どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
2018年3月10日まで、鳥取市で「Book Cafe ホンバコ」を運営していました。
そんな僕がずっと親近感を抱いていたお店「本屋プラグ(和歌山)」にようやく行くことが出来たので、今回はそのレポートを。
念願だった「本屋プラグ」にようやく来れました。嬉しい。 pic.twitter.com/FxxgNd5XfQ
— りょうかん@仮想通貨ブロガー (@ryokan_1123) March 17, 2018
「クラウドファンディング」と「Instagram」
僕が「本屋プラグ」を知ったきっかけは、クラウドファンディングだったと記憶してます。
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ブックカフェという「本のある空間」で人の交流を生んでいる場所として、妙な親近感を抱いていました。
さらに、ホンバコのInstagramアカウントで「#今日の一冊」というハッシュタグを付けて投稿をしていた時期があるんですが、奇遇なことに本屋プラグのアカウントも同じハッシュタグ投稿をしていたんですよね。
https://www.instagram.com/p/BT_uzRYhN_r/?taken-by=honbako.tottori
このインスタ投稿で、かなりのシンパシーを感じたことを覚えています。
しかも、本屋プラグのアカウントは毎回手書きメッセージが書かれた黒板と一緒にアップされてるのでね…。本当にすごいなと。
加えて、僕もお世話になっている「灯台もと暮らし」でも特集されていたことで、訪れたい気持ちを強くしました。
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店内は等身大の広さ
今回訪れた際には、本屋プラグのメインスタッフ・三木早也佳さんが対応をしてくださいました。
元々は工務店で働いていた三木さんですが、「いつか本屋がやりたい」と夢を持っており、ひょんなことからこの場所で本を売り始めることになったそう。
建築の業界にも近いことから、リノベ好きにはグッとくる本が多く選書されている印象でした。
「カフェ」と「本屋」のバランス
昼過ぎに訪れて約3時間ほどゆっくりとさせていただいたんですが、様々な話をした中でも、「カフェと本屋のバランス」についての試行錯誤をしている最中というお話が印象に残っています。
ホンバコでは、本は販売せずに「カフェ」のみで営業をしていましたが、頭の片隅ではどうにか「書店機能」を持たすことはできないかと悩んできたので、その葛藤がよくわかるんですよね…。
フードメニューを出そうとすると、どうしても仕込みや調理に時間を取られてしまう。そうなると「本の選書」に時間と頭を割くことが難しくなる。
結局ホンバコではその解答を見つけることは出来ずでしたが、本屋プラグでは今月からカフェ部門をドリンクメニューだけの対応に変えたそうです。
そうすると来客数や客単価はガクッと下がってしまう可能性もある中で、この決断は簡単じゃなかったはず。
何が正解なのか。答え合わせは何年後かになると思いますが、続けていく限りこの試行錯誤は続いていくのでしょう…。
追記:スタンダードブックストアでも
本屋プラグを訪れた翌日、大阪心斎橋のスタンダードブックストアに立ち寄りました。
社長の中川さんとゆっくり話をする時間が取れたので、このことにも触れてみたんですが、やはりスタンダードブックストアでも同じような悩みを抱えているみたいです…。
ブックカフェのスタイルで営業するお店は増えてきましたが、このバランスの最適解はそれぞれの店舗で見つけていくしかないのかもしれません。参考までに。
まとめ
自分自身がブックカフェをやってきたからこそ感じることかもしれませんが、街の中に個性的な本のある空間が存在していることはとても素敵だと思います。
そして、偶然なんですが、ホンバコも本屋プラグも、マイクロシアター上映サービス「popcorn」を使った映画上映会を何度も開催しているという共通点がありました。
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きっと地方にはこういう場所が必要なんだろうなと。
本や映画という「文化的な香り」を漂わせる場所が、その街のクオリティをグッと押し上げてくれる。
これだけは間違いないんじゃないかな。
自分で区切りをつけた僕が言うのも変な話ですが、(客観的に見て)「ホンバコ」という場所が鳥取にあったことの価値を再確認させてもらった気分です。
閉店して1週間のこのタイミングで、「本屋プラグ」を訪れることが出来て本当に良かった…。
初めての人でも、何度目かの人でも、安心して訪れることができる場所。そんな「本屋プラグ」にはまたふらっと足を運ぶことになると思います。
読んでくださった人の中でも、立ち寄ってみようと思ってくれる人がいると嬉しいです。