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【書評】遠藤彰さんの「鳥取の注目15社」は鳥取に関わる大学生が読んでおくべき一冊かも!?

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どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

遠藤彰さんの「鳥取の注目15社」を読みました。

この本では、鳥取に本社を置いている注目すべき会社15社を取り上げて、設立ヒストリーや現在から未来にかけて取り組む事業に込めた想いなどが紹介されています

✅ 鳥取で注目するべき企業を知りたい
✅ 鳥取にある魅力的な会社が知りたい
✅ 卒業後に鳥取の企業に就職をしたい

という人にぜひ読んでほしい一冊です。

当記事の内容

✔︎ 「鳥取の注目15社」の概要を解説
✔︎ 本書を読んだ個人的な感想

遠藤彰さんの「鳥取の注目15社」ってどんな本?【概要】

鳥取の注目15社」は、2018年8月2日に発売された書籍です。

全232ページの本なので、集中して読めば【約2時間】ほどで読み終えることができます。

ザックリと内容を紹介すると、

・鳥取の未来をつくる魅力的な企業15社が紹介されている
・建築系からIT系、教育系など幅広く取り上げられている
・県知事やSC鳥取のGMのインタビューも収録されている

という感じかなと。

ちなみに、この書籍は、ダイヤモンド社が「地域の隠れた優良中小企業を詳しく紹介し、全国の多くの経営者やビジネスマンに参考にしてもらうこと」を目的に実施している【地域の20社シリーズ】の第12弾として出版されたようです。

著者の「遠藤彰さん」ってどんな人?

著者の「遠藤彰えんどうあきらさん」のプロフィールも紹介しておきます。

遠藤彰(えんどうあきら)
・1964年生まれ 鳥取県米子市出身
・中小企業診断士
・人材育成会社 株式会社BEANS 代表取締役
・1988年 明治大学商学部 卒業
・鳥取信用金庫に22年間勤務
・コンサルティング会社 coaching office BEANS 代表
・鳥取大学医学部 非常勤講師
・一般社団法人鳥取県中小企業診断士協会 理事
特定非営利活動法人喜八プロジェクト 理事

りょうかん
りょうかん
鳥取西部を中心に活躍されている中小企業診断士の方のようです〜!

「鳥取の注目15社」の目次は?

鳥取の注目15社」の目次は下記の通りです。

はじめに

巻頭スペシャルインタビュー(鳥取県知事 平井伸治氏)
やりがいも一人ひとりの役割も大きいのが鳥取県の魅力

第1章 世界を見据えた鳥取の注目企業
[旅館ホテル]皆生グランドホテル
[情報通信]サテライトコミュニケーションズネットワーク
[エネルギー・食品・自動車]山陰酸素グループ
[廃棄物処理・地質浄化ほか]三光ホールディングス

第2章 人づくりにこだわる鳥取の注目企業
[システム開発・ソリューションベンダー]アクシス
[教育]鶏鳴学園
[自動車教習所]米子自動車学校

Colum サッカーの力で鳥取を強い絆の一つの家族に
(SC鳥取 塚野真樹・岡野雅行)

第3章 地元とともに成長する鳥取の注目企業
[飲食]ぎんりんグループ(すなば珈琲)
[住宅建築・リフォーム]島津組
[情報通信・放送]中海テレビ放送
[医療・介護・福祉]養和会

第4章 地元の暮らしを支え続ける鳥取の注目企業
[土木・建築]井木組
[金融]大山日ノ丸証券
[エネルギー]鳥取ガスグループ
[土木・建築]美保テクノス

巻末インタビュー(喜八プロジェクト)
みんな鳥取に帰ってこいよ!

おわりに

りょうかん
りょうかん
ここに挙げられている企業について知りたい方はぜひ目を通してみると良いかなと!

「鳥取の注目15社」を読んだ感想【書評まとめ】

この記事では、【書評】遠藤彰さんの「鳥取の注目15社」は鳥取に関わる大学生が読んでおくべき一冊かも!?について書いてきました。

正直な感想を言うと、鳥取に興味関心がある人でなければ一切面白みの無い書籍かなと。

りょうかん
りょうかん
タイトルからわかることかもしれませんが(笑)

ただ、鳥取出身で鳥取在住(熱海との二拠点居住)の僕からすると、名前は知っていても設立の秘話や取り組んでいる事業の詳細まで知らない企業が多かったので、非常に興味深く読むことができました

個人的に印象深かったのは【鳥取ガスグループ】【島津組】です。

特に【鳥取ガス】の誕生ヒストリーはとても感動させられました。本書から一部引用して紹介します。

市民運動から生まれた異色の企業

「鳥取ガスは、1918年、全国でもまれな市民運動により誕生した会社です」
と、鳥取ガスグループの創業を語るのは、代表の児嶋太一氏だ。
創業者は、幕末の1857年、城下町だった鳥取の商家に生まれた児嶋幸吉氏である。(省略)
1917年、鳥取市内を流れる千代川の上流、八頭郡智頭町の水利権は、鳥取の電力会社が持っていたが、それを他県の水力発電会社に譲渡することがわかると、児嶋幸吉氏は地元で発電すべきと主張し運動を起こした。電力事業を市で行おうという「電気市営運動」だ。(省略)
他県の資本の会社に任せるのではなく、地元でガス会社を設立して運営する。立ち上がった鳥取ガスは、市民運動の精神を色濃く反映することになった。目指したのは「地域に根ざしたエネルギーを供給する、市民のための市民の会社」。創業の精神は現代にまで引き継がれている。

どうですか??
僕はめちゃくちゃ感動して、鳥取ガスに対する印象が180度変わりました。

りょうかん
りょうかん
この精神が残る会社なら就職しても良いかと思ったぐらいです(笑)

このように、鳥取県内の企業15社についてネットでは拾えない特徴まで知ることができます。(本当はネガティブな内容も知りたかったですが)

なので、鳥取での就職を考えている大学生には一読する価値があるんじゃないのかなと

気になった方は、ぜひ手にとって読んでみてください!

本書の内容まとめ

✔︎ 鳥取の未来をつくる企業15社が紹介されている
✔︎ 建築系からIT系や教育系まで取り上げられている
✔︎ 鳥取県知事などのインタビューも収録されている

 

というわけで、今回の記事は以上です。

では、また!

 

ABOUT ME
りょうかん
1990年11月 鳥取市生まれ / ブロガー兼WEBライター / 鳥取と熱海の二拠点生活中 / ✍毎日noteを書いてます / Amazonほしいものリスト / お仕事のご依頼は こちら を参照ください