どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
きっとこの記事を読んでくださっている方は、将来の夢の中に「紙の本を出すこと」を掲げているんじゃないかなと思います。
かくいう僕自身もそんな夢を抱くひとりだったりするんですが、自費出版ができる「文芸社」への資料請求をしてみました。

WEBサイトだとイマイチ情報不足だったので、送ってもらった資料を元に文芸社の自費出版の特徴をまとめておこうと思います!
最後まで読むのが面倒な方へ
長々と読むのは大変だから、概要だけでもサクッと知りたいという人もいると思います。
要点だけを抜き出してまとめておくので参考にしてみてください。
・資料請求は無料(申込後に「03-5369-1960」から電話がある)
・私家版(書店流通無し)と流通版(書店流通有り)の両方可能
・ジャンルは問わず絵本・写真集・小説・エッセイ・実用書など
・原稿がなくてもプロライターに原稿執筆を依頼することも可能
・最低200店舗の書店に最低1ヶ月間は必ず並べる協力網がある
・初版流通用は1,000冊から対応(他出版社だと3,000冊程度)
・流通書籍の刊行数に限りがあるため作品の審査はやや厳しい
・出版相談会や執筆出版の説明会を全国各地で無料開催している
まずは資料請求をしてみましょう。電話がかかってきて、その方が担当としてサポートをしてくれます。
詳細は読み進めてもらえたらと思います。
文芸社の自費出版って?

文芸社は1996年に設立された出版会社で、商業出版だけでなく「流通出版」「自費出版」にも力を入れているとのこと。
これまでに自費出版作品が累計620万部超の大ヒットを記録したこともあるようです。
ネットで検索をしてみると過去に自費出版を巡ってトラブル(’97)もあったみたいですが、近年は目立ったトラブルもなく、「販路を確保してもらえる」という部分で高い評価も受けています。
自費出版から世に出た代表的な作品たち
文芸社の自費出版から有名になった作品をいくつか紹介しておきます。
まずは累計620万部超の大ヒットになった「B型 自分の説明書」が筆頭でしょう。
また、山田悠介の「リアル鬼ごっこ」も文芸社の自費出版からスタートした作品とのこと!
ブログの書籍化もある!?
ブロガーの方にも自費出版に興味がある人がいると思います。実は文芸社の自費出版の中には「ブログが書籍化した例」もたくさんあるみたいです!
私家版と流通版
で、「自費出版」と一言にくくっても、種類があるようで。簡単にお伝えすると、
① 私家版:書店流通しない本
→ 知人配布&自己販売
② 流通版:書店流通する本
→ 書店に並ぶ(ISBN付き)
という感じで2パターンあるみたいです。文芸社では両方に対応できるとのこと!
それぞれのパターンで文芸社での取り扱いについてもまとめておきます。
① 私家版の場合
ジャンル:オールジャンル対応可能
対象読者:家族や友人関係が中心に
制作部数:50部程度から自由に選択
販売価格:非売品扱いで設定は無し
書店配本:非売品扱いで配本は無し
こんな人に向いてる
・一族の歴史を子孫に伝えたい!
・句会や同人の仲間に配りたい!
・結婚式の引き出物に写真集を!
② 流通版の場合
ジャンル:オールジャンル対応可能
対象読者:全国各地の読者に向けて
制作部数:初版1,000部〜
販売価格:相談の上で決定
書店配本:提携500書店&ネット書店
こんな人に向いてる
・たくさんの人に読んでほしい!
・書店棚に自分の本を並べたい!
・電子書籍にも挑戦してみたい!
どんなジャンルでもいいの?
上述の通り、私家版と流通版のどちらでもオールジャンルに対応しています。実際に出版された本を挙げると、こんなにも!
絵本・写真集
小説・エッセイ
ビジネス書・実用書
出版までの流れは?
実際に自費出版をするまでの流れは以下の通り。
1.問い合わせ(資料請求)
2.出版プランの相談
3.出版契約(本づくりスタート)
4.編集(担当のサポート付き)
5.校正(プロの目でチェック)
6.印刷&本が完成
7.販売&プロモーション
原稿のない場合は?
企画やアイデアはあるけど原稿がない、という人もいると思います。
そういう人のための体制も整っているようで、専任の執筆アドバイザーが諸々のサポートをしてくださるようです!
プロのライターやイラストレーターと相談をすることもできる体制になっているので、「自分では書けない」「自分ではデザインできない」という人でも気軽に問い合わせしやすい!
出版までに必要な期間は?
すでに原稿が仕上がっている人でも、書籍が刷りあがるまでに約6ヶ月ほどかかるようです。さらに、書店への配本は書籍完成から1ヶ月後ぐらいになるそう。
長いように感じますが、過不足ない作品を世に出すためにはそのくらいの期間が必要なのでしょう。
出版したい希望月がある人は、スケジュールの余裕を持って問い合わせをするのが吉ですね。
出版費用はどのくらい?
最も気になる「費用」についてですが、資料には具体的な金額の記載はありませんでした。
ここまで書いてきたように、自費出版の中にも色々と異なる条件があるため形式的な価格表を用意していないとのこと。
個別の見積もりはできるみたいですし、評判等を見ていると業界の中でも平均的な価格帯らしいです。
文芸社を利用するメリットは?
他にも出版社がある中で、文芸社を利用する最大のメリットは「流通網(販路)を持っていること」に尽きると思います。
紀伊国屋書店や三省堂書店など大規模書店と提携していて、全国200箇所の店舗に最低でも1ヶ月間は並べてもらえる約束が出来ているそう!
さらに、提携店舗があるおかげで普通は初版で3,000冊程度はつくらないと配本してもらえないところを、1,000冊からでも流通させてもらえるのも大きなメリットだと思います。
デメリットもある?
ただし、販路を持っていると言っても書店側のスペースにも限りがあるため、流通書籍の刊行点数に制限があるとのこと。
なので、流通書籍になる作品の審査は他社よりも厳しい傾向があるようなので、その意味ではデメリットとも言えます。
自費出版に興味を持った人へ
この記事を読んで「自費出版も有りだな〜」と感じた方は、ぜひ資料請求をしてみてください!
資料請求をすると、文芸社の番号「03-5369-1960」から電話がかかってきます。
こちらの電話で対応してくれた方が、ご自身の担当としてその後の相談に乗ってくれる方になりますので、名前をしっかり覚えておきましょう!
電話を受けて数日後(僕は翌日)に指定した住所に資料が届きます。

中を開けると、「本のチカラ」と書かれた素敵な資料が入っています。

資料には電話をしてくれた担当者の名刺が同封されています。また、出版にまつわる冊子などは単純に読み物としても面白いので、この資料を無料でもらえるだけでも価値があると感じました!

というわけで、自費出版に興味がある人はぜひ文芸社のサービスを検討してみてください!
まずは無料の資料請求からスタートです!
この記事を読んで文芸社から自費出版した方がいればぜひご連絡ください!
実際に購入させていただき、レビュー記事を書かせてもらいますので!