どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
池田貴将さんの「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」を読みました。
この本には、幕末の天才思想家・吉田松陰の想いや考えなどの『176個の教え』がまとめられています。
✅ 覚悟を持てないことが情けない
✅ 吉田松陰の人生哲学を学びたい
✅ 心身を震わせる言葉を浴びたい
という人にぜひ手にとってもらいたい一冊です。
✔︎ 書籍「覚悟の磨き方」の概要を解説
✔︎ 心に響いた23個の言葉を紹介
✔︎ 本書を読んだ個人的な感想
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- 池田貴将さんの「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」ってどんな本?【概要】
- 心に響いて震える「吉田松陰の言葉」23選!
- 1. 心の声を耳を傾けて行動しよう
- 2. まず考えるべきは「自分はどうあるべきか」
- 3. 不安のない生き方をしていく方法
- 4. 「死ぬ気でやる」とはなにか
- 5. 流れを変えるのは自分の行動
- 6. やればわかる
- 7. なんでもやってみる
- 8. 自分にしか守れないもの
- 9. 尊敬するのは「その人の行動」である
- 10. いけるときは今しかない
- 11. 人である意味
- 12. 時代に新しい風を吹かす
- 13. ひとつのことに狂え
- 14. 嘆かなくていい、神様はわかってる。
- 15. 得意なことに時間とエネルギーを集中させよう
- 16. 思い込みを疑え
- 17. 学問をきわめる理由
- 18. 本を読んで、その教えを真似してみよう。
- 19. 学者でありたい、武士でありたい。
- 20. 信じ続けて馬鹿を見るほうがいい
- 21. 今いる場所で、自分にできることを、精一杯やる。
- 22. 自分という人間を磨き続けることが人生の宿題
- 23. 自分の命は今日で終わりと思って
- 「覚悟の磨き方」を読んだ感想【書評まとめ】
池田貴将さんの「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」ってどんな本?【概要】
「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」は、2013年5月25日に発売された書籍です。
全256ページの本なので、集中して【2時間】ほどで読み終えれます。
この本は、あの「松下村塾」をはじめ、明治維新という大きな波を生んだ幕末の天才思想家・吉田松陰の〝教え〟がまとめられています。
吉田松陰は、ペリーが黒船を連れてやってきたと聞いた際には「どうやって西洋を倒そうか」と虎視眈々と作戦を立てていたと言います。
ですが、実際に黒船の大砲を目の当たりにして「これは勝てない」と瞬時に頭を切り替え、
今ここで海を渡ることが禁じられているのは、たかだが江戸の250年の常識に過ぎない。今回の事件は、日本の今後3000年の歴史にかかわることだ。くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった。
と言って、黒船の看板に乗り込んだと言われています。
鎖国中で「海外渡航は死罪」という時代に、外国のやり方を学ぼうとする姿勢には言葉がありません。
さらに驚いたのは、高杉晋作や伊藤博文など、総理大臣2名・国務大臣7名・大学創設者2名を輩出した名門『松下村塾』。その創設者・吉田松陰が自ら教えた期間はたったの2年半だけだったのだとか!
その裏には、
いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる。
という『松陰の信念』とも呼べる想いがあったのだとか。
そんな姿勢が日本を変えていく人材を生み出した、と言っても過言ではないのかなと。
心に響いて震える「吉田松陰の言葉」23選!
「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」の中には、吉田松陰が残したとされる176個の覚悟を磨く言葉が綴られています。
その中でも特に心に響いた言葉を23個ほど紹介したいと思います。
1. 心の声を耳を傾けて行動しよう
自分の心がそうせよと叫ぶなら、ひるむことなく、すぐに従うべきだと思います。
心の声を聞くこと。直感はいつも正しい。
2. まず考えるべきは「自分はどうあるべきか」
反求諸己。「すべての問題の根本は自分の中にある」
どれだけ大きな計画であっても、物事を動かす基本はここにあります。
計画がうまくはかどらずに悩んだ時は、外部に答えを求めることなく、
「まず自分はどうあるべきなのか」
雑音から距離を置いて、ひとり静かに考えてみましょう。
問題の原因は自分にある。
僕自身の経験からしても、反求諸己の意識が芽生えてから一気に成長したような気がしています。
3. 不安のない生き方をしていく方法
「先行きの不安」に心を奪われないようにするためには、あれこれ目移りすることなく、自分という人間を鍛えることに集中して、
「全力を出し切りますので、あとは天命におまかせします」
という心構えでいるのが、良いと思います。
これも実体験として「その通りだなあ」と感じる言葉です。
いまに全力で集中すれば、結果は運次第だと割り切れる。
4. 「死ぬ気でやる」とはなにか
「死ぬ気でやる」
口にするのは簡単ですが、意味はとても深い言葉です。
この言葉の意味を、人生の中で何度も反芻しているうちに、
「我慢するべき時」と「勇気を出してやるべき時」
「動くべきでない時」と「すぐに動くべき時」
この違いがだんだんわかってくることでしょう。
これは以前に読んだ時には意味がわからなかったですが、20代後半になった今は少しわかるようになった気がします。
5. 流れを変えるのは自分の行動
幸運とか不運というものは、
天から無差別に降ってくるものではなく、
すべて自分の方から求めているものなんです。
そのことを思い出すことができれば、
他人のせいにしたり、組織のあり方に腹を立てたりすることなく
「自分の行動を変えよう」
という発想に行き着くことができるはずです。
すべての原因は自分にある。そう思うことが『覚悟』に繋がると信じています。
6. やればわかる
行動を積み重ねましょう。
必要な知識や言葉は、やっているうちに身につきます。
まず出来ることをやろう。僕の最近の口癖です。
7. なんでもやってみる
できないのではなくて、ただやっていないだけです。
まだやったことがないことを、「怖い」「面倒くさい」「不安だ」と思う感情は、過去の偏った経験が作り出す、ただの錯覚です。
実際にやってみれば、意外とうまくいくことの方が多いのです。
やりたかったら、やればいい。本当にやりたい人は、既に動き出してる。
8. 自分にしか守れないもの
法を破ったら、罪をつぐなえますが、自分の美学を破ってしまったら一体誰に向かってつぐなえますか。
自分の信念を持つこと。それを曲げることが最も罪深い。
武士道に近い。「背中の傷は剣士の恥だ」
9. 尊敬するのは「その人の行動」である
私が尊敬するのはその人の
能力ではなく、生き方であって、
知識ではなく、行動なんです。
頭でっかちのつまらない人間にはなりたくない。自分が尊敬出来る自分でありたい。
10. いけるときは今しかない
出し惜しみしないでください。
「いざとなったらできる」というのは、ふだんからチャレンジをくり返している人だけが言えるセリフですよ。
いつやるの? 今でしょ!
11. 人である意味
人は「なんのために生きているのか」で決まるのです。
心に決めた目標のない人間は、もはや「人間」とは呼びません。
もし思い出せないなら、今すぐ思い出す時間を作るべきです。
大学院休学を決意する前、ずっと『アンパンマンのマーチ』を口ずさんでました。
『何のために生まれて、何をして生きるのか。答えられないなんて、そんなのは嫌だ!』
12. 時代に新しい風を吹かす
自分の信念を貫こうとすれば、どうしても「極端だ」と言われてしまうものです。
でもまわりから「極端だ」と言われるくらいじゃなければ、この濁った世の中に〝新しいもの〟なんて生み出せないでしょう。
僕は意図的に極論を語るようにしている。極論があるから考えるんですね。
13. ひとつのことに狂え
「私は絶対こうする」という思想を保てる精神状態は、ある意味、狂気です。おかしいんです。でもその狂気を持っている人は、幸せだと思うんです。
実を言うと、本気で「人生が23歳で終わる」と信じていた時期がありました。当時の僕は相当狂気だったと思います。
でも、確かに、幸せではあった。
14. 嘆かなくていい、神様はわかってる。
勝手に言わせておきましょうよ。
あなたが本気なのは、神様はわかっていますから。
本気かどうか、本当にわかるのは自分自身だけ。神様は見てるのかもしれないけど。
15. 得意なことに時間とエネルギーを集中させよう
能力の高さや、評判とは関係なく、あなたにもひとつくらい、得意なことがあることでしょう。
いったん他のことは中止して、その得意なことに、使えるすべての時間とすべてのエネルギーを集中させてみてください。
忘れているのは、その覚悟ですよ。
たぶん、この言葉が一番大事。
16. 思い込みを疑え
人の解釈を聞いて、自分もわかったような気になってはいないでしょうか。
たとえば信頼に足る人物の解釈だとしても、それも思い込みのひとつです。
思い込みは無数にあります。どれを選択するかは、あなたの自由です。
逆に、僕の解釈を聞いてわかったような気にならないでほしい。自分で考えて選択した考えがあなたの考えです。
17. 学問をきわめる理由
人の性格を大きく分けると二種類あって、
「自分がやりたくないことはしない」
という保守的な性格か、
「自分がやりたいことだけをやっていればいい」
という自由な性格か、たいていどちらかに偏ります。
両者は本来、別のタイプの人間なんですが、
中には、のんびりと心静かに、思うままに過ごし、あらゆる損得に眉一つ動かさない頑固者でありながら、いざというとき、思い切って冒険できる人がいます。
どうすればそんな人になれるんでしょうか。
学問ですよ。
それが、私が学問をきわめたいと思う唯一にして最大の理由です。
頑固者で、思い切って冒険できる、そんな人になりたいから学問をする。
そんな人間に私もなりたいから、毎日1冊の本を読んでいます。
18. 本を読んで、その教えを真似してみよう。
どんな本でもいいのです。
本を開いてみれば、その瞬間、人生が変わるかもしれません。
本にはそんな可能性を持った言葉が無数に転がっています。
でも読む人はあまりいません。
読んだとしても、ほとんどの人は本に書かれている教えを真似しようとしません。一度、真似してみればいいのにと切実に思います。
ひとつでもいいんです。
実際、真似してみたら驚くことだらけです。
そうしたらこんなこともできるんじゃないかと、他にも試してみたいことがあふれてきて、そのうち、
「これは一生かかってもやり切れないな」
と気づくことになります。もっと早くやれば良かったと。
ああ、とにかく、真似してみれば間違いないんです。
これは、わざわざ言うことではないかもしれませんが、言わずにはいられないのです。
僕自身も、毎日本を読んで少しずつ実践をするようになって「早く読み始めたらよかった」「一生かけても読みきれない」という感情を抱きました。間違いない真理です。
19. 学者でありたい、武士でありたい。
わたしは学者でありたい。
わたしが理想とする「学」とは、本を山ほど読んだり、自分の考えを広めたりすることではなく、自分の生き方を追求し、世の中の役に立つものを届けることです。
わたしは武士でありたい。
わたしが理想とする「武」とは、喧嘩の腕を磨いたり、権力を手に入れたりすることではなく、なにに対して命を注ぐかを明確にし、その迷いを断ち切ることです。
生き方を追求し、命を懸けるものを明確にして、生きていきたいものですね。
20. 信じ続けて馬鹿を見るほうがいい
私は、人を疑い続けて、うまくやるよりも、
人を信じ続けて、馬鹿を見る男になりたい。
馬鹿で阿呆で変人に、私はなりたい。
21. 今いる場所で、自分にできることを、精一杯やる。
よそ者としてどう見られるかは、気にしないでください。
自分がやりたいことも、とりあえず置いておきましょう。
自分が今いる場所で、自分ができる目の前のことを、まずは精一杯やりましょう。仲間だと認めてもらうのはそれからです。
目の前のことに没頭して、精一杯一生懸命やる。それをしてたら道は開けると信じて。
22. 自分という人間を磨き続けることが人生の宿題
自分はいつまで若さを保てるか、人よりどれくらい長生きできるか、
そんなのは、自分の思いのままになることではありません。
ただそれでも、自分という人間をいつまでも磨き続けるというのは、あなたの宿題なんです。
人間が生きる目的は、自分磨きを続けることにある。その意識を持って日々を過ごしたい。
23. 自分の命は今日で終わりと思って
「自分の命は今日で終わり」
そう思ったとたん、視界から余計なものがきれいさっぱりと消えて、自分がこれからどこに向かうべきか、目の前に太くて真ったいらな道が、一本伸びているんです。
名著『メメント・モリ』を思い出しました。
死を想え。この言葉は忘れずに心に刻んでおきたいですね。
「覚悟の磨き方」を読んだ感想【書評まとめ】
この記事では、「【書評】「覚悟の磨き方」不安と生きるか。理想に死ぬか。— すべての時代の異端児たちへ —」について書いてきました。
23個の言葉を紹介してきましたが、どの言葉も心に響いたので絞ることができませんでした。
以前に読んだときには胸に届かなかった言葉も、時間が経つと少しずつわかってくる。
その感覚から自分の成長を実感できる素晴らしい一冊だと思います。
一度読むだけでなく何度も読み返すことで地肉になる良書が「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」ではないかなと。ぜひ手にとって読んでみてください。
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というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!