どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
先日、ブログを始めたばかりの人から下記のような質問をもらいました。
ブログを書くことは継続できそうなんですが、稼ぐためにどのような書き方をしてますか?
この記事を書いている僕のブログ歴は5年目。
5年近くブログ運営をしてきたので「稼ぐためのブログの書き方」はある程度わかっているつもりです。
というわけで、この記事では、【ブログで稼ぐために実践している記事の書き方のコツ】を解説しておこうと思います。
本記事の内容を3行で伝えると・・・
✔︎ ブログで稼ぐための記事の書き方を5つのステップで解説しました
✔︎ 最初は難解かもしれませんが、慣れれば息するように実践できます
✔︎ ブログはまだまだ稼げるビジネスなので挑戦してみましょう
ちなみに、僕は「月間30,000〜35,000PV」「月収益10〜20万円」の中堅ブロガーです。一応ブログ経由の広告収入+αで生活しているので、参考になるかなと。
ブログで稼ぐための記事の書き方【5ステップ】
稼ぐためのブログを書く手順は、下記の通りです。
【稼ぐためのブログを書く手順】
手順① キーワードの洗い出し
手順② 競合サイトの分析
手順③ 見出しの作成
手順④ 挿入画像の選定
手順⑤ アイキャッチ画像の作成
手順① キーワードの洗い出し
ブログで稼ぐためには「検索流入」を増やさなけらばなりません。
そのために最重要事項なのが【キーワード選び】。
運よく検索上位を取れることもありますが、安定して検索流入をゲットするためには必ず狙うキーワード(=目的)は設定すべきです。
ちなみに、検索流入を取るために「1記事=1キーワード」の鉄則は必ず守るようにしましょう。読者に何を伝えたい記事なのかを明確にすることで安定して流入を得ることができます。
✔︎ キーワードを洗い出す方法
キーワード選びのために使うツールは、下記の2つを抑えておけばOKです。
✔︎ 関連キーワード取得ツールの使い方
関連キーワード取得ツールは、関連キーワードを探すのに使います。
たとえば「ブログ 書き方」をキーワードにして検索した場合、下の画像のように関連ワードが表示されます。
この中で見るべきポイントは[Googleサジェスト]と[Yahoo!知恵袋]の欄かなと。
Googleサジェスト
→ 検索数の多いキーワード
Yahoo!知恵袋
→ 潜在的な悩みを知ることができる
細かく見る必要はないですが、大まかに上記のような部分を見ています。
ここでアテを付けたキーワードで以下に進んでいく感じです。
✔︎ キーワードプランナーの使い方
キーワードプランナーは、狙いたいキーワードの検索ボリューム数を調べるのに使います。
「新しいキーワードを見つける」に狙いたいキーワードを入れて検索すると、月間平均検索ボリュームを見ることができます。
参考に、この記事で狙っているキーワード [ブログ 書き方 コツ] で調べると以下のような感じです。
サイトの規模によって狙うべきボリューム数は変化しますが、目安として下記を参考にしてもらえたらなと。
ブログ初心者(PV1万以下)
→ 検索ボリューム「10〜100」
ブログ中級者(PV5万以下)
→ 検索ボリューム「100〜1000」
ブログ上級者(PV10万以上)
→ 検索ボリューム「1000〜1万」
ブログの規模が小さいときに検索ボリューム数が大きいキーワードを狙うと、なかなか上位に表示されません。なので、最初は上位を取れるキーワードを狙っていくのが得策です。
慣れてきたら、競合サイトとの力関係や類似キーワードの記事数なども考慮しつつ、狙うべきワードを選定していきましょう。
手順② 競合サイトの分析
狙うキーワードの洗い出しが終わったら、そのキーワードで検索上位を取っている競合サイトの分析を行います。
この過程が必要な理由は、すでに上位表示されているサイトが強いと、どんなに頑張っても上位を取れない可能性があるからです。
使っているツールは下記の2種類。
今回は「MozBar」だけ紹介しておきます。
✔︎ MozBarはドメインの権威性を調べるツール
「MozBar」はGoogle Chromeの拡張機能で、サイトドメインの権威性を調べることができます。
>> MozBarをインストールする
Chromeのインストールした後、狙っているキーワードで普通に検索をしてみましょう。すると、検索で表示された各サイトの下部にドメインパワーが表示されていきます。
具体例:キーワード[ブログ 書き方 コツ]の場合
実際に検索すると、上の画像のように表示されます。表示される「PA」と「DA」を確認しましょう。
PA(ページオーソリティ)
→ 記事単位の権威性
DA(ドメインオーソリティ)
→ サイトドメインの権威性
どちらも数字が大きい方が権威性が大きいです。
特に見ておくべきは「DA」の方で、検索上位への食い込みやすさを把握できます。
僕のサイトは、執筆時点で【DA=27】なので、上位に27以下のサイトが多ければ狙い目と判断する感じです。
とは言え、競合サイトの分析は厳密にやる必要はありません。一応チェックしておくぐらいのスタンスで十分かなと。
手順③ 見出しの作成
狙うべきキーワードが決まれば、いよいよ記事の書き出しに移ります。
書き始める際のポイントは【見出しから書くこと】です。いわゆる記事の設計図を先に作ります。
イメージとしては下記のような感じ。
【タイトル】(キーワードを含める)
導入部
h2タグ【ほぼタイトルのコピペ】
h3タグ
h3タグ
h2タグ(具体例)
h3タグ
h2タグ(反論に対する返し)
h3タグ
h2タグ【まとめ】
この形を先に作っておくことで、キーワードに沿った内容になっていることを確認しておけることが重要かなと。
見出しで骨組みができたら、あとは淡々と文章を肉付けしていくだけです。
具体例:この記事の場合
この記事の場合は、以下のように設計図を先に作りました。参考にどうぞ。
【タイトル】
ブログで稼ぐための記事の書き方のコツ【ブログ歴5年の僕が解説します】
導入部
h2タグ:ブログで稼ぐための記事の書き方【5ステップ】
h3タグ:手順① キーワードの洗い出し
h4タグ:✔︎ キーワードを洗い出す方法
h4タグ:✔︎ 関連キーワード取得ツールの使い方
h4タグ:✔︎ キーワードプランナーの使い方
h3タグ:手順② 競合サイトの分析
h4タグ:✔︎ MozBarはドメインの権威性を調べるツール
h4タグ:具体例:キーワード[ブログ 書き方 コツ]の場合
h3タグ:手順③ 見出しの作成
h4タグ:具体例:この記事の場合
h3タグ:手順④ 挿入画像の選定
h3タグ:手順⑤ アイキャッチ画像の作成
h2タグ:この方法で書いても検索上位を取れるとは限らない
h2タグ:まとめ:まだまだブログは稼げる【挑戦しよう】
ちなみに、この見出しを作成する際には【文章を書きやすくする型】を使っています。詳しくは「【簡単】文章が書けない人は「型」を覚えよう」で解説してますので、合わせて読んでみてください。
手順④ 挿入画像の選定
本文が全て書き終わったら、挿入画像を選んでいきます。(内容の補足に必要な画像は別途作成)
最近の記事で使っているのが【O-DAN(オーダン)】というフリー画像の検索サイト。オシャレな画像が検索できるので便利です。
>> 世界中の無料写真素材の中から理想の一枚を探す
また、僕の場合は、全ての h2タグ のすぐ下に画像を挿入しているのですが、読者のストレスを減らすために【Canva】で画像サイズを揃えてから挿入するようにしています。
手順⑤ アイキャッチ画像の作成
そして、最後にアイキャッチ画像の作成です。先ほども登場した無料デザインツール【Canve】で作成してます。
>> 誰でも簡単に使えるデザインプログラム「Canva」
お洒落な画像をデザインするために必要なフォントやレイアウトが豊富に用意されているので、デザインの知識がない人でも感覚的に良いアイキャッチ画像が作れるのでオススメです。
この方法で書いても検索上位を取れるとは限らない
と、ここまで【ブログで稼ぐための記事の書き方】を解説してきましたが、ぶっちゃけこの方法で書いても検索上位を取れるとは限りません。
ここ数年のSEO(Googleの検索上位を取るための施策)はかなり厳しい戦いを強いられるようになってきており、小手先のテクニックだけでは上位が取れないのが現状です。
ですが、大事なポイントは変わりません。この記事で書いたようなテクニック的な方法も勉強しつつ、本質的に重要な考え方を学んでいくことが遠回りのようで一番の近道かなと。
そのために必要なマインドの多くは「沈黙のWebライティング」に詰まってます。ブログで稼ぎたいと思っている人は必読の一冊ですので、この機会に読んでみましょう。
まとめ:まだまだブログは稼げる【挑戦しよう】
改めて、ブログで稼ぐために実践している記事の書き方の手順を載せておきます。
【稼ぐためのブログを書く手順】
手順① キーワードの洗い出し
手順② 競合サイトの分析
手順③ 見出しの作成
手順④ 挿入画像の選定
手順⑤ アイキャッチ画像の作成
記事のポイントをまとめると下記の通りです。
・キーワードは「検索ボリューム」と「競合サイト分析」で決めよう
・キーワード選定のツールは全部無料なので使い倒していくべし
・競合サイト分析は厳密にやらなくてもほどほどでOK
・記事を書く際には見出しで設計図を作ってから書き始めると良い
・挿入画像やアイキャッチ画像は Canva で作成するとオシャレにできる
慣れてくればあまり考えなくても実施できるようになるので、慣れるまで続けてみてください。
また、最近はブログに逆風が吹いており「ブログはオワコンだ」という声も強くなってきましたが、ここで書いたようなことを愚直に続けていけばまだまだチャンスはあると思います。
ネガティブな声に惑わされることなく、挑戦するかしないか、です。
僕自身も2019年はあたらめてブログに力を入れて稼ぐ戦略を立てました。詳しくは「ブログで稼ぐがオワコンじゃない理由【勝てる運営戦略】」にまとめているので参考にしてみてください。