どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
皆さんの周りでも「ビットコイン(仮想通貨)」に関連する話題が増えてきていませんか?
正直名前を聞いたことあるレベルの人も多いかもしれませんが、この記事を開いてくださったということは多少なりとも興味があるのだと思います。
僕自身は2017年春から勉強し始めたのですが…、理解が深まれば深まるほどわかってきたことがあります。
それは、若い人ほど銀行に貯金するより「仮想通貨積立」をした方が良いということです。
もし毎月銀行口座で積立貯金をしている人は、仮想通貨に切り替えることを考える価値があると思います!
もちろん仮想通貨投資自体がハイリスク・ハイリターンな側面を併せ持っているので、全額投入すべきではありません。
ですが、銀行の普通預金の金利なんて微々たるものなんですよね…。
銀行預金金利の高いイオン銀行で「0.120%程度」。地方銀行に至っては「0.001%」という雀の涙です。
親世代・祖父母世代の「銀行に預けていたら財産が増える」というのは迷信に近い!そんな一昔前の考えは捨てて、「仮想通貨積立貯金」を学んでみましょう!
この記事では、20代こそが仮想通貨積立を始めるべき理由だけでなく、仮想通貨投資の基本原則やリスクに関する部分にも言及をしています。
20代の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!それだけでとても嬉しいです!
2017年に仮想通貨市場はバブルの様相でした。その波に乗った人が爆発的な利益を得ており、今後も上がり続けるかのような情報がネット上に溢れています。
ですが、その全てを鵜呑みにするのは危険です。しっかり自分の頭で考えて手を出すようにしましょう。
この記事も、必ず利益が出るとは断言しません。仮想通貨への投資は自己責任の元、長期スパンでの伸びを狙って実行することを強くオススメしておきます。
覚えておくべき大原則
「仮想通貨」や「投資」に関する話は、どうしても胡散臭さが付きまといますよね。
特に今の20代は「お金」に対する勉強をほとんどしてきていないはずので、懐疑的に感じるのが当然の反応ではないかと思います。(僕もはじめはそうでした)
なので、最初に【仮想通貨投資をする上で覚えておくべき大原則】をお伝えしておきます!
仮想通貨積立貯金について考える前に、まずはこちら読んで自己判断をするための材料を手にしてください。
1.身の丈に合った金額でやる
後述しますが、僕自身が「仮想通貨積立」をオススメする理由は、今後も市場が伸びていくと予想しているからです。
が、それはあくまでも僕自身の予想であり、本当にそうなるのかは誰にもわかりません。もしかすると「一夜にして価値がゼロになる」なんてことも…。
なので、仮想通貨への投資は身の丈に合った範囲で行うべきです。全額ぶっ込むなんて狂気の沙汰ですので絶対にしないでください。
「生活費を削って積立資金を捻出する」なんて苦行もやめましょう。そんなことをするぐらいなら本業をしっかり頑張る方がよっぽどマシです。
投資は、「本業でしっかりと余剰資金を作ってから始めること」を第一原則だと覚えてください。
2.相場が気になるなら辞める
また、相場を気にしてしまう良くないです。(本業に差し支えるので)
仮想通貨の中でも最もメジャーな「ビットコイン」の値動きを見てください。
この1年(2017年5月〜2018年4月)で最大13倍の値動きをしています。
これは、100万円が最大で1,300万円になっていた可能性があるということです。
逆に、100万円が最小で32万円程度になった可能性もある。
これだけ相場のアップダウンがあると、投資を始めたばかりの人の神経はまともではいられません。
短期的な相場の上がり下がりに一喜一憂することなく、毎月定額を淡々と積み立てる。
それが出来ずに本業のパフォーマンスが下がるようであればすぐにでも辞める。そのぐらいの覚悟を持って始めることが大事です。
3.儲かるつもりではやらない
そして、最後に。儲け話と思わないことが大事です。逆説的ではありますが、投資初心者にとっては間違いなく真理だと思います。
もちろん長期的に損をするものに投資をするべきではありませんが、マインドとしては「儲からない(プラマイゼロで御の字)」というぐらいがちょうど良い。
オイシイ話はそうそう転がっていませんからね。
この記事で僕が伝えたいのも、【銀行貯金よりマシかも】というレベルの話です。
ゼロが何個でしたっけ?という銀行預金の金利よりは、多少マシになるかもぐらいの感覚で捉えてください。本来であれば1%の増加でも喜ばしいことですからね!
以上、まとめると【仮想通貨投資をする上で覚えておくべき大原則】はこの3つです!
1.身の丈に合った金額でやる
2.相場が気になるなら辞める
3.儲かるつもりではやらない
この3つの大原則を押さえた上で、仮想通貨積立貯金を検討してみてください!
知っておくべき「2つのリスク」
さらに。原則だけでなく、値動きが激しいという危険性以外にもリスクがあることをお伝えしておかなければなりません。
小さなリスクもありますが、最低限知っておくべき2点を今回は書いておきます。
1.「取引所」のリスク
1つ目は、「取引所」のリスクです。
記憶に残る「マウントゴックス破綻」や「Coincheck不正流出事件」も、取引所に関わる問題でした。
取引所が倒産したり、ハッキングされて盗まれてしまったり、取引所にまつわるリスクを挙げるとキリがありません。
もちろん取引所もセキュリティ対策には力を入れていますが、万が一に備えて取引所を分散させたり自己管理するなどを対策を考えておいた方が良いでしょう。
https://ryokan1123.com/bitbank-security/
2.「詐欺」のリスク
2つ目は、「詐欺」に合うリスクです。
きちんと勉強して常識の範囲内で冷静な判断をすれば、騙されることはないと思います。
が、仮想通貨に関する詐欺案件はあとを絶ちません。カフェに行くと詐欺っぽい話をしている場面にもよく遭遇します。
儲け話の側には、必ずと言っていいほど詐欺案件が潜んでいると思って行動しましょう。
対策としては、きちんと仮想通貨(暗号通貨)に対する勉強を怠らないことと、怪しい通貨には手を出さないことです。
しっかり知識が付くまでは、国内大手取引所(Zaif, bitFlyer, bitbank, etc)で取り扱いされている銘柄以外は基本的に購入しない、ぐらいのマイルールを決めることをオススメしておきます。
20代でお金に働かせる意識を持つ重要性
さて、ここからようやく本題に入ります。
僕が20代に「仮想通貨積立貯金」をオススメしている大きな理由は、【お金に働かせる意識を持つこと】を若いうちに経験しておくべきだと感じているからです。
世間一般では、「お金を得る手段=労働のみ」と思われています。
が、資本主義の世の中で生きる以上は、早くこの意識を拭い去った方が良い。
資本主義の仕組み(本質)を理解すると、「お金を得るために働く」のではなく、「お金を働かせてお金を生む」という仕組みを作る必要性がわかってきます。
これに気づかなければ、いつまでも長時間労働を強いられる生活を続けなければなりません。
ブラック企業を擁護する人は、「労働=美徳」の意識が強い。「お金に働かせること」を否定する人は、いつまでも搾取される側のままです。
1980年の預金金利は10%超!
というか、20代の人が生まれる前の世の中は、今より「お金がお金を生む」を実感する時代でした。
これを読んでいる皆さんは、昔の銀行預金金利を知っていますか?衝撃ですよ!
1980年の郵貯定額預金の年利:驚愕の「11.91%」!
定額預金ではなく普通預金でも年利4.56%だったと聞いた時は驚きを隠せませんでした。(年配の方に貯金信者が多い理由がよくわかります)
単純に計算してみましょう。今「1,000万円」のキャッシュを持っていたとします。
1980年:定期預金(金利11.91%)
→ 年間1,191,000円増
2018年:普通預金(金利0.001%)
→ 年間100円増
これを知って、銀行金利が高かった時代は「何も考えなくてもお金が働いてくれていた」のだなと思うのが正しい認識だと思います。
逆に今の時代は「意識的にお金を働かせないといけない」のだなと。
もしこの感覚がイマイチわからない人は、ぜひ「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んでみましょう。この本にはこれからの時代を生き抜くためには必要不可欠なマインドが詰まってますよ。
仮想通貨は若者の通貨
もうひとつ、若い人ほど仮想通貨に手を出しておくべき理由を述べておきます。
いまなお「仮想通貨」を懐疑的に捉えている人も多いですが、その大半は「根本価値が不明」「信用できない」「怪しい」という理由です。
そして、そう語っている人のほとんどが50代以上のバブル全盛期時代を生きた人たちです。
逆に、30代以下の人は感覚的に仮想通貨の優れた点がわかっているような気がしています。
このツイートした記事なんかは、きっと20代の人ならスッと理解できると思います。
「ビットコインは非中央集権型の民主的な反権力の通貨として誕生」
「暗号通貨の普及拡大は、国境や国籍という概念そのものを希薄化させる」これを感覚的に理解できずに「何言ってんんだか」と思う人は、時代に取り残されていくでしょう。https://t.co/PpfuMZVnzz
— りょうかん (@ryokan_1123) September 1, 2017
世界共通通貨になる可能性を秘めている
少しだけ脱線して、仮想通貨の可能性の話をしておきます。
ビットコインをはじめとする仮想通貨はインターネットによって誕生した極めて民主的な通貨であり、国境や国籍というが概念を溶かしていく性質を持っています。
この性質をわかりやすく捉えると「世界共通通貨となる可能性を秘めている」と解釈できます。
そして、今後保有者・利用可能な場面が増えることで社会に浸透していけば、その価値は高まっていくと予想できます。
わざわざ銀行に行く手間もなく、財布に入れて持ち歩く必要もなく、世界各国どこの国に行こうが為替を気にして両替することもない。
キャッシュレス時代が本格化してきた時、このような利便性の高い仮想通貨が通常支払いのメインになることは容易に想像が付くでしょう。
と同時に、「上の世代は現金を、下の世代は仮想通貨を」というような世代間ギャップも登場してくると思われます。
タンス貯金が増え続けて現金(紙幣)の流動性が著しく悪くなった現代において、若者に現金(紙幣)が回ってくる確率は非常に低くなっています。一方で、手離れが良く流動性の高い仮想通貨を手にする若者は増えてくる。
…、この先の展開にピンッときた人は、今すぐに少額でも仮想通貨を購入してみましょう。おそらくその直感は正しいです。
「意味不明」と感じた方は、ここでそっとブラウザを閉じてください。
仮想通貨積立の始め方
いかがだったでしょうか。仮想通貨積立貯金をするメリットが少しでも伝わっていると嬉しいです。
興味が湧いてきた方は、まず仮想通貨の取引所に登録をしましょう。
国内の大手取引所としては「bitbank(ビットバンク)」「Zaif(ザイフ)」「bitFlyer(ビットフライヤー)」などが有名です。
どの取引所も登録は超簡単!3分ほどで終わります。
登録したあと、本人確認&住所確認のためのハガキが届いたら、実際に取引が可能になります。
銀行口座から取引所にお金を入れるかどうかは各々の自由です。登録だけして入金はしない、という選択ももちろん有りだと思います。
日々移りゆく相場を見ているだけでもいい勉強になるので、まずはそこから始めてみるのも大きな一歩です。
お金に働かせる感覚を養いながら、若者の通貨である仮想通貨の保有率を高め、年利数%の資産運用をする。
これからの時代を作っていく20代は「仮想通貨積立貯金」を始めるべきです。
僕はもう始めてます。あなたはどうしますか?
仮想通貨投資にも興味がある人にオススメの書籍
仮想通貨投資に興味を抱いている人にオススメの本が「5000 円ではじめる仮想通貨投資入門」です。まず最初に読むべき入門書だと思いますので、ぜひ!