どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
以前にブログで書いた通り、8年ぶり2度目のセンター試験を受けてきました。
早速、自己採点をしてみたので、公表してみますねー!
なぜ受験したのか
よく聞かれる質問です。
上記のブログにも書いているんですが、僕がセンター試験を受けた理由は以下の3つです。
1.現役高校生とのガチンコ勝負
2.自分の可能性へのチャレンジ
3.社会人でも大学は入れる証明
まあ、もっともらしく言ってますが、半分は遊びです(笑)
センターに向けて勉強をしたのは1ヶ月前からですし、1日に作り出せる勉強時間は1時間が限界でした。
合計30時間程度しか勉強に充てる時間が取れないという状況の中、どこまで効率よく点数を取りにいけるのかが今回のテーマでした。
というわけで、2016年度のセンター試験を受験してみた自己採点結果です。どうぞ気楽な気持ちでご覧ください。
自己採点の結果
現役時代と同じ教科数(地理、国語、英語、数学、物理、化学)を全て受けたので、全ての教科の自己採点結果を発表します。
地理A 74点(100点)
地理B 60点(100点)
国語 159点(200点)
英語筆記 103点(200点)
リスニング 22点(50点)
数学Ⅰ・A 74点(100点)
数学Ⅱ・B 66点(100点)
物理 87点(100点)
化学 75点(100点)
合計 635点(900点)
(英語は200点圧縮計算&地理Aの点数を優先)
現役当時を超える「720点(8割)越え」を目標に掲げていたのですが、目標は達成できませんでした。
悔しいですね〜。目標には大きく及ばず、約7割。
勉強時間30時間と考えれば、よく撮れているのかもしれないですけど。
いや〜、悔しい。
全教科合計で、ギリギリ7割。
— りょうかん (@ryokan_1123) 2017年1月15日
総括的なもの
実は、初日の最初の科目で大きなミスをやらかしたりしました。
自己採点結果のところに「地理」が2つあることに違和感を抱いた人もいるかもしれませんが、間違えて両方解く羽目になってしまったんです。
僕の場合は「話の良いネタになってラッキー♫」程度で済みすが、現役生だと冷や汗もんのミスですよ、まったく。
早速やらかす定期。
地理B選択なのに、地理A解いてたww
終了15分前に気づき、そこから地理Bを全問解ききって、実力を見せつける。笑— りょうかん (@ryokan_1123) 2017年1月14日
あとは、英語と数学に関しては、圧倒的に時間が足りなさすぎですね。
時間があればもっと点数取れる自信はあるんですけど、普段から解き慣れてないと、あれに全問目をしっかり通して解くなんて、マジで出来ないです。
そんな中、センター試験で高得点を取るためには、こんなにも当たり前な公式があることに気づきました。(僕にとっては休憩時間が長すぎて暇だったので)
(教科内容の理解度)×(試験傾向への順応度)=[点数]
今回の僕は限られた勉強時間(30時間)で如何に効率良く点数を取るのか、ということに主眼を置いていたので、「80:20の法則」として知られる『パレートの法則』の考え方を用いて勉強に取り組みました。
パレートの法則を簡単に説明すると「全体の数値の大部分(80%)は一部の要素(20%)が生み出している」という法則なんですけど、僕は「80%の内容理解度は、(100%の内容理解度を達成するのにかかる)20%の時間で達成される」と前提を立てて、今回の勉強の戦略を練ったんです。
感覚的な話になりますが、この点で言えば、僕の各教科の理解度はおそらく80%以上にはなっていたはずだと自信を持って言えます。
ただ、逆に僕の失敗点もここに隠されていて、理解度を高めることにばかり気を取られ、センター試験の傾向に対する順応度を高めるための時間をあまり使わなかったんですよね。
つまり、僕はてっきり「(教科内容の理解度)=(点数)」になると思い込んでしまっていたために、「8割の点数を取るためには、教科内容の理解度を80%に高めればいいんだ」と対策を講じていたんです。
がしかし、本来は先述の公式のように、点数は「(教科内容の理解度)×(試験傾向への順応度)」で決まるので、いくら理解度を高めようとも順応度が低ければ点数が伸びないというわけ。
またもや感覚的な話になって申し訳ないんですが、おそらく各教科の理解度は80%以上、もっと言えば90%近くまで高まっていたはずなんです。
が、順応度が80%に達しない程度までしかなかった。
その結果として、90%×80%=『72%』ぐらいの点数しか取れなかったんじゃないかな〜と思ったりしています。
最後に
正直、上記の事実に試験の途中で気づいてしまったので、後半戦は「なんでこんな時間を過ごしているんだろう」と本末転倒なことを考えたりもしてしまっていました。
2日目の昼ご飯の時間にはこんなツイートをしてしまってるぐらい。
センター試験、飽きてきた。
— りょうかん (@ryokan_1123) 2017年1月15日
とは言ってますが、ぶっちゃけセンター試験の勉強自体は『良い気分転換』になってました。
社会に出てから、特に今は個人事業とは言え一端の経営者である身でなので、日々答えのない問題に直面します。そして、その度に正解かどうかわからないけど今できる最善策を取っていく。そんなことの連続が日常なわけです。
そんな日々を過ごしている中で、必ず正解がある問題、特に、理論的に導いていけば正解にたどり着ける数学の問題なんかを解いていると、気分が晴れ晴れとしてくるんですよね。(笑)
このように良いリフレッシュ方法が見つかったことは、予想外の収穫です。
ただ。
センター試験で身につく勉強内容そのものや、あの長時間拘束されてググればわかるような内容を暗記させて答えさせるような試験スタイルには、意味も生産性もほとんど感じることが出来なかったのも事実なんですよ。
この記事を読んでいる高校生たちよ。
センター試験を受けなくても人生は続いていくのだ。
1日13時間近く働きながらでも、要点を押さえて対策を練り実行することが出来れば、センター試験なんぞ7割ぐらいまでは点数が取れるようになる。
大事なのは、点数を取ることではなく、高得点を取るための戦略を練り、その戦略を確実に実行する力。それこそが、社会に出てからものすごく役立つ力ですので、高校生の皆さんには覚えていてほしいです。
さて最後に。
ビシッとセンター試験を終えての感想を。
センター試験を終えての感想。
「もう二度と受けるか」— りょうかん (@ryokan_1123) 2017年1月15日
では、また〜。
【追記】
各教科の自己採点の採点結果の画像を貼り付けておきたいと思います。
今回の自己採点はAkamaru.comを利用して採点を行いました。
下記の各教科「採点結果」のリンクをクリックすると採点結果の画像が表示されます。