どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
フリーランスとして独立して1年になります。
先ほど、このようなツイートをしました。
たまに「スキルはないけどフリーランスになりたい」と宣言してる人がいますが、間違いなく地獄を見ると思うのでオススメしません。ぶっちゃけ僕自身も1年目はスキル不足で苦しみました。
精神安定面でも『副業でスキルと実績を増やしながら、本業以上の売上が出てから独立を考える』の手順を推奨します— りょうかん (@ryokan_1123) May 31, 2019
たまに「スキルはないけどフリーランスになりたい」と宣言してる人がいますが、間違いなく地獄を見ると思うのでオススメしません。ぶっちゃけ僕自身も1年目はスキル不足で苦しみました。
精神安定面でも『副業でスキルと実績を増やしながら、本業以上の売上が出てから独立を考える』の手順を推奨します
ぶっちゃけ、スキルなしでフリーランスになると地獄を見ます。
短くても1年、理想は2〜3年間は、スキルや実績を増やすための時間を確保すべきだろうなと。
というわけで、この記事では、フリーランスの先輩としてお節介な助言を書いておきます。これからフリーランスを目指したい人は参考にしてみてください。
スキルなしでフリーランスになると地獄を見る
チャレンジングで刺激的に聞こえますが、実際問題かなり無謀な挑戦です。
小学生が大学入試に挑んでいるようなもの
フリーランスは身ひとつで勝負しなければなりません。
「初心者だから…」「未経験者だから…」という言い訳が一切通用しない世界です。
例えるなら、下記のような状態かなと。
夢みる小学生
「大学生ってカッコいい!勉強はわからないけど、大学生になりたいから大学入試を受けてみる!」
常識的な大人
「いやいや、算数も出来ない子が大学入試なんて受けてもツラいだけだよ。まずは義務教育の勉強をしっかり理解してから検討してみよう!」
(大学入試を知ってる小学生は優秀かもしれませんが笑)当然の返答ですよね?
実力勝負の大学入試において「小学生だから…」なんて言い訳をしたら笑われるだけです。
もちろん世の中には大学に入学できるような小学生も存在します。が、それは100万人に1人ぐらいの超レアケースなので、凡人は地道に基礎勉強を積み上げていくしかありません。
スキルのない人がフリーランスになろうとするのは、このぐらい無謀なことだと思った方がいい。
小手先のテクニックで短期的売上は作れる【安定はしない】
ただし、独立直後に短期的な売り上げを作るテクニックは存在しています。例を挙げると下記のあたりでしょうか。
・知人から単発の大きい案件を請ける
・数ヶ月間のスポンサーが見つかる
・時代の波に乗れただけ(仮想通貨)
・セルフバックで報酬を受け取る
一時期、独立直後の人に有名ブロガーがパトロンになる「ブログスポンサー制度」も流行りましたが、実力が伴っていないと数ヶ月後には・・・
また、アフィリエイトのセルフバック(自己アフィリエイト)を使って数字上の売上を増やす小手先テクニックもあります。詳しくは「誰でも簡単に手っ取り早く「10万円」を稼ぐ方法」で解説しているので、興味のある方は読んでみてください。
いずれにせよ、売上の少ないときの保険にはなるものの、継続性はゼロなので盲信すると危険です。
ビジネスの世界は誰も助けてくれない=自己責任
ぶっちゃけ僕自身もフリーランス独立1年目はかなり苦戦しました。理由は【圧倒的スキル不足】です。
ブログで月10〜20万円ほどの収入はありましたが、売上が不安定だったので、WEBライターしての活動もしていました。しかし、独立前のWEBライターとしての実績はほぼゼロに近かったのが正直なところ・・・。苦労するのも当然ですね。
「文章を書く」という意味では共通している分野ですが、ブログ記事とWEBライター記事とでは必要なスキルが若干異なります。ただ、そんな言い訳をしたところで全て自己責任です。
なので、足りないスキルと経験は必死に独学して補っていました。
具体的には言うと、ライティング系の書籍を読み漁りながら、ひとつひとつ実践を繰り返す作業を、3ヶ月以上は続けました。その結果としてWEBライターとしても安定した成果が出せるようになっています。
ちなみに、最も参考になった書籍は、古賀史健さんの「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。
スキルなしからフリーランスを目指すための推奨手順
ツイートにも書きましたが、フリーランスの先輩として推奨する独立までの手順を伝えておきます。まとめると下記の通りです。
① 目指すべき職種を見極める
② 就職してスキルを習得する
③ 副業として小さく始めてみる
④ 本業の収入を超えたら独立を検討する
順に説明していきます。
手順① 目指すべき職種を見極める
まずは職種を決めましょう。詳しくは「【保存版】フリーランスを目指せる職種9選+α【特殊事例も紹介】」でまとめているので、参考にしてみてください。
向き不向きもありますが、今後の市場の伸びを考えると下記の中から選ぶと長期的には戦いやすいんじゃないかなと。
✔︎ エンジニア(プログラマー)
✔︎ 動画クリエイター
✔︎ WEBマーケター
特に、これからの5G時代には動画編集の需要は確実に高まるので【動画クリエイター】は狙い目だと思います。
スキルを学びたい人は、本格な動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の使い方を学べるテックアカデミーの受講を検討してみてください。
≫ テックアカデミーの「動画編集コース」の無料説明会を視聴する
手順② 就職してスキルを習得する
独学でスキルを習得するのもいいですが、より推奨するのは「必要なスキルを習得できる企業に就職すること」です。特に、すぐに実務を担当させてもらいやすい中小企業で就職するのが得策かなと。
独学でゴリゴリやるのも良いですが、ぶっちゃけ給料をもらいながらスキルを学べることに勝るメリットはないと思います。
(ちなみに、僕自身は就職せずにフルタイムで独学&実践に一点掛けしましたが、口座残高がみるみる減っていく恐怖には精神を疲弊させられました・・)
手順③ 副業として小さく始めてみる
で、就職して給料をもらいながらスキルを身につけつつ、副業として少しずつ実績も増やしていきましょう。
意識した方がいいのは【小さく始めてみること】と【少額でもお金をもらって仕事をすること】です。最初から金額や単価の大きな案件を狙うのではなく、かと言ってタダで仕事をするのも良くありません。
無料で請けた仕事と有料で請けた仕事とでは、得られる経験値が段違いに違うので、100円でもいいので必ず対価でお金を受け取るようにしてください。
副業のスタートとして適しているのは【クラウドソーシング】です。
✔︎ ランサーズ:豊富な業界最大手サイト。システム開発系の案件が豊富。
✔︎ クラウドワークス:ランサーズに並ぶ大手サイト。単価は若干低め。
✔︎ ビズシーク(Bizseek):案件数は少なめだが初心者向き案件が充実。
上記の王道サイトのいずれかに登録して、仕事を請けてみましょう。
手順④ 本業の収入を超えたら独立を検討する
就職してスキルを身につけつつ、副業で実績を積み重ねていくと、どこかで本業以上に副業収入が多くなってきます。そのタイミングこそが独立の目安です。
目安:副業月商20万円
→ 独立してフルタイムにすれば1.5倍にはなる
このレベルになれば安心して独立できるかなと。もしかすると就職先の企業から年収アップを条件に引き止めにあうかもしれませんが、そうなれば独立後に失敗しても再就職できる可能性は高いはずです。
そこまで到達するまで、必死になって頑張りましょう。
まとめ:一番の近道は「小さく実践しながら学ぶこと」
記事のポイントをまとめておきます。
✔︎ スキルなしでフリーランスになると地獄を見ます。
✔︎ 小手先のテクニックで短期的な売上は作れますが、継続しないのですぐに息切れします。
✔︎ ビジネスの世界は実力勝負なので、良くも悪くも自己責任。辛くても誰も助けてはくれません。
✔︎ 長期的に活躍できるように、凡人は凡人らしく基礎をしっかりと身につけてから独立しましょう。
✔︎ まずは目指したい職種のスキルが習得できる中小企業に就職して、給料をもらいつつ副業で実績を積み上げる方法を推奨します。
数年スパンで取り組むべき内容ですが、一番の近道は地道にスキルと実績を増やしていくことです。フリーランスとして長く活躍していけるように、長期的な視点を持って今を充実させていきましょう。
また、すでに独立できるスキルと実績を持っている人は、フリーランス1年目に登録しておくべきツールも参考にしてみてください。
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!