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【書評】大人気番組『水曜どうでしょう』の名物ディレクターが語る「仕事論」にはフリーランスの胸にも刺さる言葉が詰まってる!(藤村忠寿&嬉野雅道)

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どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

藤村忠寿さんと嬉野雅道さんの共著「仕事論」を読みました。

この本では、北海道ローカルの『水曜どうでしょう』の名物ディレクター・藤村忠寿さんと嬉野雅道さんのインタビュー書き起こしを元に「仕事に対する考え方」や「やりたいことを続けるための思考法」がまとめられています

✅ 仕事や働き方に悩む20代後半の会社員
✅ 独立を目指している30代前半の会社員
✅ 経験の浅めでフリーランスをしている人

に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

基本的には「会社員向け」に書かれている書籍ですが、個人的には「フリーランス」の人こそ読むべき内容じゃないかと感じました

特に、あまり実績や経験を積まずに独立してしまった数年目のフリーランスにとっては、仕事をしていく上でのヒントがたくさん見つけられるんじゃないかなと!

りょうかん
りょうかん
この記事では僕の胸に響いた言葉をいくつか紹介していきます!

当記事の内容

✔︎ 「仕事論」の概要を解説
✔︎ 僕の胸に刺さった言葉の紹介
✔︎ 本書を読んだ個人的な感想

藤村忠寿さんと嬉野雅道さんの共著「仕事論」ってどんな本?【概要】

仕事論」は、2019年2月7日に発売された書籍です。

全208ページの本ですが、対談形式で書かれているので、スラスラと【約1.5時間】ほどで読み終えることができます。

ザックリと内容を紹介すると、

・人気番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクター2人による共著
・会社員として働いている人に向けてのメッセージという側面が強い
・やりたいことをやり続けるための仕事術や思考法がまとめられている

という感じです。

著者の「藤村忠寿さん」と「嬉野雅道さん」ってどんな人?

著者の「藤村忠寿ふじむらただひささん」と「嬉野雅道うれしのまさみちさん」のプロフィールも紹介しておきます。

藤村忠寿(ふじむらただひさ)
・1965年生まれ 愛知県出身
・1990年 北海道テレビ放送局に入社
・1996年 チーフディレクターとして『水曜どうでしょう』を立ち上げる
・番組ではナレーターとしても登場しており、愛称は「藤やん」

嬉野雅道(うれしのまさみち)
・1959年生まれ 佐賀県出身
・人気番組『水曜どうでしょう』のカメラ担当ディレクター
・大泉洋主演ドラマ『歓喜の歌』ではプロデューサーを務める

2人の対話集としては「腹を割って話した」という書籍も発売されています。

 

人気バラエティ『水曜どうでしょう』ってどんな番組?

知らない人もいるかもしれないので、人気番組『水曜どうでしょう』についても紹介しておきます。

北海道テレビ制作『水曜どうでしょう』
・1996年にスタートして2002年までレギュラー放送されていたバラエティ番組
・北海道テレビ制作のローカル番組ながら口コミにより全国的人気となっている
・DVDは累計450万枚以上が購入されて、総売上額は200億円近くに達している
・番組のモットーは「低予算」「低姿勢」「低カロリー」
・出演者は「大泉洋」「鈴木貴之(通称:ミスター)」と、制作陣の両ディレクター(著者)のみで、基本的に4人だけ(!!)で番組が作られている
・主な内容は「国内外の行き当たりばったりな旅企画」で、4人の掛け合いが中心に展開される

個人的には「ユーコン川160キロ」に挑戦する回が好きです。w

 

「仕事論」の目次は?

目次は下記の通りです。

まえがき

第1章 「会社」とは何かを考える

第2章 環境は必ず変えられる

第3章 “面白い”の条件

第4章 仕事をするのは「自分」

第5章 すべては“コミュニケーション”

第6章 人生に重なる仕事

あとがきにかえて

りょうかん
りょうかん
挿絵の手書きイラストが可愛いので、読みながら探すのも面白いですよ!

 

フリーランスの胸に刺さった言葉【紹介】

仕事論」は、基本的に『会社員として働いている人』に向けての内容になっています。

が、フリーランスとして活動する僕の胸にも刺さる言葉がいくつもあり、ぶっちゃけ20代で「働き方」に悩む人は全員読んだ方がいい気がしました。

たとえば、

「フリーでやっている」「組織に依存していない」っていう人がかっこよく見えるのは、本来の形ではないからです。みんなそれに憧れてしまっているだけなんじゃないかな。(略)まず組織ありきで考えるというところからスタートしないと、組織を離れた瞬間に道を外してしまう危険もあるんです。

という部分。

フリーランスでも「ただ憧れてるだけじゃないのか?」と自問自答した方がいいし、「ひとり」ではなく「どう他の人と協力しながら仕事を進めるか」は考えておかなければいけないなと。

他にも、

20代で仕事や職場の不満を持っているなんて、当たり前なんです。会社に入ってすぐに職場の環境を変えるなんてことは不可能。(略)20代の人には、「まだ無理だ」ってはっきり伝えるべきだと思います。仕事が楽しいなんてありえない。小学校のときに勉強しなさいと言われて、本当は遊びたいけど仕方なく勉強しますよね。それと同じです。20代は職場に慣れる時間、学びの時間、経験を積む時間です。

という部分もグッときます。

もちろん会社員に向けてのメッセージではありますが、若くフリーランスになった人にとっても「20代で仕事を楽しくできなくても当然だ!!」と思って『経験を積んで学びを深める期間』と割り切るのも大事なことだなと!

さらに、

 「より良い物を作るためには他人の意見を聞くのが大事」ってみんな普通に思っているけれど、そこにはいちばん大事な判断を他人に任せて、自分は何も考えなくなってしまうという危険性があります。「こういうときにはこんなテロップを入れればいい」「だいたいこんな効果音が入ってる」そんな感じで作られたものには、意見のしようがありません。

 嬉野さんは、「僕はこう思うけれど」って、まず自分の考えを言ってきます。僕は嬉野さんという個人もよく知っているし、本人が本当にそう思ったんだとわかるから、話ができるんです。「なぜそう思いました?」「だってあそこはこうだから、僕は違うと思います」っていう会話が成り立つ。

という部分も個人的には学びが深いと感じました。

つまり、「自分の考えを持った上で他人の意見を聞くこと」が大事で、その上で最終的な判断は自分の責任でやる。これはフリーランスでも持っていくべき思考じゃないかなと。

 

このように、会社員として働いている人だけでなく、フリーランスとして活動している人にも刺さる言葉がたくさんある書籍です。

りょうかん
りょうかん
働き方に悩む20代全員が読むべきだと思います…!!

「仕事論」を読んだ感想【書評まとめ】

この記事では、【書評】大人気番組『水曜どうでしょう』の名物ディレクターが語る「仕事論」にはフリーランスの胸にも刺さる言葉が詰まってる!(藤村忠寿&嬉野雅道)について書いてきました。

この書籍を手に取ったのは、なんとなくオンラインサロンの「Wasei Salon」っぽいな〜と思ったのがきっかけです。

運営する 鳥井弘文さん が『水曜どうでしょう』のことをよく語っていて、しかもテーマが「働き方」なので、なんかピッタリな書籍だな〜と。

りょうかん
りょうかん
まあ「Wasei Salon」には参加していないんですけどね(笑)

で、読み始めたときには「会社員向けかな〜?」と思っていたんですが、読後には「フリーランスも読むべきじゃん!」と強く感じました!!

繰り返しになりますが、仕事や働き方に悩む20代全員に読んでほしい書籍です。ピンときた人はぜひ読んでみてください!

「仕事論」まとめ

✔︎ 会社員向けの仕事論がまとめられている
✔︎ 内容的にはフリーランスにも参考になる
✔︎ 働き方に悩むすべての人に読んでほしい

 

というわけで、今回の記事は以上です。

では、また!

 

ABOUT ME
りょうかん
1990年11月 鳥取市生まれ / ブロガー兼WEBライター / 鳥取と熱海の二拠点生活中 / ✍毎日noteを書いてます / Amazonほしいものリスト / お仕事のご依頼は こちら を参照ください