和歌山に吹く文化的な香り。「本屋プラグ」は安心して訪れられる場所でした。

まちづくり

どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

2018年3月10日まで、鳥取市で「Book Cafe ホンバコ」を運営していました。

そんな僕がずっと親近感を抱いていたお店「本屋プラグ(和歌山)」にようやく行くことが出来たので、今回はそのレポートを。

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「クラウドファンディング」と「Instagram」

僕が「本屋プラグ」を知ったきっかけは、クラウドファンディングだったと記憶してます。

【関連記事】和歌山を「帰って来やすい街」に。帰省者と街を結び直す、新しい本屋をつくるプロジェクト|MotionGallery

ブックカフェという「本のある空間」で人の交流を生んでいる場所として、妙な親近感を抱いていました。

さらに、ホンバコのInstagramアカウント#今日の一冊というハッシュタグを付けて投稿をしていた時期があるんですが、奇遇なことに本屋プラグのアカウントも同じハッシュタグ投稿をしていたんですよね。

\今日の一冊/ 【BLUE GIANT(1)】(推薦者:八幡紀夫) ジャズの魅力に取り憑かれた主人公の高校生・宮本大が、雨の日も猛暑の日も大雪の日も毎日毎晩サックスを吹き続けて「世界一のジャズプレーヤー」になっていく物語。 店主がオススメしたい漫画のNo. 1と言っても過言ではありません。 愚直に日々の努力を積み重ねることの大切さを教えてくれる一冊です。この今日の一冊も、毎日毎日続けていきます。 * #ホンバコ #鳥取 #鳥取カフェ #ブックカフェ #bookcafe #カフェ #cafe #コーヒー #珈琲 #coffee #本 #book #読書 #読書ノート #本が好き #本が好きな人と繋がりたい #今日の一冊 #BLUEGIANT #ブルージャイアント #石塚真一 #ジャズ #JAZZ #JASS #SoBlue #八幡紀夫の #オススメ本

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本屋プラグ“今日の1冊”は 「味写入門」 . 1839年の今日はカメラが発明された日。現代では携帯電話やスマートフォンにカメラ機能がついているため、ほとんどの人が毎日カメラを持ち歩き気軽に撮影している状況です。性能と使い勝手の良さから失敗も少なくなりましたが、ほんの数十年前は“ボケる”のも“見切れる”のもよくあること。記念日、イベント、旅行…とハレの日だから撮ったにも関わらず生まれた失敗写真。狙っても撮れないその偶然性は「味」となって笑いを運んでくれます。古いアルバムを開いて、味写を探したくなる一冊。 . #和歌山市 #和歌山 #万町 #wakayama #城北UP #本屋 #bookstore #wakayamagram #insta_wakayama #今日の一冊 #カメラ発明記念日 #ほぼ日 #糸井重里 #写ルンです #天久聖一 #味写入門 #アスペクト

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このインスタ投稿で、かなりのシンパシーを感じたことを覚えています。

しかも、本屋プラグのアカウントは毎回手書きメッセージが書かれた黒板と一緒にアップされてるのでね…。本当にすごいなと。

加えて、僕もお世話になっている「灯台もと暮らし」でも特集されていたことで、訪れたい気持ちを強くしました。

【関連記事】世界は、知れば知るほどおもしろい。和歌山の本屋「プラグ」は“好奇心”を発掘する|灯台もと暮らし

水曜定休

店内は等身大の広さ

今回訪れた際には、本屋プラグのメインスタッフ・三木早也佳さんが対応をしてくださいました。

カウンターの中にいるのが三木早也佳さん

元々は工務店で働いていた三木さんですが、「いつか本屋がやりたい」と夢を持っており、ひょんなことからこの場所で本を売り始めることになったそう。

建築の業界にも近いことから、リノベ好きにはグッとくる本が多く選書されている印象でした。

入り口すぐ横の本棚
本の陳列方法も素敵
10年近く前の「暮らしの手帖」も発見

「カフェ」と「本屋」のバランス

昼過ぎに訪れて約3時間ほどゆっくりとさせていただいたんですが、様々な話をした中でも、「カフェと本屋のバランス」についての試行錯誤をしている最中というお話が印象に残っています。

ホンバコでは、本は販売せずに「カフェ」のみで営業をしていましたが、頭の片隅ではどうにか「書店機能」を持たすことはできないかと悩んできたので、その葛藤がよくわかるんですよね…。

フードメニューを出そうとすると、どうしても仕込みや調理に時間を取られてしまう。そうなると「本の選書」に時間と頭を割くことが難しくなる。

結局ホンバコではその解答を見つけることは出来ずでしたが、本屋プラグでは今月からカフェ部門をドリンクメニューだけの対応に変えたそうです。

そうすると来客数や客単価はガクッと下がってしまう可能性もある中で、この決断は簡単じゃなかったはず。

何が正解なのか。答え合わせは何年後かになると思いますが、続けていく限りこの試行錯誤は続いていくのでしょう…。

追記:スタンダードブックストアでも

本屋プラグを訪れた翌日、大阪心斎橋のスタンダードブックストアに立ち寄りました。

社長の中川さんとゆっくり話をする時間が取れたので、このことにも触れてみたんですが、やはりスタンダードブックストアでも同じような悩みを抱えているみたいです…。

ブックカフェのスタイルで営業するお店は増えてきましたが、このバランスの最適解はそれぞれの店舗で見つけていくしかないのかもしれません。参考までに。

 

まとめ

自分自身がブックカフェをやってきたからこそ感じることかもしれませんが、街の中に個性的な本のある空間が存在していることはとても素敵だと思います。

そして、偶然なんですが、ホンバコも本屋プラグも、マイクロシアター上映サービス「popcorn」を使った映画上映会を何度も開催しているという共通点がありました。

本屋プラグのpopcornページ

【関連記事】マイクロシアター「popcorn」は、地方でこそ普及するべきサービスだ!|りょうかんのつぶやき

きっと地方にはこういう場所が必要なんだろうなと。

本や映画という「文化的な香り」を漂わせる場所が、その街のクオリティをグッと押し上げてくれる。

これだけは間違いないんじゃないかな。

自分で区切りをつけた僕が言うのも変な話ですが、(客観的に見て)「ホンバコ」という場所が鳥取にあったことの価値を再確認させてもらった気分です。

閉店して1週間のこのタイミングで、「本屋プラグ」を訪れることが出来て本当に良かった…。

 

初めての人でも、何度目かの人でも、安心して訪れることができる場所。そんな「本屋プラグ」にはまたふらっと足を運ぶことになると思います。

読んでくださった人の中でも、立ち寄ってみようと思ってくれる人がいると嬉しいです。

 

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りょうかん
1990年生まれ、鳥取育ち。 まちづくりや仮想通貨に関する専門家。 プロフィールをより詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。  個人株「VALU」もやってます→【りょうかんのVALU

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