田川慶一郎はスゴい人だった!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
⏱ この記事は約 10 分で読めます

どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

最近巷で密かに噂になってる『黄金のナマズ』をご存知ですか?
普通の黒っぽいナマズとは全く違う、本当に黄金色なナマズが、つい先日鳥取の某所で釣り上げられたんです!

この『黄金のナマズ』を釣り上げたのが、鳥取で注目度No.1な田川慶一郎氏

ANDMORE(アンドモア)というフィッシングギアブランドの代表であり、日本国内だけにとどまらず海外でも珍しく大物な魚を釣り上げている、ルアー釣りに関しては世界トップクラスの経験と知識を持つ半端無く半端無い人物なのです。

今回はそんな田川さんにインタビューをしてみました!

釣り上げた黄金ナマズについて、これまでの数々の戦績、ANDMORE(アンドモア)に込めた想い、これからのこと、etc……。

今まで鳥取が隠してきたワールドクラスのスーパー人材の全てが、今、明かされる!!

12000073_898561793561745_359286711_n田川 慶一郎(たがわ けいいちろう)
1989年生まれ、鳥取市出身
ANDMORE(アンドモア)代表
元保育士

【鳥取県鳥取市】アンドモア代表・田川慶一郎の次なる挑戦は人材育成とまちづくり。「マイエリアを意識して暮らす」に込められた想いとは?「田川慶一郎」。この名前に見覚えのある人は、タイトルを見て驚いているかもしれません。 彼の名前は「釣り人」という言葉とセットで届けられ...

ANDMORE(アンドモア)とは

まず、拙い僕の説明では伝わり切れていないだろうANDMORE(アンドモア)のことを聞いてみた。

岡田: 改めて、田川さん自身から簡単な自己紹介をしてもらえませんか?

田川: 田川慶一郎です。ANDMORE(アンドモア)の代表をしながら、世界中で魚を釣ってます!(笑)

岡田: 世界中で魚を釣ってる話はまた後でするとして…。ANDMORE(アンドモア)というフィッシングギアブランドについて聞こうと思うんですが、何を取り扱ってるんですか?

田川: ハンドメイドのルアーがメインなんですけど、釣りで使うギア(用品)も取り扱ってます。例えば、釣りに必要なナイフとか、それを入れておくレザーシースとか。販売はしてないんですが、サングラスやライト(爆光ライト)、自転車なんかもこだわりを持って選んでます。

※ Sponsor
 サングラス Swiss:http://www.jewelry-swiss.com/
 自転車   LAB BIKESHOP:http://lbabikes.com/

田川さんのサングラスやライトに対する強いこだわりを聞いて驚いた。
サングラスは、日本でも屈指の腕を持つレンズ職人(鳥取在住)にオーダーメイドで作ってもらい、その職人が作ったものしか使用していないらしい。
ライトは、強力な明るさで強力なバッテリーを持つものを愛用。更には、人間には見えて特定の魚には見えない光を放つライトまで使用する徹底ぶり。

何より『魚にバレずに魚の姿を見つけたら有利だから』というのが理由がまたスゴい。

岡田: 聞いた話によると、ハンドメイドで作ったルアーの他にも、かなりの数のルアーを使ってきたらしいですね。どのくらいの数を使ってきたんですか?

田川: 数千から1万個ぐらいじゃないかな?
おそらく、日本の同世代の中では1番多くルアーを使ってきてるんじゃないかなと思ってます。

ルアーに関しては本当に半端ない。「ルアーセレクター」(もしくはルアーソムリエ)という肩書きも持つほどで、メジャーな魚であれば、場所や天候などの条件に合わせてルアーを選んでくれる。
更に言うと、釣りの初心者であっても、田川さんのアドバイス通りにすれば知っている魚であれば釣ることが出来るとか出来ないとか。(もちろん100%じゃないですよ)

岡田: そもそもANDMORE(アンドモア)ってなんで始めたんですか?

田川: 釣りって、どっちかって言えばダサいイメージないですか?
若い人にとっては、臭くて汚くて、イメージ的におっさんがやってるような感じがあると思ってて。
そんな釣りを、もっとスマートに、お洒落に、格好良いものとして提案しようと始めたのがANDMORE(アンドモア)なんです。

より、もっと。
そんな想いはANDMORE(アンドモア)のコンセプトにも表現されている。

釣りは洒落であるべきだ!
釣りを!自然を!もっと!もっと!!
スマートに!お洒落に!格好良く!

ANDMORE

黄金ナマズについて

田川さん自身がやっているANDMORE(アンドモア)のことが少しわかったところで、話題の黄金ナマズについて聞いてみる。

岡田: 今回釣り上げた黄金ナマズの話にうつろうと思います。
そもそもこの黄金ナマズは半年以上前から狙ってたと聞いたのですが。

田川: そうなんです。半年ぐらい前に姿を見かけてからずっと狙ってました。他の人に釣られたらどうしようかと思ってましたが、釣り上げた姿を見たらキレイなままで傷一つ付いてなかったから「よっしゃー」って思いましたね。(笑)

つまり田川さんが姿を見つけてから釣り上げるまで、誰もこの黄金ナマズを釣り上げてなかったということ。
しかし、なぜこのナマズは黄金色をしているのだろうか?

岡田: 今回のナマズはなぜ黄金色をしてるんですか?

田川: リューシと呼ばれる個体で、あえて色素を出さずにあの色にしているみたいなんですけど、理由はよくわからないらしいです。
ホワイトタイガーと同じ感じだと思ってもらえば。
何にしても、珍しい個体であることは間違いなくて、何万匹に1匹ぐらいの割合だと思いますし、これだけ綺麗な黄金色な個体はその中でもかなり珍しいはずです。

リューシについての詳しい説明は、こちらをご覧ください。
>> アルビノとリューシ(白変種)の違いについて|Yahoo!知恵袋

海外での釣りの戦績

そんな珍しい黄金ナマズを釣り上げた田川さんですが、海外でもそれ以上に珍しい魚達を釣り上げてきた経歴を持っています。

岡田: 今回の黄金ナマズもですけど、田川さんと言えば、海外での数々の戦績の方がスゴいと思うんですけど、今までどんな国でどんな魚を釣ってきたんですか?

田川: 最近で言えば、スリナムという国で『ピライーバ』という南米最大のナマズを釣りました。
その前にはガイアナという国に行って世界最大の淡水魚と言われているピラルクという魚も釣ってます。
あと、ネパール“神の魚”と呼ばれている『サハール』を釣ったこともありますね!

ピライーバ南米最大のナマズ『ピライーバ』@スリナム
ピライーバ2南米最大のナマズ『ピライーバ』(最大サイズ)@スリナム
ピラルク世界最大の淡水魚『ピラルク』@ガイアナ

岡田: 魚だけでなく、別の生物も釣ったりしてませんでしたか?

田川: 話をして驚かれるのは、ワニを釣ったことですかね。
南米などに行くとアマゾンでキャンプをしながら生活をするんですけど(毎回1週間~2週間程度)、夜に竿を仕掛けた状態で放置しておくとたまにワニが釣れることがあるんです。

岡田: そんな普通にワニが釣れるもんなんですか?

田川: 夜に川の方を見ると、ワニの赤い目がギラギラ光ってますよ。(笑)
テントで寝てたらスゴい勢いで糸が出ていく音がして、それが勝負の合図。
普通に魚を釣るときと一緒なんですけど、唯一違うのがワニは足があるから地上に来てからもうひと勝負ある。
そこからはチームプレーで誰かが引っ張ってる間に他の人がワニの背後を取って後ろから口を押さえ込む。そして、口をロープでグルグル巻きにしたら、ワニは観念したように大人しくなるから、そしたら後は記念撮影して終わり。(笑)

ワニワニ(小型)
ワニ2ワニ(大型)
ワニ3ワニ(紐無し)

これからのこと

そんな半端無く半端ない釣りの戦績を持つ田川さん。気になる今後のことを聞いてみた。

岡田: これまで海外に釣りに行く理由を「今しか釣れないから今釣っておきたい」と言ってましたよね? 興味のある魚や今後釣れにくくなるであろう魚を今の内に釣っておきたいと。
そのスタンスはこれからも変わらないと思うんですけど、今後の展望なんかがあれば教えていただけませんか?

田川: ぶっちゃけた話をすると、今はなかなか苦しい状況なんです。
釣りをしてきた中で出会った人が気に入ってくれてギアを買ってくれたりはしてるんですけど、なかなか地元での知名度が無いと厳しいな〜という感じで。
しかも、フィッシングギアブランドとしてやっているんですけど、自分の経験や知識を全て活かしながらハンドメイドで作ってるルアーなので、愛着があり過ぎて手放すのが惜しい気持ちになってしまったりもして。
でも、何かきっかけを掴んで面白いことが出来たらいいな〜とは思ってます。
まあ、楽しい仲間達と釣りに行けてるだけでも十分なんですけどね。(笑)
道具のこともそうですけど、1人じゃ何も出来ないですし。

岡田: 僕自身、田川さんは本当に鳥取の隠れた宝だと思っているんですよ。
田川さんと言えば、旅人(ヒッチハイカーなど)と仲良くなって、時には作業場に無料で泊めてたりもしてるじゃないですか。
そんな旅人や田川さんを訪ねてきた知人を、旅行代理店も腰を抜かすほどの鳥取のコアでディープな面白い人や場所に案内をしまくっていて。
それが本当に魅力的だから、少しずつではあるものの鳥取のファンを増やしていってる印象が強くあるんです。
そこの部分の想いを少し聞かせてもらえたらと思うのですが、いかがですか?

田川: 鳥取って、することがあんまりないじゃない?
遊ぶところも無いし、大きな都市に行こうと思ったら車で2時間はかかるし。
だからこそ、自分の趣味にのめり込んでいってる人が多いんじゃないかと思ってて、しかも鳥取東部の人はシャイだから、本当はスゴいのにそれを表に出したがらない。
こんなに面白い人がたくさんいて、面白い場所もたくさんあるのに、表面だけの鳥取だけを見て帰るとか、もったいないじゃん!
せっかく来たなら、ちゃんと鳥取の面白いところを知ってもらいたいし、鳥取を好きになって帰ってほしいなって。

岡田: それを自然とやってるのがスゴいと思うんですよね。
実際に、それを言い続けて実行し続けた結果、釣り仲間の人達が鳥取に興味を向け始めたり、旅をしてた若者が鳥取に移住して来ようとしていたり、成果として実りつつあるじゃないですか。
そんな田川さんの地道だけど丁寧な活動こそが、鳥取の宝であり、もっと評価されて然るべき部分だと思うんですけどね。

田川: どっちにしても面白いことをしていきたいし、やっぱりもっと鳥取をアピールしていきたいよね!(笑)
そのためにも、今度シェアハウスをしようと思ってたり、コンテナを買ったからコンテナハウスみたいなものが出来たらいいなとか、色々と考えてるから、りょうかん君、また力を貸してくれ!(笑)

岡田: 微力ですけど、出来る限り協力します!
今日はありがとうございました!

鳥取市内で釣ったビックサイズの鯉

最後に

途中でも述べたけども、田川さんは本当に鳥取の宝だと思う。世界的に見ても、本当に凄くて半端無く半端無い人だから。

もちろん、一般的な社会人から見れば遊んでるだけに見えるかもしれないし、人生を甘く見過ぎだと小馬鹿にする人もいるかもしれない。

でも、こういう人が暮らしている街にこそ街の魅力は生まれ、そういう街だからこそ人が惹き付けられるんじゃないかなと思うわけです。

だからこそ、田川さんがもっと活躍出来るように出来る限りの協力はしていきたい。
そして、そのスピード感に負けないように僕自身も頑張っていきたいと思わせてくれる素敵でカッコいい人だと感じています。

 

そして最後に。
今回、田川さんが釣り上げた黄金ナマズですが、9月19日(土)から9月23日(水)のシルバーウィークの期間中だけ鳥取市の「とっとり賀露 かにっこ館」で一般展示された後、東京のピクシブ株式会社(pixiv Inc.)の本社に場所を移し幸運の守り神として飼育される予定らしいです。

まだその姿を見てない人は、神々しい姿を一目でもご覧になることをオススメして終わりにします。

では、また!

 

【鳥取県鳥取市】アンドモア代表・田川慶一郎の次なる挑戦は人材育成とまちづくり。「マイエリアを意識して暮らす」に込められた想いとは?「田川慶一郎」。この名前に見覚えのある人は、タイトルを見て驚いているかもしれません。 彼の名前は「釣り人」という言葉とセットで届けられ...
ABOUT ME
りょうかん
1990年11月 鳥取市生まれ / ブロガー兼WEBライター / 鳥取と熱海の二拠点生活中 / ✍毎日noteを書いてます / Amazonほしいものリスト / お仕事のご依頼は こちら を参照ください