どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
ブログを始めて4年半になります。
職業柄、毎日原稿用紙8枚ぐらいの文章を書いていて、先月公開した記事のトータル文字数は【約10万字】ほどでした。
割と毎月このレベルで文章を書いているんですが、「よく書けるね・・・」と感心されることがあります。でも、ぶっちゃけ文章を書くだけなら簡単だなと。
あれだけの文章を毎日のように書いてすごいね・・・と言われますが、
ぶっちゃけ基本的な「型」を覚えておけば、文章を書くのはそれほど難しくはないかなと。僕は【PREP法】を応用した以下の型をよく使ってます。
・主張
・理由
・具体例
・(反論への返し)
・再度主張かなり便利なので参考あれ◎
— りょうかん (@ryokan_1123) May 8, 2019
あれだけの文章を毎日のように書いてすごいね・・・と言われますが、
ぶっちゃけ基本的な「型」を覚えておけば、文章を書くのはそれほど難しくはないかなと。
僕は【PREP法】を応用した以下の型をよく使ってます。
・主張
・理由
・具体例
・(反論への返し)
・再度主張
かなり便利なので参考あれ◎
ツイートでも述べましたが、基本的な「型」を覚えておけばOKです。
この記事では、僕が実際に使っている実例を元にしながら使いやすい「型」を紹介していきます。
本記事の内容を3行で伝えると・・・
✔︎ 文章が書けない人は、基本的な「型」を覚えましょう!
✔︎ 最も汎用性が高い【PREP法】を解説しています。
✔︎ 文章を書くことは慣れです。「型」を使って書いていきましょう。
文章が書けない原因は「型」を知らないから
繰り返しになりますが、基本的な「型」を覚えておけば文章を書くことはそれほど難しくありません。
「型」を知らなかったときは1記事に8時間かけていた
今でこそ毎月10万字以上を書いている僕ですが、ブログを始めた4年半前は1記事を書き上げるのに8時間以上かけていました。
たとえば、文字数1,500字ほどの「国公立大学の学生なら休学に躊躇する理由なんてないと思うんですけど」という記事は丸1日かけて書いた記憶があります。
当時は大学院を休学中。ヒッチハイクで旅をしている自由な身分だったので時間が有り余っていましたが、かなり無駄な労力を使っていたなと反省です・・・。
「型」を使えば10日間で5.6万字が書けます
しかし、文章を書く「型」を覚えたことでライティングのスピードは圧倒的に上がりました。4年半ものトレーニングをした甲斐があります。
参考に、2019年のゴールデンウイーク(4月27日から5月6日まで)の10日間で、書いた文字数と作業時間数を載せておきます。以下の通りです。
文字数:約56,000字
作業時間:約45時間
普段のブログで3,000〜5,000字ぐらいの文量なので、目安として1記事あたり3時間ぐらいの計算ですね。
ちなみに、この作業時間には「キーワード選定」「画像加工」「SNSのシェア」などの時間も含まれています。
文章の骨格が決まれば肉付けは簡単にできる
なぜ「型」を覚えると文章が簡単に書けるかというと、型が文章の骨格になってくれるからです。そりゃ毎回「骨格づくり」からやっていれば書けなくて当然ですよね。
中学時代の美術の時間にやった「粘土で自分の顔を作る」みたいな授業を思い出してもらいたいんですが、あのときも骨格のようなものがすでに用意されていて、その上に肉付けをしていったはずです。
それと同じで、文章を書くときにも「型」で骨格を用意しておけば、あとは肉付け作業をするだけ。簡単に整った文章を書くことができるようになります。
最も汎用性が高い型は【PREP法】です
世の中には数多くの「文章を書く型」がありますが、僕が最も汎用性が高いと思うのは【PREP法】です。
【PREP法】
① 主張(要点)[Point]
② 理由[Reason]
③ 具体例[Example]
④ 再度主張[Point]
企画書などのビジネス系の文章を書く際には重宝します。もちろんブログにも使いやすい型です。
僕はブログ向けに少し応用した形で使ってます
気づかれている方もいるかもしれませんが、僕のブログは基本的に【PREP法】を少し応用した形で使って書いています。
【PREP法 – 応用編】
① 主張(要点)[Point]
② 理由[Reason]
③ 具体例[Example]
④ (反論への返し)
⑤ 再度主張[Point]
応用と言うか「反論への返し」の項目を追加しただけですね。
読者の方が「とは言っても・・・」と感じることに対して、事前にフォローをしておくイメージで書いてます。
具体例①:この記事も【PREP法】を使ってます
具体例を見た方がわかりやすいと思うので、実際にこの記事で解説してみます。
① 主張:型を覚えれば文章は簡単に書けます
② 理由:型が骨格の役割を果たしてくれるから
③ 具体例:PREP法の紹介&実例を挙げる[今ココ]
④ (反論への返し):個性はあとでにじみ出てきます
⑤ 再度主張:文章が書けない人はまず「型」を覚えましょう
ザッと書くと、上記のような感じですね。
実際に読んで検証してみてください。
ちなみに、内容によっては一部を省略することもあれば、具体例を複数用意したりと、アレンジも加えたりもしてます。
この型をベースに h2タグ で小見出しを作り、全体構成を整えてから各章の中身を書いていっているような流れです。
具体例②:三日坊主の克服法の記事
せっかくなので、わかりやすい具体例をもうひとつほど紹介しておきます。
「誰でも三日坊主を克服できる方法を教えます」という記事の例です。
① 主張:三日坊主は誰でも克服できます
② 理由:継続するための仕組みを作ればいいから
③ 具体例:克服するための5つのステップを紹介
④ (反論への返し):好奇心旺盛な性格でもあります
⑤ 再度主張:継続することは簡単です
肉付けでアレンジはしてますが、慣れてくればササっと考えられるようになるかなと。
余談:noteでは型を使ってません
完全な余談ですが、僕が175日ほど毎日更新をしている「note.mu」では、型を使わないで書いてます。(無意識に使ってる記事もあるかもしれないですが)
noteでは半分日記のような内容を書いており、論理的に整頓された文章ではなく気分のままに書けるように、あえて型を使っていません。
ただ、その中でも 文末のまとめ方 だけはオリジナルの型を用意していて、どれだけとっ散らかった構成になっても、最後はしっかりとまとめられるようにしています。これも一種の「型」の形かなと。
個性は出すものではなく「にじみ出るもの」
とは言え、「型にハメた文章だと自分らしい個性が出せないんじゃないか?」と不安に感じるかもしれません。が、ぶっちゃけそんな心配を最初からする必要はないかなと。
個性は出すものではなく、徐々に『にじみ出てくるもの』なので。
スポーツでも基本の「型」を身に付けてから応用に移る
学生時代に運動部に入っていた方なら理解できると思うんですが、どんなスポーツでも基本となる「型」というものがあります。
僕は学生時代ずっとバレーボールをやっていたんですが、バレーでは「レフト&ライト=オープン攻撃」「センター=速攻」というのが王道の攻撃です。そのパターンを確立してから、時間差攻撃やバックアタックなどの独自の攻撃アプローチを考え、各チームの得意な形が形成されていきます。
それと文章も同じですね。
まずは「型」を身に付ける。そのあとに応用を考え始めたあたりで、個性は自然と生まれてきます。
まとめ:まずは「型」を使って書くことに慣れよう
断っておきますが、この記事で紹介した「型」を知ったからと言って、明日からいきなり10万字が書けるようになるわけではありません。
先ほどのスポーツの例と同様に、地道にコツコツと「型」を体に染み込ませるトレーニングをしなければ習得は不可能です。大抵の人はここで挫折して、また「文章が書けない…」と悩み始めてしまいます。
とにかく、文章が書けるようになるためには「型で書くことに慣れていくしかない」です。
よく「文章を書くコツ」みたいな書籍を読んでヒントを得ようとする人がいますが、そんな時間があるならひとつの型を徹底的に体に覚えこませた方が手っ取り早いです。
(ちなみに、僕自身も書籍を読み漁った時期がありましたが、その期間は全く文章力が上がりませんでした)
もし、それでも文章力を上げるために書籍を読みたいのであれば、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」にしておきましょう。数ある文章力向上系の書籍の中で一番参考になった一冊です。
また、ブログ以外の文章に使える型を知っておきたいという方は、「文章は型が9割」で書かれている型を参考にするのはいいかなと。
どちらにせよ、文章は「型」を覚えてしまえば書けないことはなくなります。
僕は4年間必死に鍛錬しました。
おかげで「毎月10万字」を書く基礎能力が身に付きました。鍛錬あるのみです。
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!