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クラウドファンディングの達成率を高める記事作成のポイント【実例あり】

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どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

現在、熱海でまちづくりに取り組む 株式会社machimori が実施中のクラウドファンディングで、記事作成や広報戦略などの裏方任務を担ってます。

≫【脱・観光地宣言】熱海に“暮らす”ように泊まれる宿「ロマンス座カド」をつくります

ありがたいことに『開始5日目で目標金額(100万円)を達成する』という快挙を打ち立てました…!!

2015年に僕個人で実施したクラウドファンディングでも目標金額(52.3万円)を開始5日目で達成しています…!!
≫ 人と街が繋がるきっかけとなるブックカフェを鳥取につくりたい!

まだまだクラウドファンディング自体は続きますが、せっかくなので、今回のプロジェクトページの作成に当たって意識した【記事作成のポイント】をまとめておこうかなと思います。

過去のクラファン実施経験や他ページの傾向分析を元にして戦略的に記事作成をしたので、これからプロジェクトを立ち上げる人の参考になれば幸いです。

クラファンの達成率を高める記事作成のポイント

達成率を高める記事作成のために意識するべきポイントをまとめました。

① 意識すべきは【概要&リターン】だけで十分!
② 本文は『PREP法』を使って書けばほぼOK!
③ クリック率を上げる「アイキャッチ画像」が大事
④ 支援の7割は「タイトル」と「概要文」で決まる

⑤ 支援しやすような「リターン」を考え抜こう!

それぞれ解説していきます。

① 意識すべきは【概要&リターン】だけで十分!

ぶっちゃけ、クラファンページを作成する上では下記のことを意識しておけば十分です。

✔︎ 概要
- 目立つアイキャッチ画像
- わかりやすいタイトル名
- パッと見で伝わる概要文

✔︎ リターン
- 支援しやすい返礼品を考え抜く
- 1万円前後のリターンを充実させる
- 高額リターンを必ず用意する

後述で説明しますが、ぶっちゃけ本文はそこまで重要じゃないので、入念に作り込む必要はありません。

② 本文は『PREP法』を使って書けばほぼOK!

クラウドファンディングの支援する側になったときを想像してみてください。

本文ってほとんど読まなくないですか??

なので、クラファンページを作成する際には「本文」に力を入れる必要はなし

最低限伝えるべきことを抑えて漏れなく書いておければOKです。

もし書き方に不安がある人は、文章を書く型のひとつ『PREP法』を使って書いてみてください

【PREP法】
❶ 主張(要点)[Point]
❷ 理由[Reason]
❸ 具体例[Example]
❹ 再度主張[Point]

【PREP法を使った文章例】

❶ 主張:◯◯というプロジェクトを始めます(ご支援お願いします)

❷ 理由:このプロジェクトをやるきっかけは、過去に〜〜ということがあり、その課題を解決するために、・・・

❸ 具体例:実際に、△△では・・・

❹ 再度主張:なので、今回のプロジェクト◯◯へのご支援をお願いします

詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。

≫ 【簡単】文章が書けない人は「型」を覚えよう【毎月10万字書いてます】

【簡単】文章が書けない人は「型」を覚えよう【毎月10万字書いてます】数ある文章系の型の中でも、最も汎用性が高い【PREP法】を解説してみました。文章が書けない人は基本的な「型」を覚えて、書くことは慣れていきましょう。...

 

③ クリック率を上げる「アイキャッチ画像」が大事

クラウドファンディングの達成への最初のステップは『ページを訪れてもらうこと』であり、そのために最も大事なのが【目立つアイキャッチ画像(メイン画像)】です。

他のプロジェクトページを見ていると、案外意識している人が少ないのかもなと感じます。

ちなみに、今回のプロジェクトのアイキャッチ画像はこちら。

精鋭つながら僕が作成したんですが、つくる上で意識したのは下記の3点。

✔︎ SNSのタイムラインでも、パッと見で「何のプロジェクトか」が伝わること

✔︎ クラウドファンディングサイト上の『プロジェクト一覧』で他より目立つこと

✔︎ 支援したくなる親近感を抱いてもらうために関係者の顔が出る画像を使うこと

特に、「パッと見でプロジェクトの内容がわかること」と「プロジェクト一覧で目立つこと」は非常に重要だと思います。

CAMPFIRE上での記事一覧

ただ、今回のプロジェクトに関しては、ブランディングイメージ的に『大きな文字』『ゴテゴテのフォント』は使いにくかったので、そこまで目立つ形にはできませんでした。

が、そんな中でも画像だけでプロジェクトの中身がイメージ出来るようなアイキャッチにはなっているんじゃないかと思います。

 

クリック率の上がりやすいアイキャッチ画像の好例

参考までに、僕が「良いアイキャッチ画像だな〜」と思った例を載せておきますね。

この3つ案件はどれも画像だけでどんなプロジェクトかが予想できると思います。こういうアイキャッチ画像のを作れると、クリック率は確実に上がるでしょう。

 

④ 支援の7割は「タイトル」と「概要文」で決まる

アイキャッチ画像でクリックしてもらったあと、支援をしたいと思わせられるかどうかの7割は「タイトル」と「概要文」で決まります

7割という数字に根拠はないですが、そのくらいだと思って「タイトル」と「概要文」を考えた方がいいですよ、という話です。(ちなみに、残り3割はリターン品次第)

なぜならページ訪問者の大半は「タイトル」と「概要文」しか読まないから。

特に、僕らが今回利用した CAMPFIRE においては、プロジェクトページを スマホ で閲覧すると「メイン画像」「タイトル」「概要文」「リターン」の順で表示されます。

本文は『もっと見る』をワンタップしないと表示されないので、訪問者の3割が読んでくれてれば御の字ぐらいじゃないかなと。

なので、繰り返しになりますが、本文より「タイトル」と「概要文」を考えるのに時間を使いましょう

 

補足:制限文字数を最大限使うことを推奨します

他のプロジェクトページを見ていて「勿体無いな〜」と感じるのが、タイトル&概要文の文字数を最大限活用していない点です。

僕らの使っている CAMPFIRE における文字数は下記の通り。

タイトル:最大40文字
概要文:最大150文字

ちなみに、今回のプロジェクトにおいて、僕らは文字数をほぼフル活用しています。

上述の通り、支援をしたいと思わせられるかどうかの7割は「タイトル」と「概要文」で決まります。だからこそ、使える文字数をフル活用しないのは『支援してもらえるチャンスを逃している』のと同義です。意識してみてください。

 

⑤ 支援しやすような「リターン」を考え抜こう!

で、ここまでの話は『クラファン支援の “入り口” のデザイン』についての考え方。

支援の入り口をしっかりとデザインできたら、さらに一歩踏み込んで、『支援の出口までの道筋』を最後までちゃんと用意してあげましょう

僕らの設定したリターンの一例

リターン設定のコツについては、また後日に別記事で解説をしますが、特に下記の3点だけは抑えておくといいかなと。

❶ 金額付きの画像をちゃんと用意する
❷ 1万円前後のリターンを充実させる
❸ 高額返礼品(5万円以上)を必ず用意する

簡単に解説しておきますね。

❶ 金額付きの画像をちゃんと用意する

設定してない人も多いですが、ぶっちゃけリターンの画像設定は必須です。

しかも、この画像もパッと見で「金額」と「内容」がわかるようにしておきましょう。これだけで支援額は1.5倍にはなるだろうなと。

❷ 1万円前後のリターンを充実させる

500円や1,000円のリターンを多く打ち出しているプロジェクトも多いですが、重視すべきは「1万円前後のリターン」です。

調べてもらうとデータも出てきますが、クラウドファンディングの平均支援額は『1万円〜1.5万円』ほどなので、このあたりのリターンを充実させておくと総支援額をグッと底上げできます。

❸ 高額返礼品(5万円以上)を必ず用意する

で、1万円前後のリターンをより選択してもらいやすくするために『高額リターン』を用意しましょう

いわゆる【松竹梅の法則(極端の回避性)】を使って、1万円前後のリターンに誘導する方法です。

松竹梅の法則(極端の回避性)
値段を3段階に分けると、50%以上の人が真ん中の値段のものを選ぶという心理的な傾向法則です。人間の「1番高いものと1番安いものを無意識に回避する」という心理的習性を表しています。

しかも、数は少ないものの高額リターンにも支援が入るので、目標額の達成のためには必ず用意しておきたいですね。

 

まとめ:クラウドファンディングは事前準備が超重要!

今回のプロジェクトでは『開始5日目で目標金額(100万円)を達成する』という快挙を打ち立てたわけですが、その裏ではこの記事で紹介したような戦略的工夫をいくつも実施していました。

とは言え、ビックリするような裏ワザを使っているわけではありません

真似をしようと思えば誰でも真似できることばかりですので、これからクラウドファンディングを立ち上げる人はぜひ参考にしてもらえたらなと思います。

 

今回実施しているプロジェクトも 2019年8月11日まで 支援を募っていますので、ぜひ一度覗いてみてください。(そして、SNSでシェアしてもらえると嬉しいです)

≫【脱・観光地宣言】熱海に“暮らす”ように泊まれる宿「ロマンス座カド」をつくります

 

というわけで、今回の記事は以上です。

では、また!

ABOUT ME
りょうかん
1990年11月 鳥取市生まれ / ブロガー兼WEBライター / 鳥取と熱海の二拠点生活中 / ✍毎日noteを書いてます / Amazonほしいものリスト / お仕事のご依頼は こちら を参照ください