どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
インタビュー記事をたくさん書くようになったんですが、記事の制作過程の中で「僕は言葉を文字で理解する方が得意だ」と感じることがありました。
というのも、取材で直接お話をうかがっている時よりも、書き起こしをして文字として読んでいる時の方が、言葉の意味が頭にスッと入ってくるような感覚があったんです。
「もしかしたら取材したものを改めて文字にして読んでいるからかも?」と思っていたんですが、どうやらそうでもないようなんですよね。
そんなわけで、今回は、言葉を「“文字”で理解する人」と「“音”で理解する人」がいるんじゃないかという仮説の話と、自分自身がどちらのタイプなのかを判別するための方法を、サクッと書いておこうと思います。
“文字”で理解する。“音”で理解する。
先述の通り、インタビュー記事の執筆時にハッと気づいたことではあるんですが、思い返せば昔から人の話が右から左へ流れる癖がありました。
たとえば、謙虚なのが『ミーティング』です。その場で議論が始まると理解が追いつかないことがある一方で、事前に議題が文章で送られていているとスッと議論に加わっていけるんですよね。
ただ単純に瞬間的な理解力が乏しいのかと思っていたんですが、何人かにこの話をしたところ、同調してくれる人と全く共感してもらえない人と、その両方いることがわかってきました。
しっかりと検証したわけではないですが、このことから考えるに言葉を「文字で理解するタイプ」と「音で理解するタイプ」がいるんだろうなと。
伝える側には「話し言葉」と「書き言葉」があり、得手不得手があるように、受け取る側にも理解しやすい方があっても不思議ではないなと、妙な納得をしています。
どちらのタイプか判別する方法
そこで気になるのが「自分はどちらのタイプなのだろうか?」ということだと思います。
それを判別する方法は至って簡単で、書籍を「文字」と「音」とでどちらが理解できたかを比較してみればいい。
たとえば、世界的企業のAmazonでは、プライム会員になると電子書籍(Kindle)が読み放題になる「Prime Reading」を提供しています。
さらに、「Audible(オーディブル)」という本の朗読サービスも提供しているので、これらを使えば同じ書籍で比較することができます。
僕はこの2つのサービスで「ハリー・ポッターと賢者の石」を読み直して&聴き直しをしてみましたが、やはり音で聴くと内容はあまり頭に入ってきませんでした…。
自分の特性を理解すると生きやすくなる
まあ正直な話をすれば、ほとんどの人にとって「言葉を文字と音でどちらが理解しやすいかは大きな問題ではない」と思います。
ですが、僕にとっては自分がどちらの方に優位性があるのかに気づけたことは、大きな出来事でした。
なぜかと言うと、Audibleのようなサービスで読書をしても頭に入ってこないことや、Voicyのようなラジオ的なコンテンツに強く惹かれていかないことが、自分の特性だと理解できたからです。
このまま気づかぬままだったら、きっと自分に適してない方法にフィットさせようと無駄な努力をしていたことでしょう。
でも、僕は気づくことができた。これは長い目で見たときに大きな違いになるはずです。
本当に小さなことかもしれませんが、ひとつずつ自分の特性を知っていくことで人生は少しずつ生きやすくなっていく。そんなことを思ったので、この記事を書き残しておきました。
読んでくださったみなさんの、何かしらの参考になれば嬉しいです。
余談:より詳しく自分の特性を知る方法
もし自分の特性をもっと知りたいという方がいれば、自分の強みを診断できる「ストレングス・ファインダー」を試してみましょう。
僕も診断したんですが、この結果を知ったことで救われた部分もかなりあります。診断結果の捉え方を整理してくれる「自分コンパス by meee」というサイトもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
では、また!