どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
シンガーソングライター・GACKTさんの「GACKTの勝ち方」を読みました。
この本では、GACKTが成功するまでに実践してきた哲学や生き様などの思想がまとめられています。GACKT初のビジネス書と言われていますが、どちらかというと自己啓発本に近いです。
✅ GACKTはどうやって稼いでいるの?
✅ 超一流芸能人から自己啓発をされたい
✅ 自分のストイックさがもの足りない
という人が読むと、心が震える一冊です。
一番のポイントは、
GACKTが「セルフブランディング」と「ポジショニング」に対してどれだけ徹底して実行をしているかを知ることができる
という点。
極端な生き方に思えますが、ビジネスマンとして「自分をどう見せたらいいのか」「そのために覚悟を持っているか」を考えさせられます。
『GACKTであり続けるために常に妥協しない』『自分の言ったことは必ずやる』という姿を知れるので、自分の意識をピシッと正したい人におすすめです。
というわけで、この記事では「【書評】超一流芸能人の自己啓発本「GACKTの勝ち方」はストイックさの極みを知れる」について書いていきます。
✔︎ 「GACKTの勝ち方」の概要解説
✔︎ どんなことが書かれているのか
✔︎ 実際に読んで感じた個人的感想
「GACKTの勝ち方」ってどんな本?【概要】
「GACKTの勝ち方」は、2019年8月9日に発売された全224ページの書籍です。
文字が大きく余白も多いので、集中して読めば【1時間程度】でサラサラと読み終えることができます。
ザックリと内容を紹介すると、
・GACKTがこれまでどのように生きてきたのか
・自分の希少価値を高めていくためにすべきこと
・本気で今日を生きるために背中を押してくれる
という感じ。全体的にロジカルな内容ではなく、どちらかというと「昭和的な考え方」が多い自己啓発書です。
どんな感じの自己啓発本なの??【内容を一部引用】
自己啓発本の中にも好き嫌いがあると思うので、「はじめに」に書かれている一部を引用させてもらいます。
ボクは、やはり昭和の古いオトコ。
勝負はケンカと同じ。
絶対に勝ちに行く。
勝つために必要な行動を取り続ける。
【負けず嫌い】などいう言葉さえ薄っぺらい。
負けず嫌いな奴に、ボロ勝ちをする。
だからこそ、勝ち方にもこだわる。
テレビでいう「一流芸能人」がどうのなどという
価値観には興味が無い。
もちろん贅沢をすることが悪いとは思わない。
世の中の一般的な
「贅沢は良くない!」
などいう考えにも賛同しない。
贅沢? なぜダメなのか??
そして、
そんなボクの生活の基盤は、
もちろんカネを稼ぎ続けないと維持できない。
ではなぜ、GACKTは
そんなにカネを持っているのか?
それは30歳からのボクが
人知れず実業家としても生き、
【GACKT】という名前をブランディングし、
カネを生み出す仕組みを構築してきたからだ。
この本では成功するために実践してきた、
GACKTの勝ち方と
人生をマネタイズする方法
を書いてみた。
そしてこれらのヒントは、
起業家や実業家だけでなく、
会社や社会の至る場所で
自分の立ち位置に疑問や悩みがある者にとっても、
【自分】というセルブランディングを
確立するのに役立つだろう。
この本を手にとったすべての人の人生に、
寄与することを願う。
引用:GACKTの勝ち方
「GACKTの勝ち方」で印象的だった言葉【紹介】
「GACKTの勝ち方」を読んで印象に残った言葉を2つほど紹介します。
とも(知)・かく(覚)・うご(動)・こう(考)
ネガティブで排他的だった19歳のGACKT。
そんなときに出会った「人生のメンター」が、いきなり紙に書いたのが下記の4つの単語です。
【 知・覚・考・動 】
これは世の中の大半を占める普通の人の思考パターン。
一方で、成功する人の思考パターンは順番が異なります。
【 知・覚・動・考 】
ここまで読んでいて「よくある『考えるより動こう』って話かな〜」と思っていたんですが、そんな僕の目に飛び込んできたのはこちらの文字でした。
【 知・覚・動・考 】
「コイツ・・・ヤベェ!!」と思わせろ
ポジショニングについて言及されていた部分で印象に残ったのがこちら。
普通に謝れば【ダサい人】
自分を貫き通せば【ヤバい人】
ポジショニングが完璧に取れると
最終的には【カブいてる人】となる。
とにかく「ヤバい人」と思わせることが大事で、GACKTは「ヤバい」と思わせるために徹底してストイックに自分を律しています。
たとえば、人気テレビ番組『芸能人格付けチェック』で連勝を続けたことも、ヤバいと思わせるために相当の覚悟で臨んでいたのだとか。
「GACKTの勝ち方」を読んだ感想【書評まとめ】
この記事では、「【書評】超一流芸能人の自己啓発本「GACKTの勝ち方」はストイックさの極みを知れる」について書いてきました。
この本は、GACKT流の「人生の勝ち方」がまとめられていますが、内容は昭和的で精神論なものがほとんど。
なので、ぶっちゃけビジネス書としては微妙かな、、、と感じました。自己啓発本として読むのが正解かなと。
ただし、一般的な自己啓発本とは『超一流芸能人のGACKTが書いている』という点で決定的に違います。
彼の謎めいた雰囲気やイメージがあるからこそ、メッセージが心にスッと入ってくる部分もあるので、徹底したストイックさに触れたい人はぜひ読んでみてください。
✔︎ ビジネス書ではなく「自己啓発本」の類
✔︎ GACKTの絶対に妥協しない姿勢が知れる
✔︎ 読み終わったら自分の意識がピシッとする
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!