どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
11月1日の夜に、兵庫県在住の編集者・藤本智士さんと対談をさせていただくことになりました。
今年の7月に出版した新刊「魔法をかける編集」「風と土の秋田」の出版記念イベントとして鳥取にいらっしゃるようで、2日間実施されるうちの最終日の夜(よく考えたら大トリだ…)にご一緒させていただきます。
今回はその告知を。
イベントの詳細
今回のイベントは、「やまやとイニム」の店主・小林巧三くん(通称:こばたく)が主催として旗振りをしています。
まずはフライヤーに記載している「主催者よりひとこと」を引用して載せておきますね。
主催者よりひとこと
トークショーを聞いて、共感でき、気づきも得たけど、もう一歩踏み出したい。そんな、欲張ったことを思うことがあり、今回は2日に分けてのトークショーです。
藤本智士さんの編集してきたものを知る、そこから気づけることは大いにあります。1日目は、雑誌だけど単行本でもあるようなRe:Sの編集の仕方やのんびりの取材の入り込み具合など、今までの編集を通し7月に出版された本に関して、2日目は、ホンバコのりょうかんさんをトーク相手にお話しいただきます。
藤本さんは今年の7月に2冊出版しています。読んでこられたらなおさらに、読まずにきてもその場で学んでぜひ復讐に。ローカルメディアはこのパンフレットを読んでいるあなたであって、あなたの取捨選択は誰とも違うかけがえのないもので、その選択を大事にしたら街はほほえんでいるように見えると思うのです。
続いて、イベントの詳細情報も簡単に。
イベント詳細情報
【予約必須】\\ 必見 //
2日間に渡り開催される両トークイベントは、限定25席のご案内となります。
※当日定員に空きがあった場合に限り、当日券販売予定。
[予約方法]
・下記の予約可能店舗の店頭
・Mail:honbako.tottori@gmail.com(ホンバコ宛)
・Mail:tk.archi.cloth@gmail.com(やまや宛)
【1日目】
日程:2017年10月31日(火)
時間:18:00〜19:00(トーク),20:00〜21:30(懇親会)
トーク当日券:1,500円(1ドリンク付き)※前売り券優先
懇親会参加費:2,000円(1ドリンク付き)※事前予約必須
会場:やまや(トーク),Y Pub&Hostel(懇親会)
定員:25名
【2日目】
日程:2017年11月1日(水)
時間:18:00〜19:00(トーク),19:30〜21:30(交流会)
トーク当日券:1,500円(1ドリンクオーダー制)※予約優先
交流会参加費:1,000円(フリードリンク&軽食付き)※飛入歓迎
会場:Book Cafe ホンバコ(トーク&交流会)
定員:25名(交流会は30名程度)
編集者は魔法使い
今回の対談のオファー、実は藤本さんからのご指名だったようでビックリました。
お話したかったんす!突然ごめんなさいー!
— 藤本智士 (@Re_Satoshi_F) September 27, 2017
どうやら、以前ホンバコで「発酵文化人類学」の出版記念イベントを開催した発酵デザイナーの小倉ヒラクさんや、鳥取VALU勉強会でお世話になった隠居系男子の鳥井弘文さんから噂を聞いていたみたいです。
≫ 「発酵文化人類学」の著者・小倉ヒラク氏は、久々に出会った「カロリーの高い方」でした。|りょうかんのつぶやき
お話しをしてみたかったというありがたいお言葉をいただき、しかも以前家族とホンバコに来られたこともあるそうで、めちゃくちゃ光栄に感じました。
縁がつながりせっかくいただいた機会なので、早速「魔法をかける編集」を購入して読ませていただいています。
まだ読んでいる途中でなのですが、ここまでの時点でもめちゃくちゃ面白い!
自分の中の「編集者」の概念が根底から覆されている感があります…。
冒頭から藤本さんのワールドに引き込まれていきます。(本書から引用)
そういう意味で僕は、編集とは魔法であり、編集者は魔法使いだと本気で思っているのですが、それが魔法であるがゆえに、これまでは一部の人だけが持つ特権的能力として扱われてきたように思います。
しかし編集力というのは、なにもホグワーツに通わなくても、すべての人がすでに備えている能力であり、意識することで鍛えられるものなんです。
引用:魔法をかける編集
さらに、「ローカルメディア」の定義の仕方も、これまた秀逸です。
ローカルを「局部」と捉えれば、僕にとって究極のローカルメディアは自分自身であり、あなたです。
引用:魔法をかける編集
どうですか? ちょっと興味が湧いてきません?
最近、うちのスタッフとも「編集者」と「プロデューサー」の違いってなんだろう?的な話をしてきたので、なんともタイムリーな対談のご指名をいただいたなぁと、改めて感じてきています。
今の鳥取にピッタリなイベントかも
そして、この藤本さんのイベントがこのタイミングで開催されることにも、何か不思議な魔力を感じます。
鳥取では6月から毎月1回のペースで「鳥取メディア研究部」というものが開催されており、その影響でブログなどの個人メディアを始める人が増加してきている状況です。
≫ 5ヶ月連続企画「鳥取メディア研究部 〜ぼくらが伝える、鳥取」が始まります。|隠居系男子
とは言え、まだまだ「ブログ(メディア)運営」に対してどうアプローチしていいのか模索中の人が多い、というのが僕の印象。
そんな中、藤本さんの「編集」という魔法の使い方に触れる機会を得ることで、その空気感に風穴が開くんじゃないかという予感がしています。
ぜひブログを始められた方やこれから始めてみたい方、ローカルメディアの運営に興味のある方などに、参加していただけると嬉しいです。
最後に
今回のイベントにおける僕の担当は、前日の出版記念トークを踏まえて行われるフリートークとなります。
「台割」と呼ばれる雑誌作りの設計図的なものを用意せずにアドリブ重視のトーク番組のようなスタイルで取材をされている藤本さんですので、あまり気取らずに話ができればと思っています。
藤本さんと"雑談"をしているようなイメージで、その時に感じたことや思ったことをお話しさせていただけたらな、と。
そんなトークの中にキラリと光る新たな発見や気づきが必ず見つかるような気がしています。
みなさんも、藤本さんの編集という名の「魔法」にかかってみませんか?
一緒に学び多き時間を過ごせることが楽しみです!
藤本智士さんの新刊はこちらの2冊!