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自分でやるということに極限までチャレンジした人こそが「一緒にやるライセンス」を持つ。

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どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。

先日「ぼくは村作りビジネスをやめる。そう決断するにいたった全経緯と教訓について」という記事を読みました。

大風呂敷を広げて始めた事業を畳む。その決断をした心境がストレートに書き綴られいて、とても好感を持ちました。

特に、記事の中で書かれていた「教訓らしきもの」という章は、表現がストレートすぎる部分はあれど共感することだらけ。自分の気持ちを代弁してくれたような気がして、思わず頷きながら読んでしまいました。

ですが、その一方で僕の知人はこのような感想をツイートされています。

「早く行きたいなら一人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」という考えは、その通りだと思います。去年の僕も、まさにこの言葉を常に頭の中で繰り返しながら次の事業を考えていました。

なんですが、今はこの言葉をそのまま鵜呑みにしてしまうのも違うのかもしれない、と感じています。今日はそのことを少し掘り下げて書き残しておこうと思います。

「自分一人で完結するビジネスこそが正義だ」の全文

まず、先の記事を読んでない人のために、小谷さんが指摘された該当部分を引用しておきます。

③自分一人で完結するビジネスこそが正義だ。

僕はこう思う。自分一人で全てが完結するビジネスが正義だ。川上から川下まで、全ての業務を自分一人で遂行できるものこそが正義だ。

もちろん、「手足」は雇ってもいい。人手が足りないときに単純労働をしてくれるスタッフは雇っていい。

だが、「こいつがいないと回らない」みたいな人間を持つのは良くない。そのことによってあまりにも不確定性が増えすぎてしまう。

理想的な起業の流れは、「自分一人で十分回せるものをはじめてみる」→「軌道に乗って儲かる」→「人手が足りないから人員を増やそう」だ。

引用:ぼくは村作りビジネスをやめる。そう決断するにいたった全経緯と教訓について

「正義」という表現が誤解を与えてしまっている気もします。

が、僕自身も「こいつがいないと回らない」という仕組みのマイナス面を強く感じた経験があるため、このような表現をする気持ちもよくわかってしまいます。

「遠くへ行きたいならみんなで」は、本当に正しいか

とは言え、僕自身の2018年の目標のひとつとして「チームを組む」というものを掲げていました。

30代への突入をリアルに感じ始めてから、遠くへ行くためにみんな(チーム)で物事に取り組むことに挑戦したい欲がフツフツと高まっていたのが正直なところです。

ですが、焦ってチームを組もうとしてもなかなかうまく進まなかったんですよね。

うまくいかないけど、遠くに行くためには「チームが大事」なんだ…。そう思えば思うほど焦って悪循環に陥っていたような気がします。

そんなときに読んだのが「Re:S」という雑誌テーマが「一緒にやる」という第9号の中に、こんな一節がありました。紹介します。

今号で登場していただいた三島さんもナガオカさんも、大きな挑戦を前に「一緒にやる」ことの重要性をリアルに感じていながら、話を伺えば伺うほど、見えてくるのは自分でやる覚悟。だからこそ、一緒にやることが重要なのだと。

つまり、自分でやるということを極限までチャレンジした人こそが、「一緒にやるライセンス」を持つのだとぼくは改めて思いました。

そのライセンスを得たからこそ、三島さんのもとにも、ナガオカさんのもとにも、一緒にやろうという仲間が集まるのです。

出典:Re:S vol.9 「一緒にやる」

遠くに行きたいなら「自分でやる」を貪欲に

この一節を読んで、チームを組むことに焦っていた自分を恥じました。チームを組む(一緒にやる)に挑戦できるのは、まず「自分でやる」ということを貪欲に考えて行動してきた人なんだなと。

そう考えれば、一人で完結できるビジネスに挑戦して力をつける期間も、長い目で見れば必要なんじゃないかと思うようになりました。

このことに気づいてからは、無理にチームを組むことより、自分の力(器)をしっかり広げておくことに注力するようにしています。そのひとつがこのブログの毎日更新だったり、今まさに執筆中の企画だったり。

未来がどうなるかはわからないですが、きっとこれを続けていった先には「(力をつけた者同士で)一緒にやる」という挑戦が待っているはずだと信じて、今日もコツコツと自分の成長のための時間を使っていきたいなと思います。

まとまりのない文章になりましたが、読んでくださった方のなにかしらの参考になれば幸いです。

 

では、また!

ABOUT ME
りょうかん
1990年11月 鳥取市生まれ / ブロガー兼WEBライター / 鳥取と熱海の二拠点生活中 / ✍毎日noteを書いてます / Amazonほしいものリスト / お仕事のご依頼は こちら を参照ください