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【書評】落合陽一さんの「2030年の世界地図帳」を読めば『SDGs』の本質が掴めるぞ!【必見】

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どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

落合陽一さんの「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望」を読みました。

この本では、GAFAMやBATHなどが席巻する2030年の世界に向けて、SDGsの枠組みを使いながら世界の問題点と目指すべきビジョンを俯瞰してわかりやすく解説されています

✅ SDGsについて詳しく学びたい
✅ 世界の現状を正しく認識したい
✅ 今後の世界の地図を見通したい

という人にはマジで必見な一冊です。

りょうかん
りょうかん
「SDGs」の本質を知りたい人の入門書としてもオススメです…!!(ブームではない本来の意図を知った方がいい)

当記事の内容

✔︎ 「2030年の世界地図帳」の概要を解説
✔︎ SDGsについてのアレコレを紹介
✔︎ 本書を読んだ個人的な感想

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落合陽一さんの「2030年の世界地図帳」ってどんな本?【概要】

2030年の世界地図帳」は、2019年11月14日に発売された書籍です。

全352ページとぶ厚めな書籍ですが、図表が多く掲載されているので、【約4時間】ほどで読み終えることができます。

ザックリと内容を紹介すると、

・SDGsを契機に「2030年の世界地図」を見通している
・今の世界が抱える問題点と未来のあり方を解説している
・米国, 中国, 欧州それぞれの隠れた「本音」を読み取れる

という感じかなと。

りょうかん
りょうかん
SDGsを切り口に解説されていますが、逆説的に「SDGs」のことがよく理解できる一冊でもありました!

著者の「落合陽一さん」ってどんな人?

著者の「落合陽一おちあいよういちさん」のプロフィールも紹介しておきます。

落合陽一(おちあいよういち)
・1987年生まれ 東京都出身
・メディアアーティスト
・東京大学大学院学際情報学府 博士課程 修了(学際情報学府初の早期修了)
・筑波大学 学長補佐
・筑波大学 図書館情報メディア系 准教授
・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 代表
・JST CREST xDiversityプロジェクト 研究代表
・大阪芸術大学 客員教授
・デジタルハリウッド大学 客員教授
・DMMオンラインサロン『落合陽一塾』運営

ツイッター:@ochyai

りょうかん
りょうかん
様々なメディア媒体に登場しているので、知っている方が多いと思います!

 

「2030年の世界地図帳」の目次は?

2030年の世界地図帳」の目次は下記の通りです。

はじめに —— 2030年の世界はどこに向かうのか

第1章 2030年の未来と4つのデジタル・イデオロギー

落合陽一 × 安田洋祐 対談
[持続可能な経済発展は、そもそも可能か]

第2章 「貧困」「格差」は解決できるのか?
—— サードウェーブ・デジタルと、個人の可能性

落合陽一 × 池上彰 対談①
[アフリカの貧困地域のために何ができるか]

第3章 地球と人間の関係が変わる時代の「環境」問題
—— GAFAM は「環境」と「資本主義」の対立を越えるか

落合陽一 × 宇留賀敬一 対談
[エネルギーと地球温暖化について今世界で起こっていること]

第4章 SDGsとヨーロッパの時代
—— これからの日本の居場所を考える

落合陽一 × 池上彰 対談②
[なぜ、世界の問題は解決できないのか?]

おわりに

りょうかん
りょうかん
SDGsの理解が拙い自覚のある人は「第4章」から読み始めると良いかもです!

 

SDGsの「特徴」と「理解が深まらない理由」とは?

2030年の世界地図帳」で書かれていた『SDGs』についての言及をまとめておきます。

そもそも「SDGs」って?

正式名称:持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)
国連サミット(2015年9月)で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された『2030年まで』の国際目標です。2001年策定のミレニアム開発目標(MDGs)の後継として設定されている。

りょうかん
りょうかん
というわけで、「SDGsの特徴」と「日本で理解が深まらない理由」を紹介していきます!

SDGs(持続可能な開発目標)の「3つの特徴」とは?

本書の中で、落合陽一さんは「SDGsの特徴」を下記の3点で解説しています。

① タスク型の「目標」が設定されている
17個の目標の下に「169個のターゲット(小目標)」が設定されており、中には極めて具体的な数値目標も盛り込まれている。目標を理想論で終わらせないための実践的な方法を目指している。

② 対象は先進国と開発途上国の両方である
開発途上国のみを対象にしていた MDGs の反省を活かして、全世界を対象にした包括的な枠組みが導入されている。一国だけでは解決が難しい問題の抜本的な解決を目指している。

③ グローバル企業が策定運用に参加している
国連やNGOなどの公的機関だけでなく、営利組織(企業)も策定&運用に大きく関わっている。企業にとっても持続可能性を追求することが長期的な利益の確保につながるという視点で、産業界への協力を求める内容になっている。

日本でもブーム的な盛り上がりを見せている SDGs ですが、名前は聞いたことがあっても、これらの特徴をしっかり理解している人は少ないんじゃないかなと思います。

りょうかん
りょうかん
この3点だけでも押さえておけばドヤ顔できますよ!(笑)

日本で SDGs の理解が深まらない「3つの理由」とは?

身の回りでも SDGs の話題に触れる機会は増えてきています。

が、(僕も含めて)日々の行動に繋げるほどまでには至っていないのが正直なところかなと。

そんな風に、日本で SDGs の理解が深まらない理由を、落合陽一さんは下記の3点で説明していました。

日本で SDGs の理解が深まらない理由

❶ テーマと日常的な問題が結びつきにくい
→ 開発途上国と先進国を同じ視点で考えようとすると矛盾が生じている

❷ 根本にある「持続可能性」がわかりにく
→ 現代の日本ではサスティナブルな考え方が希薄になってしまっている

❸ 各種問題の解決までの過程が複雑すぎる
→ 国境を越えて起こる環境問題など、解決に向かう足並みが揃いにくい

この3点を自分たちなり(日本として)に考えていくことで、SDGsはしっかりと身近なものになっていくのかなと思います!

りょうかん
りょうかん
SDGsが盛り上がっているのは知っているけどよくわかっていない人は、ぜひ本書を読んでおきましょう!

 

この SDGs の基本的なポイントを踏まえて、2030年の世界の姿を見通そうとしているのが「2030年の世界地図帳」です。

2020年代の世界がどんな風になっていくのか、ぜひ本書を読んで思い描いてみてください!

 

「2030年の世界地図帳」を読んだ感想【書評まとめ】

この記事では、【書評】落合陽一さんの「2030年の世界地図帳」を読めば『SDGs』の本質が掴めるぞ!【必見】について書いてきました。

SNSで話題になっていたので手に取った一冊でしたが、思った以上に『SDGs(持続可能な開発目標)』に沿った内容で驚かされました

僕自身、多少の知識は持っているつもりではありましたが、

「SDGsにはそんな本音と建前の流れがあったのか…!!」

「それが米国のパリ協定離脱をする理由だったのか…!!」

「温室効果ガスの削減スタンスに違いがあったとは…!!」

「アフリカって今そんな感じになっているんですか…!?」

とビックリする項目が多々あり、世界の『今』と『未来』が正しく見えてくる感覚を抱きます

これ一冊で『SDGs』の本質が掴める最高の入門書だと思います。ぜひ読んでみてください!

本書の内容まとめ

✔︎ SDGsを切り口に2030年を見通している
✔︎ 世界が抱える問題点や未来を解説している
✔︎ 超大国の裏に隠れた「本音」を読み取れる

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というわけで、今回の記事は以上です。

では、また!

 

ABOUT ME
りょうかん
1990年11月 鳥取市生まれ / ブロガー兼WEBライター / 鳥取と熱海の二拠点生活中 / ✍毎日noteを書いてます / Amazonほしいものリスト / お仕事のご依頼は こちら を参照ください