どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
熱海でまちづくりに取り組む 株式会社machimori が実施しているクラウドファンディングで、記事作成や広報戦略などの裏方任務を担ってます。
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で、ふと思ったのが「クラウドファンディングのサイトって何種類ぐらいあるんだろう…?」という素朴な疑問。
というわけで、
主要なクラウドファンディングサイトを
徹底的にリサーチをしてみました…!!
クラウドファンディングの種類別(5種類)におすすめのサイトをまとめたので、どうぞご覧ください。
「クラウドファンディング」とは?
そもそもの定義をおさらいしておきましょう。
クラウドファンディングとは?
「Crowd(群衆)」×「Funding(資金調達)」を組み合わせた造語です。
一般的には、インターネットを通じて不特定多数からプロジェクトに必要なお金を募る仕組みを指します。
クラウドファンディングには主に「5種類」ある
あまり知られていませんが、クラウドファンディングは下記の5つの種類に分類されます。
❶ 購入型
❷ 寄付型
❸ 融資型
❹ ファンド型
❺ 株式投資型
リターンとして「モノ」や「サービス」を受け取れるのが『❶ 購入型』と『❷ 寄付型』になります。
一方で、「モノ」や「サービス」に加えて「金利」などの金銭的なリターンを受け取れるのが『❸ 融資型』『❹ ファンド型』『❺ 株式投資型』です。
❶ 購入型クラウドファンディングのおすすめサイト
「プロジェクトの支援=リターンの購入」
という形になっている『購入型』は、5種類の中で最もメジャーなのでサイト数も資金調達額も断トツで多いです。
全てを載せるとキリがないので、特に有名なサイトを9個ほど厳選してみました。
✔︎ CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
近年勢いよくシェアを伸ばしている業界最王手のサイト。
クリエイター系や地域活性系のプロジェクトが多いですが、かなり幅広い印象が強いです。
✔︎ Readyfor(レディーフォー)
国内初の購入型クラウドファンディングサイト。
社会貢献系(ソーシャルグッド)なプロジェクトを中心です。
✔︎ Makuake(マクアケ)
飲食店系やモノづくり系などのクリエイティブなプロジェクトが多い。
✔︎ MotionGalley(モーションギャラリー)
映画ジャンルを中心とした購入型クラウドファンディングサイト。
✔︎ SILKHAT(シルクハット)
キングコング西野亮廣の提言により「吉本興業」が運営するクラウドファンディングサイト。
✔︎ GREEEN FUNDING
TSUTAYAグループが運営しており、モール型の仕組みも有している。
✔︎ Kibidango(きびだんご)
ECと組み合わせる形を重視したクラウドファンディングサイト。
✔︎ COUNTDOWN(カウントダウン)
日本から世界に対して挑戦するプロジェクトが中心。
✔︎ A-port(エーポート)
伝統工芸や地域活性化などのプロジェクトが多い。朝日新聞社運営。
「プロジェクト起案側」からすると、ぶっちゃけ多すぎてどの媒体を選べばいいか悩んでしまいます。
僕のイチオシは「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」です。
理由は、単純に『勢いが凄まじい』から。
・継続課金型プラットフォーム「CAMPFIREコミュニティ」
・評価型与信モデル融資「CAMPFIRE Bank」
などなど、クラウドファンディング企業からさらに一歩も二歩も踏み込んだサービス展開をしているので、個人的にはかなり推してます。
❷ 寄付型クラウドファンディングのおすすめサイト
その名の通り、プロジェクトに対して『寄付』のイメージが強いクラウドファンディングです。(リターンが必ずしもないわけではありません)
✔︎ Good Morning for CAMPFIRE
国内最王手「CAMPFIRE」の社会貢献系の寄付型クラウドファンディング機能。購入型をベースにしながら寄付型も選べる形。(審査あり)
✔︎ Readyfor Charity
国内初の購入型「Readyfor」が展開する寄付型のクラウドファンディング機能でNPO法人の活用が目立つ。
✔︎ LIFULLソーシャルファンディング
英国の寄付サイト「Just Giving」の日本版。株式会社LIFULL運営。
✔︎ ふるさとチョイス(ガバメントクラウドファンディング)
ふるさと納税の仕組みを使ったクラウドファンディングサイト。支援者側は「寄付扱い」で支援ができます。
✔︎ F×G(エフバイジー)
CAMPFIREに吸収された「FAAVO」が展開していた「ふるさと納税特化型」のサイト。
面白いのは、ふるさと納税で寄付できる系ですね。寄付した金額が控除対象になるのも素晴らしい!
❸ 融資型クラウドファンディングのおすすめサイト
「プロジェクトの支援=融資(お金の貸付)」
の形で行われる『融資型』は、日本では馴染みが薄いかもしれません。
が、世界的には最も動く金額が大きなクラウドファンディングの形です。
✔︎ OwnersBook(オーナーズブック)
不動産案件に特化した融資型クラウドファンディング。都心の不動産を中心に投資ができます。
✔︎ maneo(マネオ)
日本国内で最も早く(2008年!!)サービスを開始しており、融資型としては業界No.1のシェアを誇ります。
✔︎ クラウドバンク
証券会社として「日本クラウド証券」が初めて参入して運営しているサイト。再生可能エネルギーの案件がとても多い印象。
✔︎ クラウドクレジット
海外の人やプロジェクトに特化した融資型クラウドファンディングサイト。
個人的には OwnersBook(オーナーズブック) が気になってます。
不動産のプロが厳選した案件に1万円から投資ができるというソーシャルレンディングですが、期待できる年利回りは「4.0%~6.0%」とのことなので、全然ありだなと!
❹ ファンド型クラウドファンディングのおすすめサイト
支援者型が『匿名組合』を通してプロジェクトに出資する形のクラウドファンディング。
次に紹介する「株式投資型」と違い、株式を過度に発行する必要がないので、変な株主が増えてしまう心配をせずに大きな金額の資金調達を狙えます。
✔︎ セキュリテ
2000年に音楽ファンドからスタート。
現在は1口数万円の少額から出資できるインパクト投資プラットフォームとして運営されています。
✔︎ finan=sense(ファイナンセンス)
金融と感性をミックスさせ、「資金調達」と「デザイン」の両面から事業者をサポートするサイト。
✔︎ 開花(KAIKA)
中国&九州など西日本を中心した案件が多く掲載されている、地域密着型のファンド投資型クラウドファンディングサイト。
✔︎ Sony Bank GATE
ソニー銀行株式会社が国内銀行として初めてリリースしたサービス。「資産運用」×「共感・応援」という新しい形で支援します。
ファンド型は金融機関(銀行)の絡みで実施されているパターンが多いです。銀行の生き残る道を考えれば、すでに動いている金融機関は先見の明がしっかりありそうだと思います。
❺ 株式投資型クラウドファンディングのおすすめサイト
非上場株式を発行することによって投資家から出資してもらう形になります。
すべてのクラウドファンディングの中でも、『エンジェル』と呼ばれるプロの投資家の目が光るのは『株式投資型』だけ。それだけシビアにチェックされてますが、逆に言えばかなり大きな金額の資金調達にもなります。
✔︎ エメラダ・エクイティ
プロの投資家が目利きをして出資したベンチャー企業に、個人で1社49万円まで投資できる株式投資型クラウドファンディングのサービス。
✔︎ FUNDINNO(ファンディーノ)
2017年4月に国内で初めてリリースされた株式投資型クラウドファンディングサイト。
普通に考えれば安易に見知らぬ人を株主にするリスクの方がデカい気がするので、ぶっちゃけ、かなり案件を選ぶタイプだと感じます。がっつりなベンチャー向きの方法かもなと。
まとめ:個人でも企業団体でも挑戦してみよう!
調べてビックリしたんですが、国内だけでもかなりの数のクラウドファンディングサービスがあるとわかりました。
全てを理解する必要はないですが、これから実施する人にとっては自分のプロジェクトと相性の良いサイトを選んでほしいなと思います。
やってみると奥深い部分を感じると思うので、ぜひ個人でも企業団体としても、ぜひ一度は挑戦してみてください!
オススメは業界最王手の「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」の一択!
サポートも充実しているので、参考にしてもらえると嬉しいです。
≫ 業界最王手「CAMPFIRE」でクラウドファンディングを始める
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!