どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。過去に約3年間ほど鳥取市でカフェを経営していた経験があります。
カフェをはじめとした個人系飲食店の経営者はWEBの知識が乏しいことも多く、ホームページやSNS運用にあまり力を注げていないように感じます。
もちろん目の前のお客さんを喜ばすことに最も力を注ぐべきではあるので、ホームページの作成はあと回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし、時代はインターネットとともに回っています。WEB上に看板を出しておく必要性は年々高くなっているので、ずっと無視を貫くことも難しくなると思います。
そこで、今回は、カフェ経営の経験者でもあり現在はブログを使ったWEB発信を生業にしている僕が、『カフェのホームページを簡単に作成するオススメの方法』と『オススメする理由』をお伝えします!
今回紹介するのは、店舗向けホームページ作成サービス「グーペ(Goope)」を用いる方法です。
サイト制作会社に依頼するより断然安く構築&維持管理ができるだけでなく、ワードプレスを使って自作で構築するような知識は一切不要なサービスですので、本当に簡単にサイトが作れます。
以下のような人に適した方法ですので、参考にしてみてください。
今回の方法がオススメな人
・店舗ホームページを持ちたい
・なるべく初期費用を抑えたい
・WEBアレルギーがほぼない
カフェのホームページを作成する方法は3種類!
まず、カフェのオーナーとして自店のWEBサイト(ホームページ)を作るためには、ざっくりと分けて以下の3種類の方法があります。
⑴ プロの制作会社に外注して作成してもらう方法
⑵ CMS(WordPress等)を使い自己構築する方法
⑶ ホームページ作成サービスを使って自作する方法
最もクオリティの高いサイトができるのは、⑴ のプロの制作会社に作成してもらう方法です。しかしながら、当然初期費用は他の方法に比べて高くなります。
デザインや作成するページ数によって金額は異なりますが、20万〜30万円ぐらいが一般的な相場感になると思います。加えて、メンテナンスや更新に関する維持管理費も月々数万円程度かかることが多いのが特徴です。
設備投資や広告費のような必要経費だと割り切って考えることも可能ですが、カフェの業態でかける経費としては金額が大きいようにも感じるんじゃないでしょうか。
また、⑵ の自己構築する方法であれば、初期費用はグッと抑えられます。維持管理費もサーバー代とドメイン代で月々数千円レベルなので、⑴ と比べれば断然リーズナブルです。
しかし、CMSを使ってサイトを作るためには、知識とセンスが必要なので、構築できるまでに余計な時間がかかってしまいます。下手すると半年以上の期間をかけてもサイトが完成しない、なんてことにもなってしまうので、万人にオススメできる方法ではありません。
つまり、⑴ と ⑵ の方法は、お金をかけるか時間をかけることでクオリティの高いサイトを作る方法とも言えます。
一方で、⑶ のホームページ作成サービスを活用して自作する方法は、お金も時間もそれほどかけずにそれなりのサイトを作ることができます。
たとえば、「Jimdo」や「ペライチ」「WiX」などのサービスがあるんですが、初心者でも感覚的に構築ができる上に、有料プランでも月額数千円ほどと安価に利用ができます。
その中でも、特に店舗のWEBサイト向けにサービスを展開しているのが、今回紹介する「グーペ(Goope)」です。
店舗向けホームページ作成サービス「グーペ」!
ここからが本題です。
まずグーペは、レンタルサーバーの「ロリポップ!」や独自ドメイン取得サイト「ムームードメイン」などを運営しているGMOペパボ株式会社が提供する店舗向けホームページ作成サービスです。
8万人以上の人がグーペを使っており、豊富なデザインを含めてホームページを作成するために必要なコンテンツが揃えられているので、登録すれば簡単に自分のサイトを構築することができるようになっています。
カフェのWEBサイト作成に向いている特徴5選!
様々な機能があるグーペですが、その中でも僕自身が「カフェのホームページ作成に向いている」と感じた特徴をお伝えしていきます。全部で5つを選ばせてもらいました。
カフェのホームページ作成向きな特徴
①カフェに適したテンプレートが豊富
②メニューの表示がオシャレにできる
③サイト上に予約システムを構築可能
④求人ページの簡易作成にも対応済み
⑤独自クーポンの発行までできちゃう
ひとつずつ解説していきます。
1.カフェに適したテンプレートが豊富
まず真っ先に伝えたい特徴は「テンプレートの豊富さ」です。無料有料合わせて4,000通り以上のデザインパターンが用意されており、中でも飲食店向きのテンプレートは揃っている印象があります。
他のホームページ作成サービスを利用したこともありますが、美容院やネイルサロンなどのテンプレートはあっても飲食向きなものは少ないので、かなり使い勝手が良いと感じるはずです。
たとえば、無料テンプレートの「Slider」や「Oneplate」はその筆頭になると思います。
2.メニューの表示がオシャレにできる
カフェのホームページに欠かせない機能と言えば「メニュー表示」だと思います。
WEBサイト上で一番見られるページと言っても過言ではないので、メニュー表示のクオリティは最も気にする部分ではないでしょうか。
グーペでは、デフォルトで「メニュー」の項目が備わっています。表示のされ方はテンプレートによって異なりますが、基本機能として実装されているところからも、店舗向けのホームページ作成を意識してくてれいることが伝わってきますね。
3.サイト上に予約システムを構築可能
また、カフェの種類によっては「貸切利用」や「イベント」「パーティ」などで予約を受ける場面も出てくると思います。
通常は電話などで受け付ける形だと思いますが、グーペではサイトじょうに予約システムをつくる機能が備わっています。
全員に必要な機能ではないと思いますが、キャンペーンの打ち出しなどにも使えるので、カフェ経営者としてはありがたい機能ではないかなと。
4.求人ページの簡易作成にも対応済み
そして、個人的に最もグッときたポイントが「求人ページ作成機能」のデフォルトで装備されていることです。
カフェに限らず飲食店において、正社員だけでなくアルバイトですら募集が届きにくい状況だという話は、全国どの地域でも聞く話です。
そこで、サイト上にわかりやすい求人情報を載せておける機能は大変重宝するんじゃないかなと思います。
5.独自クーポンの発行までできちゃう
また、独自にクーポンの発行をする機能まで追加されています。
この機能も、他のホームページ作成サービスではほとんど実装されていない機能なので、グーペを使うメリットのひとつではないでしょうか。
もちろんクーポンのような割引サービスを実施しない店舗もあると思いますが、販促戦略の一環で実装したくなった時にササっと対応できる選択肢を持てるのは、大きな強みになると思います。
「DXプラン」がオススメ!月額1,000円!
ここまででグーペの特徴や魅力は伝わったでしょうか。では、ここからは気になる料金についてです。
グーペで提供されているプランには「通常プラン(月額1,000円)」・「DXプラン(月額1,500円)」・「ビジネスプラン(月額3,500円)」の3種類があります。
ただし、通常プラン以外は12ヶ月契約をするとお得になります。契約するなら長期にするようにしましょう。
ビジネスプランほどの多機能性は必要ないと思うので、カフェのホームページ作成を考えると、オススメは『DXプラン』で間違いないです。
通常プランでも大きな問題はないと感じますが、12ヶ月の長期契約をするのであれば料金は変わらないのでDXプランにしておくのが良いと思います。
独自ドメインは「ムームードメイン」で取得がお得!
ちなみに、グーペでサイトをつくると、ドメイン(サイトのURL)は以下のようになります。
https://r.goope.jp/(独自ID)
でも、カフェのホームページであれば自分の好きなURL(独自ドメイン)を持ちたいものだと思います。
一応、グーペでも『独自ドメインオプション』というサービスを提供しています。
ですが、個人的には『独自ドメインオプション』を使うことは微妙かなと思っています。
というのも、運営会社のGMOペパボ株式会社が提供する別サービス「ムームードメイン」でドメイン取得する方が安いからです。
一番使われることの多い「.com」というドメイン名で比較すると、
グーペ(独自ドメインオプション)
→ 年間3,600円
(月額300円×12ヶ月)
ムームードメイン
→ 年間2,279円
(取得799円+更新費1,480円)
と、年間の差は微々たるものですが、独自ドメインを使うのであればムームードメインで取得することをオススメしておきます。
初期費用ゼロ&DXプラン年額1,200円にする裏技!
また、めちゃくちゃお得な裏技を発見しました。もちろん違法なものではなく、あまり告知されてないキャンペーンの情報です。[2019.1.26時点]
実は、ムームードメインのユーザーであれば、グーペの初期費用が無料&DXプランの初年度の年額1,200円に割引、という特典があるんです!
月額じゃなく、年額で1,200円すからね! 本来は年間12,000円なので、衝撃の9割引き!
この裏技の落とし穴は、先にグーペに登録していたら使えないという部分です。
なので、独自ドメインでサイト構築をすると決めている人は、まず「ムームードメイン」に登録してドメイン取得をしておきましょう。どちらにしても安いので。
こちらのキャンペーンはいつ終了するかわかりません。事前に確認してから登録するようにしてください。
まとめ:カフェのホームページは「グーペ」で作ろう!
いかがだったでしょうか。
カフェにとってホームページというのは、WEB上の看板です。しかしながら、WEBの知識に乏しいからとサイトを持たない選択をしていたり、素人感丸出しのダサいサイトを公開していたり、残念なことも多いです。
そんな方にこそ、今回紹介した店舗向けホームページ作成サービス「グーペ(Goope)」を使って、素敵なサイトをつくってほしいなと心から思います。
月々1,000円ほどでスタートできるので、この機会にぜひ自分のお店のサイトを作ってみてください。
また、僕自身のカフェ経営経験の全てをまとめた記事も書いています。飲食業の初心者がカフェを開業する準備段階から、営業をしている中での色々な施策、そして閉店を決めて撤退するところまでの、各フェードについて整理してまとめています。
開業資金や売上推移など実際の数字も載せているので、参考になることも多いと思います。ご覧いただけると嬉しいです。