どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
少し前から「尾道の移住者インタビュー」を始めました。
なぜこのインタビューを始めようと思ったか。どんな仮説を持ってるのか。簡単にまとめておこうと思います。
なぜ移住者にインタビューするのか
去年の3月11日から今年の3月31日まで静岡県熱海市のまちづくり団体NPO法人atamistaで1年間の長期インターンをしていました。
atamistaのビジョンは『100年後も豊かな暮らしができるまちをつくる』です。このまちに住む人、そしてこのまちが好きな人、一人ひとりが自分の想いを持ってチャレンジが出来、更にそれぞれのチャレンジをみんなが応援し参加する。そんなまちを目指していました。
大事にしていたのは、まちに住む”人”、まちが好きな”人”、チャレンジをする”人”、応援する”人”、参加する”人”。『まちづくりはひとづくり』が合い言葉でした。(もちろん、その人が集まる場・チャレンジする場も大事なんですが)
インターンを終え、西日本を中心にヒッチハイクで放浪の旅に出ました。先入観を持たず、色々なまちの雰囲気を感じながら、時にはまちの人の温もりも感じながら、放浪を続けていました。
その中で、群を抜いて輝きを放っていたのが尾道です。
まちに住む人は毎日最高に楽しそうに生きてて、このまちが好きな人が全国各地から集い、チャレンジする人の背中をそっと押してくれ、面白そうなものには自ら参加する人ばかりでした。
尾道の人がキラキラ輝いて見えました。熱海で目指してた理想の姿をここに見つけた気がしました。
長い滞在を経て、尾道の何がこれだけ素敵な人を惹き付けているのか、興味が湧きました。
それは尾道にしかなかったものなのか。他の地域でも応用可能なことなのか。とても知りたくなりました。
この謎を紐解いていくには実際に何かに惹かれて移住してきたであろう人に直接話を聞くことが唯一の道だと思ったのがインタビューを始めた理由です。
自分なりの仮説
尾道の何が惹き付けているのか。答えは結局『人』に行き着くとは思ってます。
今日の昼間に寝床長も言ってましたが、今の尾道は「移住者が移住者を呼んでいる」状態です。素敵な人が、更に素敵な人を呼び寄せてる。いや、引き寄せている。
実際に人に惹かれて移住して来た人を何人も知ってます。かく言う私も人に惹かれて尾道に魅せられた1人です。
それは間違いなくそうだと思うんです。
ただ、移住者が増え始めた初期はどうだったんでしょう。初期に移住して来た人は尾道の何に引き寄せられたでしょうか。
尾道にいた「誰か」に引き寄せられ始めて人が集まってきたのか。それとも、たまたま偶然同時期に集まり始めただけなのか。
そんなの誰にもわからないと言われるでしょう。
たた、おそらく前者なんだと思ってます。(というか前者であってほしい)
そして、その「誰か」は、たぶん、あの人とあの人……なんだと思います。
色々な要素が複雑に絡みあって今に至っているはずなので、仮説の実証は現実的には不可能かもしれません。
ただ、インタビューを通して少しずつでも核心に迫っていければいいのかなと思ってます。
本音は違うところに
とは言っても、これで卒論を書こうとか思ってるわけじゃないです。本当に自分の興味本位です。
途中でめんどくさくなって辞めちゃうかもしれません。
正直言っちゃえば、自分が話を深く聞いてみたい人と、インタビューを言い訳に話を聞く時間を持ちたいだけなんです。
普段、面と向かって深いところ —その人の哲学とか生き方とか— まで話を聞く機会ってなかなか持てないじゃないですか。それをインタビューっていう都合のいい言い訳を武器にして踏み込んでみよう。それが本心です。(超自己中)
だから、今はひとまず尾道の移住者にターゲットを絞ってインタビューしてますが、尾道を離れる今月中旬以降は、その行き先行き先で突撃インタビューを敢行していくと思います。
熱海で市来さんとか茶田さんとか。東京で宮原さんとか狩野氏とかきっしーとか。リノスクで青木さんとか林さんとか。その時のテーマは「まちづくり」とか「働き方」とかその人に沿った自分の興味のあるものに臨機応変に変えて。
純粋に自分の知見を広げたいから。そして、それを文字起こしすることで自分の理解がより深まるから。更に、ブログで公開することで読んだ誰かにも何か伝わるかもしれないから。
きっと、しばらくはインタビューを続けると思います。
今後も暇つぶしにでもいいので、読んでもらえると嬉しいです。
【第一弾】
【第二弾】
【第三弾】
【第四弾】
【第五弾】
【第六弾】
では、また!