どうも、スケボー通勤歴6年の りょうかん(@ryokan_1123)です。
2014年から、街乗り用ミニクルーザーの「Penny Skateboard(ペニースケートボード)」を愛用しています。
都会ではスマートな移動手段として「スケボー(ミニクルーザー)」を検討する人が増えてきており、『スケボー通勤』も珍しくなくなってきました。
というわけで、当記事では【スケボー通勤の必需品「ペニースケートボード」の徹底レビュー】をお届けします。
【追加情報】
2020年春から、より小型な「Elos Skateboard (イロス スケートボード)」というコンパクボードを使い始めました。こちらは非常に使い勝手の良い初心者向けのボードになっているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
スケボー通勤の必需品「ペニースケートボード」
「Penny Skateboard(ペニースケートボード)」は、オーストラリア人のベン・マッケイによって2010年に創業されたブランド企業『Penny』の開発した街乗り用のミニクルーザーです。
通常のスケートボードは木製のボードデッキが使われていますが、ペニースケートボードは『特殊プラスティック』を利用しているのが大きな特徴になります。
スケボー通勤向きの「22インチモデル」のサイズ感
スケボー通勤に向いているのは、ペニー最初のモデルでもある「22インチ」の最も小型なタイプです。
このタイプの仕様をまとめておきます。
全長:約56cm
幅:約15cm(最太部)
素材:特殊プラスティック
ウィール:59mm(特殊ウレタン)
総重量:1.9kg
僕が使っているのもこのモデルで、普段使っているMARK RYDEN製の完全防水バックパック『MR-9031SJ』の全長とほぼ同じぐらい。
最大の特徴は「59mm」の柔らかい特殊ソフトウィール
最大の特徴は、最大59mmの特殊ソフトウィール。
柔らかい特殊ウレタン製の素材でできているため走行中の騒音が少なく、通常のスケートボードより圧倒的に太さがあるため初心者でも安定した走行が可能になります。
ちなみに、このウィールは「バラ売り」しているので、自分の好みの色にカスタマイズすることもできます。すり減ってきたら交換もできるので、長く使い続けていくことも可能です。
2018年春より「32インチハイブリッド」が新登場!
スケボーには慣れている中級者以上の方であれば、2018年春に登場した『32インチハイブリッドモデル』の方がしっくりくるかもしれません。
上記のプロモーションビデオを見てもらえばカッコ良さは伝わると思いますが、大きな変化は以下の通りです。
✔︎ 横幅が最大22cmまで太くなった
✔︎ ウィールがひと回り小さくなった
✔︎ トリック向きなWキック形状に
街乗りクルージングに特化していたこれまでのモデル(22インチ&27インチ)から、スケボーユーザー向けにトリック(技)をしやすい形にマイナーチェンジしています。
「Penny(ペニースケートボード)」の長所【レビュー】
前置きが長くなりましたが、「ペニースケートボード」の長所は下記の5つです。
① 軽くて持ち運びやすい【MacBook1台分】
② カスタマイズ性が高いのでお洒落に使える
③ クルージング専用だから静かで走りやすい
④ 突然の降雨でも公共交通機関に持ち込める
⑤ ちょっとしたダイエット効果も期待できる
それぞれ詳しく解説していきます。
① 軽くて持ち運びやすい【MacBook1台分】
何より驚かされるのはその軽量さです。通常のスケートボードを持ったことのある人ならば、その軽さにビックリするはず。
総重量は 1.9kg で、大体 MacBook Pro 15インチ の重量とほぼ同じぐらい。サイズ感的にもパソコンを片手で持って歩いている感覚に近いです。
裏面には指を引っ掛けるための凹凸が付いているため、女性でも持ち運びしやすい形状になっています。(長時間持ち続けるのは少ししんどい)
② カスタマイズ性が高いのでお洒落に使える
元々デザイン性の高いスケートボードですが、各パーツを自分なりにカスタマイズしてオリジナルな一台にすることも可能です。
上記のパーツはカスタム商品が豊富に揃っているので、どこにもないオンリーワンなPennyをつくる楽しみ方もできます。
③ クルージング専用だから静かで走りやすい
上述しましたが、ペニースケートボードのウィール(タイヤ部分)は、特殊ウレタン素材でできたソフトウィールになっており、しかも、通常よりもかなり太めに作られています。
そのため、走行時の騒音が少なく、スムーズな移動がしやすくなっているのが特徴です。
直進時はもちろん、カーブでは滑らかに曲がれるので、まさにクルージングをしている感覚を味わえます。
④ 突然の降雨でも公共交通機関に持ち込める
また、小型で持ち運びができるサイズなので、突然の降雨の際には手に持ったまま公共交通機関に持ち込んでしまえます。
バスや電車はもちろん、タクシーにも乗ることができるので、移動手段としての汎用性が高いです。
⑤ ちょっとしたダイエット効果も期待できる
意外なメリットですが、ペニーに乗ると普段は使わない筋肉を使うのでダイエットにも効果があります。
一般的なスケボーに慣れている人でも、デッキの柔らかさやウィールの進み具合に慣れが必要で、バランスを取るために普段動かさない筋肉が刺激されるようです。
男性的にはそこまで体感しないレベルかもしれませんが、女性であれば下半身を中心にスリムな体型に近づける・・・はず。
「Penny(ペニースケートボード)」の短所【レビュー】
良い部分だけでなく、悪い部分も記載しておきます。下記の2点です。
❶ トラック(技)には不向きな形状
❷ 最低でも1万円以上と高額な値段
簡単に説明していきます。
❶ トラック(技)には不向きな形状
「ペニースケートボード」と名は付いていますが、一般的なスケートボードとは性質が大きく異なります。違いを挙げると下記のようなあたりかなと。
・サイズがひと回り小さくバランスが取りにくい
・デッキが柔らかく、慣れるまで不安定感がある
・ウィールが太いので直進以外の動作がしにくい
基本的には、飛んだり跳ねたりのようなトラック(技)をするには向いていない形状をしているので、スケートボードらしさは少なく感じるのかなと。
❷ 最低でも1万円以上と高額な値段
そして、ブランド商品でもあるため、最低でも1万円以上する価格には高額感を抱くかもしれません。一般的なスケボーで1万円を超えるものは、日常使いしませんからね・・・
とは言え、自転車だとこれ以上の値段になることも多いので、移動手段として比較すればそこまで高額な部類ではないのかなと思います。
初めてなら安価なミニクルーザーで試してみるのも有りかも!?
いきなり1万円以上の金額は出せないという人は、模倣品の安いミニクルーザーで試してみるのはいかがでしょう??
Amazonで調べると、2,000〜3,000円台で販売されている商品があります。耐久性などには難ありのようですが、ほぼ同仕様の商品なのでお試し品としては有りかなと思います。
スケボー通勤には軽くてお洒落な「Penny」が最適!
スマートでスポーティーなモビリティとして注目を集めるスケボーですが、5年以上のスケボー通勤経験を持つ僕にとっては超絶快適な移動手段です。
特に、街乗りに特化したミニクルーザー「ペニースケートボード」は心の底からオススメします。
もちろん、ブレーキがないため危険な走行は絶対にしないでほしいですが、安全面には細心の注意を払いつつ、心地よいスケボー移動ライフを過ごしてみてもらえたら嬉しいです。
ペニースケートボードと合わせて購入しておきたいアイテム
最後に、ペニースケートボードを所有するなら合わせて購入しておきたいアイテムを紹介して終わります。
・お洒落なインテリアに「ミニクルーザースタンド」
・六角レンチを締めるための「Skate T-tool」
・ベアリングのメンテナンス用の「NINJAオイル」
・持ち運びに便利な「高機能スケボーバッグ」
参考にしてみてください。
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!