どうも、移動手段として「Penny(ペニースケートボード)」を愛用しているりょうかん(@ryokan_1123)です。
一時期にブームとなった「スケボー通勤」が身の丈に合っているので、日々実施しているのですが…、先日急に怒鳴られ警察を呼ばれてしまいました。
僕の住む鳥取のような地方都市では見慣れぬ乗り物に恐怖を抱く高齢者の方も多いのもしれません……。が、さすがに「警察」はビックリしてしまいました。
しかし、「スケボー通勤」は違法ではないはずです。それを裏付けるように、今回も警察の方からは注意のみ。
とは言え、本当に違法性はないのか心配になってきたので、この機会に改めて法律を再確認してみました!これからスケボー通勤を実践する人の参考になれば幸いです。
pennyに乗ってたら、おじいちゃんに超怒られて警察呼ばれたwww
黙って従い、冷静に警察と話した結果、「法律的にダメとは聞いたことがない。気をつけて乗ってね。」と注意で終わるwww
— りょうかん♨️二拠点ブロガー(熱海⇄鳥取) (@ryokan_1123) October 27, 2016
スケボー通勤とは?【メリット&デメリット】
まずは「スケボー通勤」とは、どういうものなのか。言葉のままではあるんですが、このように定義されています。(僕が勝手に定義したw)
あくまでも【移動手段・通勤手段】です。もちろん他の移動手段を使うこともありますが、それぞれの良し悪しがあるので使い分けが大事だなと。
実際、慣れてしまえば歩くより早く移動できます。平滑で見通しの良い道であれば、自転車と変わらない速度(約15km/h)で移動することも可能です。
ただ、段差や道路状態によっては速度が出なかったり降りたりしないとダメな場所もあるので、平均すると時速10km/h程度でしょうか。それでも歩く(約3km/h)よりは断然早い!
しかも、自転車とは違い、建物の中に持って入ることができるので置き場に困ることもありません。さらにバスやタクシー・電車などにも持ち込めるので、他の移動手段との併用もできるメリットがあります。
① 歩くよりも早く移動できる
② 建物に持ち込むことが可能
③ バスやタクシーに乗せれる
④ 人との違いを明確に出せる
⑤ スポーティな印象を与えれる
とは言え、転びやすい乗り物なので【怪我をするリスク】は当然あります。
① 知らない人に怒られる
② 転んで怪我するリスク
③ 周囲から痛いヤツ認定
あまりメジャーではない移動手段なので周囲から【痛いヤツ】と思われてしまうことも・・・
スケボー通勤は違法なの?【条件付きで公道でもOK】
さて、本題に戻ります。「法律的にスケボー通勤は違法なのか」
結論から言うと、【交通のひんぱんな道路においては禁止】by道路交通法、ということのようです。
道路交通法の第5章にこのような記述があります。
[道路交通法]
第五章 道路の使用等
第一節 道路における禁止行為等
第76条(禁止行為)
4項3号
交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
スケボーはこの「これらに類する行為」に含まれると解釈されているそうなので、「交通のひんぱんな道路」でなければスケボー通勤はOKということです。
となると、気になるのが「交通のひんぱんな道路」の定義です。
ここから先は解釈論になってしまうのですが、『執務資料 道路交通法解説』の中では「道路の広狭、通行する歩行者、車両等との相対関係により社会通念上判断するほかない」と述べられています。
最後の判断はケースバイケースということになるようなので、一般的に「危険がある」と思われる場所では乗らないようにするのが吉でしょう。
ただし、過去には逮捕者も出ています……
ここまで調べた範囲で言うならば、多くの地方都市の裏道であればOKと考えても問題ないように感じます。
しかし、過去には「公道でのスケボー利用」で逮捕者も出ています。
この例は大阪の繁華街ですが、やはり「自動車であれば、自転車であれ、歩行者であれ、交通量の多い道では乗っちゃダメ」と考えておくのが良さそうです。
あと、自転車と同様に「傘差し走行禁止」や「イヤホン使用走行禁止」などは当たり前のマナーとして守るべきでしょうね。
マナーを守らないスケボー通勤者が増えることで、スケボー走行自体が禁止されるような自体になってしまえば本末転倒です。この記事を読んでくださった方には厳守してもらいたいと強く願ってます。
常識の範囲内でスケボー通勤を楽しみましょう!
結論としては、「スケボー通勤は交通量の多い道路で乗らなければ問題ない」というところでしょうか。
ただし、警察の方からも「危険行為や迷惑行為として指導や検挙をすることは十分にあり得ます。注意して利用してください」と念押しされました。
慣れてしまえば快適な移動手段でもあるスケボーです。
が、事故などで自分も相手も悲しい想いになることがないよう、安全面には十二分に気をつけて利用していきたいなと。
マナーはしっかり守りつつ、快適なスケボー通勤を楽しんでいきましょう!
・街乗り特化のミニクルーザーであること
・日本国内旅をしてきたが警察に注意されたことはない
・横断歩道は降りるなど自分なりに注意しながら乗っている以上のことを警察に伝え、もし条例などで禁止されているのであれば今後は乗らないので教えてほしいと名前と連絡先を残し、その場を去った。
— りょうかん♨️二拠点ブロガー(熱海⇄鳥取) (@ryokan_1123) October 27, 2016
厳密に言えば、道路交通法上「交通の頻繁な道路において」は禁止されている。
この「交通の頻繁な道路」の認識がおじいちゃんとズレてたんだろうと思う。次からは「警察にも確認した上で」と言えるが、
本当に禁止にならないよう、常識の範囲内で気をつけて乗ろうと改めて思ったのであった。— りょうかん♨️二拠点ブロガー(熱海⇄鳥取) (@ryokan_1123) October 27, 2016
僕の愛用する「Penny」はこれだ!【22インチ】
僕自身は「Penny(22インチ)」を使用しています。(同じタイプは現在は生産中止)
持ち運びの利便性を重視したい人は、22インチの軽めなタイプがオススメです!
詳しくは「スケボー通勤の必需品「ペニースケートボード」を徹底レビュー【軽くてお洒落】」を参照ください。
米国西海岸発祥の「Elos Skateboard」もオススメ!
最近はファッション性を高めるために「Elos Skateboard(イロススケートボード)」を使うことが多くなりました。
多少値は張りますが、初心者でも乗りこなしやすいボードなので、ぜひチェックしてみてください〜!
詳しくは「【Elos】持ち運びやすい小型スケボー「イロス」を徹底レビュー【初心者向けコンパクトボード】」を参照ください!
「スケボー通勤」に必須のアイテムを紹介します!
最後に、スケボー通勤上級者の僕がオススメするアイテムをご紹介しておきます!
街乗り用ミニクルーザー「Penny(ペニースケートボード)」
まずは、移動手段として優秀な街乗り用スケボー(ミニクルーザー)の「Penny」です!
僕も利用する「penny(ミニクルーザー)」は、街中でクルージング(移動)する用途に特化して作られた小さなスケボーで、タイヤの部分がウレタン素材で出来ていて柔らかい&幅が太いため、多少荒れた路面でも快適にクルージングが楽しめます!
ミニと名付けられていることからもわかるように、サイズは「22インチ(約57cm)」と通常のスケボーよりひと回りほど小さく、重さも1.9kgと軽いのが特徴です。楽々持ち運びが出来るので本当にオススメ!
しかも!
デザインが豊富でイケてる雰囲気を醸し出せるので、お洒落アイテムとしてもNineですよ! こんな素敵な動画を見たら、街中クルージングをしてみたくなりませんか?
しかし、初心者の人には大きいサイズの方が乗りやすいです。まだ乗り慣れてない人は「Penny Skateboard(27インチ)」を検討されてみると良いかなと。
カラーバリエーションも豊富なので、ファッション感覚で選んでみてください!
バラ売りでカスタマイズできる「特殊ソフトウィール」
ちなみに、街乗り用スケボー「Penny」の最大の特徴は特殊ソフトウィールです。
柔らかい特殊ウレタン製の素材でできているため走行中の騒音が少なく、通常のスケートボードより圧倒的に太さがあるため初心者でも安定した走行が可能になります。
このウィールは「バラ売り」しているので、自分の好みの色にカスタマイズすること可能。すり減ってきたら交換して長く使い続けていることもできます。
手頃な値段で購入できる「劣化版Penny」のミニクルーザー
街乗りに良さそうな「Penny」ですが、1万円近いお値段するのがネックです。
挑戦してみたいけど最初からその金額は…、という人は、安めのミニクルーザーで始めてみるのはいかがでしょう?(2,000円代から販売されています)
「Penny」とほぼ同仕様のものが販売されているので、まずはこちらで練習してみてください!
持ち運び用の「高機能スケボーバック」があると便利!
また、持ち運びをもっとカッコよくスマートにしたい人は、高機能なスケボーバッグを持っておくと便利です!
手で持ち歩き続けるのは疲れますし、バスなどに乗るときにはバックに入れておけると周りの人の迷惑にもならないので、スケボー通勤の格が上がること間違いなし!
いくつか種類があるようなので、好きなタイプを選んでみてください!
メンテナンス用の「Skate T-tool」と「NINJAオイル」
長く使い続けるために、六角レンチを締めるための「Skate T-tool」とベアリングの潤滑化に必要な「NINJAオイル」も合わせて購入しておきましょう。
オシャレな「ミニクルーザースタンド」でお洒落に飾ろう!
せっかくデザイン性の高いミニクルーザーを使っているのであれば、自宅の玄関や部屋の中でもお洒落なインテリアのようにカッコよく置きたいですよね?
そこでおすすめなのが、能島製作所のシンプルな「ミニクルーザースタンド」です!
というわけで、今回の記事は以上です。
日々の通勤の良いアクセントに、ぜひスケボーを!
紹介した「Pennyボード」&「アイテム」一覧