「ぼくは29歳で死ぬので、会社に行くヒマはない!」 夢見て人はあっけなく死ぬ 岡田良寛×古川正悟【後編】

2017年5月28日ネタ

どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

現代ビジネスのイケダハヤト×小川未来の対談のオマージュとして実施した、この対談。

この後編に至るまでの流れは前編を読んでいただくとして、意外と好評で安心している次第です。(叩かれそうだなとビクビクしてましたww)

何をしたいのかを問い続けた前編。
そこから「明日死ぬかもしれないんだから今やりたいことをやった方がいいよ」とたたみ掛ける。

人は、何のために生きて働くのか。そんなことを話した後編です。

対談日:2015年9月26日(土)

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前編はこちら

参考記事


就活の前提がおかしい

岡田:そもそもなんで就活しようと思ったの? それがわからない。

古川:大学の中にいると就活するのが大前提で、建設会社、コンサル、メーカー、ゼネコン、公務員、どれを選ぶ?って感じで。

岡田:その大前提が意味不明だけどね(笑)

古川:ほんとそうなんですけど(笑)
確かに、就活が終わってから、前提というかスタートがおかしいよな、って気づいてしまった部分はありますよ。まあ、りょうかんさんに「いつ辞めるの?」ってずっと言われれば嫌でも気づきますけどね(笑)

岡田:その前提が覆って、就活をしないという選択肢もありだと気づいた今でも、就活する選択をするの?

古川:はい。たぶんすると思います。

岡田:なんで?

古川:結局、選択肢が増えるだけで、あまり影響は無かったと思います。

岡田:死ぬわけじゃないんだから、就職しないって選択を選べばいいのに。
自分のアイデンティティを確立させて地域に戻ってきたいっていう明確な目標があって、しかもそれが会社や組織の力を借りずとも出来るかもしれない環境下にいるわけじゃん。
あとはもうやるかやらないかの問題だと思うんだけど。

古川:たしかに鳥取に残れば何とかなるかもしれない部分はあるかもしれないですけど、それはいろんな人や状況に甘えて成り立つ環境な気がして。
だから、社会人として自立したいというか。会社に属しながらでも地域に関わっていくことってできるじゃないですか。

岡田:すげー普通だな!

古川:いや、そりゃあねえ。

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就職なんて時間の無駄

岡田:てか、会社に属しながら社会人として自立する、って何なの?
それ、十中八九、自立しないよ。

古川:自立しないですか?
じゃあ、りょうかんさんにとって〝自立〟って何ですか?

岡田:ちょうど〝自立〟をテーマにブログを書こうとしてたところだったんだけど、俺の中では『自分で決めたことに対するリスクを自ら負う覚悟を持つこと』って定義してて。
もちろん組織に属しながらもそれを意識しながら出来てる人もいるけど、そう強く意識し続けるのって、かなり大変で難しいことだと思うよ。

古川:うーん……。

岡田:それに、キムは就活自体も、自分の意志でやったというよりは学年的に就活の時期になったからやったって感じでしょ?
それ自体が俺にとっては自立してないなって感じてるわけでさ。
そんなマインドで会社に入って、ただでさえ難しいことを出来るとは思えない!

古川:たしかに就活の時期になったからっていうのはありますよ。
でも、なんとなくゼネコンっていうんじゃなくて、自分なりに「自分は何をやりたいのか?」っていうことを一生懸命考えた上で『就活』っていうものにたいしてリスクを負って、真剣に取り組んだつもりです。
決まらなかったら収入がないわけなんで。

岡田:ふ〜ん。面白くないなー。

古川:逆に聞きたいんですけど、なんでそんなに就活をすることを嫌がるんですか?
りょうかんさんって就活してないですよね?

岡田:就活云々を否定するわけじゃないんだけど、盲目的な新卒就職に違和感を抱いてた部分はあったし、働き方として考えた時に〝就職すること〟自体が気持ち悪かったんだよね。
たぶん時間の無駄だと直感的に思ったからなんだけど。

古川:時間の無駄ですか…。

岡田:いつ死ぬかわからないのに、つまらないことをしたくないじゃん。
そもそも23歳で死ぬと思ってたし。もう数年で死ぬのに、就活して、会社に属して、自分の残された有限な時間を無駄に消費するのが耐えられないと直感的に思ったんだよ。

古川:まあ、わからなくもないんですけど。
でも、現に今生きているわけで。なんかそれって漠然としてないですか?

岡田:だって、振り向いてくれるかわからない相手(就職希望先企業)に好かれようとしたくもない努力をして、組織のためだと何のためになるのかわからない仕事をして、隙間時間でなんとか自分のしたいことをやろうとするけど体力的にキツくなっていって、過労とかでポックリ逝っちゃうみたいな。イヤじゃん、そんなの。

古川:まあ。

岡田:だったら、自分のなりたい姿になるために自分で出来ることを自分に出来る範囲でやればいいのに、なんでわざわざ理不尽な選択をするのかわからないんだよね。

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そんなことしてる間に死んじゃうよ?

岡田:じゃあさ、キムは明日死んだらどうすんの?
やりたいことを今すぐやらずに死ぬのはイヤじゃないの?

古川:明日死ぬとしたらやりきれないですよね。まだ、何もやれてないんで。

岡田:10年20年先の人生までわからないんだから、今すぐやりたいことをやった方がいいって思わない?

古川:まあねぇ、確かにそうですけど……。

岡田:実際に同世代でも何人も若くして亡くなってる人いるでしょ?
俺の周りでも、大学時代のサークルの後輩のゼミの子が亡くなったり、高校時代の彼女の弟が亡くなったり。
昨日まで元気でも、今日いきなり死んじゃう可能性はみんなあるわけだよ。

古川:んー、なるほど……。

岡田:だから、俺は去年のRSまで23歳で死ぬと思ってガンガンやりたいことをやってきたし、今だって29歳には死んでると思ってやりたいことをやってる。
結局、人生は〝今出来ることをやる〟の連続でしかないわけさ。
そう考えた時の選択として、就活とか会社に入るとかってつまんないと俺は思うんだけど。

古川:なるほど。だからりょうかんさんは就活しないんですね。
でも、僕は10年後20年後のことをガンガンに考えちゃいますよ。別にそれが悪いことだとは思わないんで。
だって、自分の将来のビジョンを持ってそれに向かって動こうとしてるんですから、数年先の人生を描くのは自然だと思うんですけど。

岡田:じゃあ、将来のビジョンを描いた上で、今はつまらない選択をしててもいいの?
それはいつまでつまらない選択をし続けるの?
そんなことをしてる間に、死んじゃうよ?(笑)

古川:僕自身就職という選択がつまらないとは思ってないですよ。就職先にしたって自分のやりたいことを優先して決めてますし、そこは間違っていないと思っています。

岡田:ふ〜ん(笑)

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アイデンティティは強みの掛け合わせ

岡田:でも、キムの将来的な目標は「自分のアイデンティティを確立して地域に還元すること」なんだよね?
そのために今出来ることって、ゼネコンに就職して専門性を身につけることではないんじゃない?って俺は言いたいの。
それって全然アイデンティティにならないからさ。多くの専門家の中の1人ってだけで。

古川:んー、そうですかねぇ。

岡田:キムにとってのアイデンティティって何なの?

古川:僕にとってのアイデンティティは、例えば僕ってよく写真撮ってるじゃないですか。全然うまく撮ることはできてないんですけど、それでも必要とされたり、撮影者として呼んでもらえる、選んでもらえるって時点で、それが強みというか、それがひとつのアイデンティティになるのかなと思ってます。

岡田:アイデンティティは自分の強みのことだと。

古川:そうですね。つまり、人に選んでもらえる魅力とかスキルとか、たとえ拙いものでも、目に留まるものを備えていることがアイデンティティを持つということですかね。

岡田:自分の強みがアイデンティティになるって意味ではそうなんだと思うよ。
でも、アイデンティティって、そういう色々な強みを掛け合わせて初めて生まれるものじゃないのかな?

古川:そこは、僕もそう思います。より特色がある方がいろんな人の目に留まるわけですし。

岡田:俺なら「ブロガーで、ヒッチハイカーで、ホンバコ店長」だからこそ『りょうかん』というアイデンティティが生まれて、いろんな人の目に触れられてるわけで。
人より多少なりとも飛びて出る特色をいくつか持つことで初めてその人のアイデンティティは確立されていく。専門性を身につけることはある意味それに逆行してることじゃないのかと思うの。

古川:専門性は自分の軸として欲しいんです。結局のところ、自分は何者なんだ、っていうところの、これって一言で言えるものが専門性であって、やっぱりそれは必要だと思うんですよ。
その軸をスキル(写真)とかそういったアイデンティティで補完していくっていうイメージで。

岡田:いやいや、専門性に近いものを複数個持たないとアイデンティティにはなり得ないから。
で、それは就職して会社に入ってしまうと限りなく難しくなるから辞めた方がいいよ、ってずっと言い続けてるの。

古川:ほう。

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内定辞退して出来ることをやりなよ

岡田:キムなら〝写真〟とか〝書記〟とか、人より飛び出た特色になり得る種をいくつも持ってるわけじゃん。〝似顔絵〟だってあるし。
それを開花させることに集中した方が、会社に入るよりよっぽどマシだと思うんだけど。

古川:だから、そこの種は会社に入っても特色になるように伸ばしていきたいとは思ってますよ。

岡田:でも、時間のある学生の今ですら、ほとんどアウトプット出来てないわけじゃん。
今出来ることをやってた(やってる)人でも、就職したらほとんどそれが出来なくなってる(なる)んだから。

古川:たしかに、ほとんどアウトプットできてないですよね(笑)
そこはできるようにならないといけないと思っています。

岡田:だから、就職なんてせず、内定辞退して、まずは今出来ることをやりなよ(笑)
ちょうど今からM2の後期じゃん。とりあえず半年休学して、今出来ることをすればいいじゃないの?
国立大なんだから休学費はゼロだし、休学で卒業がズレても新卒扱いのままだから、何のリスクも無い。
この半年で出来ることをガンガンやってみて、それから就職でも遅くはないじゃん。
それで芽が出ればラッキーだし、出なくても今すぐ就職するよりは何倍もマシだと思うけど。

古川:確かに……(苦笑)

岡田:ほら!(笑)
じゃあ、今から内定先と大学の事務に電話しようよ!

古川:いやいや、しませんから!(笑)

岡田:なんだよ、ノリが悪いな〜(笑)
まあ、キムがどうしようと俺の人生には何の関係もないからどっちでもいいんだけど(笑)

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こんな感じで対談は終了。

どちらの意見に対しても賛否両論あると思います。
(いや、僕の意見への批判の方が多そうだけどww)

ぶっちゃけどんな道を選んでも、選んだ時点では、正解でも不正解でも無いく、れからの自分次第で答えは変えられるわけですから。

その意味で言えば、対談の途中に出てきた〝自立〟の話が肝なのかもしれません。

『自分で決めたことに対するリスクを自ら負う覚悟を持つこと』

決めたのは自分自身であって、ダメであれば自分でリスクを負わなければならないが、そのリスクを減らす(無くす)ための努力は自分自身で出来る。

この対談をしたことが、キムの人生において非常に大事な時間になったんだと僕は確信してます。そして、僕自身にとっても。

お互いに、笑い合いながら楽しみながら良い雰囲気で進行した、素敵な対談でした!

2017年5月28日ネタ

Posted by りょうかん