どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
先日、まちビジネス事業家の木下斉さんが以下のようなツイートをしていました。
ほんとくだらないのが多い。こぞって代理店や制作会社に依頼してやったりしてるけど、その先に何がをしたいのか?がよくわからん。/自治体PR動画がアツい!佐渡島はヘビメタで「殺戮したての魚貝類ども」 | ニュース3面鏡 https://t.co/mn0zowsbmr
— 木下斉/HitoshiKinoshita (@shoutengai) September 27, 2017
税金使ってみんなに見てもらう動画を作りました!話題作るのに過剰な演出もどんどんやります。炎上しても注目されたらラッキー的な。。。それで何が活性化するのですかね。一過性の注目のために血眼になって未来があるのかという。
— 木下斉/HitoshiKinoshita (@shoutengai) September 27, 2017
B級グルメ、ゆるキャラ、そして今度はPRビデオ。ほんと問題の根幹に全くアプローチしない、適当な話題性を求めることに税金と人手を投じ続けるからこそ、地域はますます衰退するのでは?も思ってしまう。
— 木下斉/HitoshiKinoshita (@shoutengai) September 27, 2017
ユーチューバーの会社に依頼したとか、自慢げに連絡して来た自治体の人もいたけど、その人の主要な視聴者は、あなたの自治体が集めたいと思ってる移住定住者なのですか?小学生がみてる人気ユーチューバーを使って、リーチできるのですか?という冷静な話が何もなく、視聴数ばかりアピール。
— 木下斉/HitoshiKinoshita (@shoutengai) September 27, 2017
昔から知られていないからうちのまちの知名度をあげたい、という地域は多いが、内容があってこそ知名度なんて結果として上がる。消費財メーカーでもあるまいし、知られるだけで特段売り物もなく、行ったところで宿もなく、働く場所も住まいもなければ無意味。製品開発する前に広告打つ企業ありますかと
— 木下斉/HitoshiKinoshita (@shoutengai) September 27, 2017
この一連のツイートを読んで、感じたことを今日か書いてみようと思います。
行政はオワコン
木下斉さんのツイートを受けて、僕がツイートした内容を載せておきます。
RTした内容、鳥取においても同じような現象は多々見受けられる。
お金の使い方としてマジで理解に苦しむ。こんなことを続けていくと、若者はどんどん行政を見限るようになるでしょう。
年寄りたちだけで行政ごっこでも続けてください、僕らは僕らの経済圏を作って生きるので。となり兼ねない。— りょうかん (@ryokan_1123) September 27, 2017
仮想通貨が登場し、いよいよ一般化してきた今、
「行政に頼らずともインターネット上をお金が回りにまわり独自経済圏が出来上がる未来」がくるのはそう遠くないと感じる。お金の使い方がうまい人のところにお金が集まるようになる流れは加速するだろうし、逆に使い方が下手なところには流れない。
— りょうかん (@ryokan_1123) September 27, 2017
合理性もなく生産性も低い行政のもとには、質のいいお金は集まってこない。
夕張市のように自治体が実質経営破綻をしても、「あっ、そうっすか。まあ僕らは独自の経済圏で生きるんで別にいいっすよ」と若者に興味すら示されない未来も十分にあり得る。
— りょうかん (@ryokan_1123) September 27, 2017
正直すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は「公務員になって役所を変えるんだ!」なんて無駄な想いを抱かずに、自分で何かをはじめて欲しい。
大事なのは、この4つだけ。
1.とにかく一歩を踏み出すこと
2.矢面に立つ勇気を持つこと
3.失敗を繰り返すこと
4.諦めずに続けていくこと— りょうかん (@ryokan_1123) September 27, 2017
というか、10年後ぐらいには小さな町村レベルなら民間企業に実質買収された行政が出てきかねない。
「そんなわけなかろうが!ww」という中高年の方の冷笑が聞こえてきそうですが、今のうちに笑っていればいいですよ。
僕はかなり高い確率で起きる未来と想像してます。僕も虎視眈眈と狙います。— りょうかん (@ryokan_1123) September 27, 2017
とは言え、現場で頑張っている方々がいるのももちろん知ってるので、その頑張りには純粋に敬意を抱いてます。
ただまああれですよ。
「頑張ればっていれば良い」なんて小学生レベルの価値観は、民間企業じゃ通用しねーぞ、って話です。
僕らは頑張っていても結果が出なきゃ死ぬので。w— りょうかん (@ryokan_1123) September 27, 2017
と、また言い過ぎてしまった。てへぺろ(・ω<)
— りょうかん (@ryokan_1123) September 27, 2017
行政が見限られる未来はすぐそこに
このツイートを読んだほとんどの人が「こいつ頭おかしい」と思っていることでしょう。現時点ではその反応の方が健全です。
ただ、5年後には笑い話じゃなくなってると思いますね。
ビットコイン消失で大きな話題となった「マウントゴックス事件」が起きたのが2014年。たった3年後に日本人がこれほどまでビットコインを持つ時代になると、多くの人は予想してなかったはず。
時代の変化は加速度的に早くなってる、という紛れもない事実を認識しておいた方が良いでしょう。
そもそも、「税金」の「徴収・再分配」のデザイン(仕組み)が時代錯誤だと気づくべき。
確定申告して年末調整して国民全員に請求を出して…、時代に合わせて徴収税率を変えるために審議を繰り返して実施までに数年かかり…、それだけ手間暇かけて集めたお金を合理性の欠片もない形で国民に還元…、あーバカバカしい。
マイナンバーとかで必死に改善しようとしてますが、完全に焼け石に水。
「トークンエコノミー」が本格的に実現してくれば、非合理的で不条理な仕組みに嫌気がさしている人たちから順次「独自経済圏」に逃げていくことになるでしょう。
独自通貨で経済がまわる「トークンエコノミー」の経済圏であれば、お金はインターネット上で全てやり取りされることになるので「徴収・再分配」はプログラムによって全自動で行われます。
たとえば、独自通貨の所有者が亡くなった場合は「全保有者へ均等に再分配」なんてことが瞬間的に実行される。出産したら「全保有者のウォレットから出産祝いが送られる」みたいなことも可能。
相続税で悩むことも、子ども手当でバタバタすることも、一切しなくて良い。あの手続きを一度でも経験した人であれば、これがどれだけ素晴らしい世界になるか想像できるはずです。
そんな独自経済圏が次々と誕生してくると、税収はガンガン減っていきますね。
住民税も所得税も払わなくて良い「97万円以下」に年間所得をコントロールして、普段の生活は「独自通貨」でやり取りすることができるようになるわけですからね。
自治体が実質買収される未来も
この動きがより加速していくと、自治体が実質的に買収されるようなことも起こり得る。ここまで想像ができる人は有望ですね。
つまり「独自通貨」を基盤とする独自経済圏が成り立つと、その独自通貨発行元には既存通貨(日本の場合であれば「円」)が集中的に集まることになります。
そして独自通貨発行元が特定地域のすべての事業者を土地建物ごと買収していくと、どうなるでしょう。
そうだな…、たとえば買収先とは「好きな仕事をすること」という業務委託を結び「外注費」として各自「月5万円+独自通貨」を支給していくような形を考えてみるとわかりやすいかもしれません。
「独自通貨によるベーシックインカム」的な形で生活する人がその地域の大多数を占めるようになると、その自治体(市町村)の独自財源は「発行元の法人住民税」と「発行元の固定資産税」に依存することになります。
自治体が税率を変更したりして防衛策を取ることもあるでしょうが、まあ十中八九負けるでしょうね。こうして自治体が丸ごと「独自通貨を基盤とした経済圏」に生まれ変わる未来が登場します。
元々の自主財源の額が大きくない町村レベルなら10年以内にこんな起きてもなんら不思議じゃないんですが、当事者は全く危機感を感じてないですねー。まあ社会全体でみれば良い流れだと思いますが。
すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で「何か」を始めよう。
この話が理解できるような優秀な若者であれば、行政がオワコンなんてことにはすでに気づいていることでしょう。
「公務員になって中から行政を変える」なんて、「月まで道路を作って歩いて月面到達!」ぐらい無謀なことだと思った方が良い。ロケット作って行けばいいじゃん、って話です。
インターネットの登場が破壊的な革命を起こしたように、「仮想通貨」をはじめとした「トークンエコノミー」の登場も同じぐらいの僕たちの生活を大きく変えることになる。そう思って行動した方が良い、と僕は断言しておきます。
もうね、これに気づいてないと本当にヤバいんじゃないかってぐらい危機感を抱いてます。
僕の住む鳥取市が地域おこし協力隊を募集しているのを「オススメしない」と声を大にして言うのも、このような時代の流れがあるからです。
参照:鳥取市がリノベーションまちづくりを推進するための「地域おこし協力隊」を募集してるぞ!|りょうかんのつぶやき
もちろん信じるか信じないかはあなた次第ですが。
ただ、新しい時代の変化が発生しているのは揺るぎようのない事実なので、せめて「Coincheck」でウォレットをぐらいは持っておいた方が良いと思います。
合わせて読みたい:20代で「仮想通貨積立貯金」を始めよう!銀行利息なんてバカバカしい。|りょうかんのつぶやき
そして、優秀な若者は自分で何かを始めましょう。
それがこれからの激動の時代を生き残るための唯一の方法です。その時に大事なのはこの4つだけ。
何かを始めるときに大事なこと
1.とにかく一歩を踏み出すこと
2.矢面に立つ勇気を持つこと
3.失敗を繰り返すこと
4.諦めずに続けていくこと
この記事が、皆さんの「トークンエコノミーによる時代の変化」を考えるきっかけになれば幸いです。
トークンエコノミーに興味のある人はオススメの本
少しでも「トークンエコノミー」や「仮想通貨」に興味を抱いた人は、まずこの本を読んでみましょう。
ビットコインの盛り上がりが、ただのバブルでないことがなんとなくでもわかるはず。
こんな反応がありましたー!
町の買収は面白いでしょうねー。ぼくも自分が住む町を買収するという野望を持ってますw https://t.co/5DS734ZYr3
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) October 9, 2017
自治体を買収するアイディア、実に面白いなあ。たしかアメリカに「市役所を民間企業に委託して運営している都市」はあったと思うけど、そこからさらに踏み込むのか。はえ~ / “すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で何かを始めよう。” https://t.co/ViXkWzpzXT
— コモリヤスハル (@yass_cample) October 9, 2017
個人が勝手に公共事業を民営化してしまうのは今後のトレンドになりますね!
行政もお金がないので、長期的にはWin-Win構造のはずです。すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で何かを始めよう。 https://t.co/ME2WJwJTo3 @ryokan_1123
— エルモ@DualCareerブロガー (@newpapalife) October 9, 2017
・住民税も所得税も払わなくて良い「97万円以下」に年間所得をコントロール。
・普段の生活は「独自通貨」でやり取り。
この世界を見てみたいっすねー(^^)
すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で何かを始めよう。 https://t.co/RgCm2FPMmo
— なりじょし@プロのマスオ (@narijoshi0125) October 8, 2017
色々共感できる部分多いな
ただ国もそこまで甘くはなさげすでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で何かを始めよう。 https://t.co/rqqeXh4AJm
— スガヤチギ (@3nengoniaimasyo) October 9, 2017
「別の経済圏をつくりたい」に納得。星の数だけ人なんざいるんだからやろうぜ!とワシも思います。
すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で何かを始めよう。 https://t.co/LHPocrXMrH
— 片岡 慎悟@はりまや橋ゲストハウス店主 (@KT_OKey) October 9, 2017
さらに一歩先を行くと、「行政がオワコンという考えがオワコン」に辿り着くはず。法律はトークンで作れない。 すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で何かを始めよう。 https://t.co/P8TcGDYyH1
— 山水記 (@sansuiki) October 9, 2017