どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
一時期YouTubeへの動画投稿をしておりました。
こちらのチャンネルで過去に『22本』の動画を投稿していますが、これらは全て「Adobe Premiere Rush」という動画編集ソフトを利用して作成しました。
ぶっちゃけ動画編集はズブの素人でしたが、そんな僕でもしっかりと編集した動画を投稿していけたのはこの動画編集ソフトのおかげです。
これからYouTube投稿を始めたい人や初心者から動画編集を始めたい人にとっては、本当に最適な編集ソフトだと思います。
というわけで、この記事では【Adobe Premiere Rushの特徴と動画編集初心者にオススメする理由】をまとめておきます。
≫ 動画編集ソフト「Adobe Premiere Rush」を無料で始める
「Adobe Premiere Rush」とは?

「Adobe Premiere Rush」は、2018年の10月15日に Adobe が新しくリリースした動画編集ソフトです。
コンセプトは『いつでもどこでもカンタン動画制作』ということで、これまで以上に動画編集のハードルを下げるべく開発されたソフトになっています。
ざっくり言えば、プロも使う本格的な動画編集ソフト「Premiere Pro」の簡易版だと思っておけばOKかなと。
ソフト名 | Adobe Premiere Rush |
---|---|
特徴 | いつでもどこでもカンタン動画制作できるソフト |
書き出し回数 | 無制限 |
クラウドストレージ | 100GB(10TBまでアップグレード可能) |
月額料金 | 月額980円(税別) |
スタータープラン (無料) |
料金:無料 書き出し回数:3回まで クラウドストレージ:2GB |
公式サイト | https://www.adobe.com/jp/products/premiere-rush.html |
有料の月額会員はクラウドストレージを100GBまで使えるので、動画ファイルの保存先としても安心して使えるかなと。且つ、他の動画編集ソフトが購入で1万円以上する中、月額980円から始められるのも初心者には嬉しい点です。
初心者に「Adobe Premiere Rush」が最適な理由

動画編集初心者に「Premiere Rush」が最適だと思う理由は、下記の3点です。
① 必要最低限の機能に絞られてる【使いやすい】
② マルチデバイスで編集可能【スマホにも対応】
③ 各SNSへの投稿が超手軽【Twitterは対象外】
それぞれ説明していきます。
① 必要最低限の機能に絞られてる【使いやすい】
他の動画編集ソフトを軽く使ったこともありますが、ぶっちゃけ難解なソフトが多いです。初心者が感覚的に使えるような代物ではないかなと。
一方で、「Premiere Rush」は初心者向けに開発されているので、編集作業も直感的に取り組むことができます。
しかも、下記のような動画編集に便利な機能も付いてきます。
・プロが作ったグラフィックテンプレートを使用可能
・バックグラウンドノイズやエコーの除去機能が使える
・露出やフォーカスをロックした状態で撮影ができる
「これ以上機能が多いと悩んでしまうだろうな〜」というギリギリのラインで必要最低限な機能だけが備わっている印象なので、本当に初心者向けだと思います。
② マルチデバイスで編集可能【スマホにも対応】
Premiere Rushは、『クラウドベースでデータが保存される』ため、下記の全てのデバイスで編集作業を実施することが可能になりました。
・パソコン(Mac or Windows)
・スマホ(iPhone or Android)
・タブレット(iPad)
つまり、いちいち重たいパソコンを立ち上げなくても、移動中の車内でもスマホを使って手軽に本格的な動画編集をすることができるというわけ。
しかも、編集した内容は全てクラウド上に自動保存されるので、『最初はスマホで編集して、途中からパソコンでの作業に移り、最後はiPad経由でアップロードする』なんて方法も実現可能です。
③ 各SNSへの投稿が超手軽【Twitterは対象外】
そして、YouTubeを始めとする各SNSへ直接投稿できる機能も備わっています。
普通は「ローカル保存→SNSにアップロード」と2つの手順を踏まなければならないですが、Rushだとワンクリックでアップロードまで終わらせることが可能です。
しかも、ローカル保存を選択しなければ、パソコンの容量を圧迫することもありません。

対応しているSNSは下記の4つです。
・YouTube
・Facebook
・Instagram
・Behance
難点は「Twitter」に対応していないことでしょうか。ショート動画を投稿したい人が多そうなので、ちょっと残念ですね。
「Adobe Premiere Rush」のデメリットは?
ちなみに、実際に使ってみて感じたデメリットは下記の2点かなと。
① スタータープランだと書き出しは3回まで
② ソフト自体が重たい【たまに強制ダウンする】
動画編集をするところまでは無料で使うことができます。が、無料プランの場合は、書き出しが3回までと制限されているので、継続した動画投稿をしたい人は注意をしてください。
また、ソフトがめちゃくちゃ重たくなり、編集中に負荷がかかり過ぎると急に強制ダウンをしてしまいます。編集データはクラウドに自動保存されているので破損することはないですが、いちいち作業が止まってしまうのが、現状では不満点です。
まとめ:本格的に動画編集をしたい人には推奨しない

と、ここまで「Premiere Rush」の特徴を紹介してきましたが、ぶっちゃけ本格的な動画編集に取り組もうとする人には一切推奨しません。あくまでも『初心者向け』の動画編集ソフトだと思ってください。
本格的な動画編集をしたい人には【Adobe Premiere Pro】をオススメします。
月額料金は 2,980円(税別) と Rush より断然高くなりますが、編集で出来ることの幅は圧倒的に広くなります。プロも使っている編集ソフトなので、間違いないかなと。
ザッと「Premiere Rush」と「Premiere Pro」の特徴を一覧にしておきます。
Premiere Rush
・動画編集初心者の導入編に向いたソフト
・必要最低限な編集機能だけを搭載
・月額980円(税別)
・1ヶ月単位で利用可能
Premiere Pro
・本格的な動画編集をしたい人向けのソフト
・痒いところに手が届くほど豊富な編集機能
・月額2,980円(税別)
・年間契約のみ
とりあえず無料で「Premiere Rush」を使ってみたいという人は、スマホアプリもあるのでインストールして使ってみてください。
「Premiere Pro」を学ぶ理想の勉強法を紹介しておく
本格的な動画編集ソフト「Premiere Pro」は、Rushと比べて慣れるまでのハードルが高いのが正直なところです。
「Premiere Rush」なら自分で撮影した動画を10本ぐらい編集すれば慣れると思いますが、「Premiere Pro」の場合は100本ぐらい編集しないと慣れないぐらい違うと思ってください。
しかし、それでも本格的な動画編集に取り組みたいという人は、テックアカデミーの【動画編集コース】を受講してみるといいかなと。
最短4週間でハイクオリティの動画編集スキルが身につけられるオンラインスクールで、週2回のマンツーマンメンタリングなどのサポート機能も付いています。初心者でも気軽に受講出来るので、オススメしておきます。
無料で説明会動画を視聴できるので、気になる人はチェックしてみましょう。
>> 動画編集コースの説明会を視聴する【無料】
基礎の基礎だけ学んだら実践の中で試行錯誤したい派の人は、「プロが教える! Premiere Pro デジタル映像 編集講座」を読んでおけばOKかなと。
上記のテックアカデミーでも「学習用の書籍」として紹介されている一冊です。
また、今後はYouTuberとして稼ぐよりも「動画制作(編集代行)」を狙った方がいいと思いますので、編集スキルを身につけておくのは非常に有効じゃないかと思います。
こちらの記事も参考にしてみてください。

というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!