どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
小島和宏さんの「ももクロ春夏秋冬ビジネス学 – 笑顔の連鎖が止まらない至福の哲学」を読みました。
この本では、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」をビジネス的な視点で切り取って解説しており、令和エンタメビジネスの新常識とも言える内容が紹介されています。
✅ 女性アイドルビジネスの新常識を学びたい
✅ ももクロが長く続けられる秘訣を知りたい
✅ 純粋にももいろクローバーZに興味がある
という人にぜひ読んでほしい一冊です。(オフィシャルブックとして発売されています)
✔︎ 「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」の概要を解説
✔︎ 本書を読んだ個人的な感想
小島和宏さんの「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」ってどんな本?【概要】
「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」は、2019年12月21日に発売された書籍です。
全239ページの本なので、集中して読めば【約2時間】ほどで読み終えることができます。
ザックリと内容を紹介すると、
・ももクロを「季節のライブ」を切り口にビジネス視点で解説している
・非常識と言われた手法が「新常識」になっている事実を紹介している
・息を長く続けていくための「ビジネス戦略」のヒントが詰まっている
という感じです。
ちょうど1年前に出版された「ももクロ非常識ビジネス学」の続編という位置付けになっています。
著者の「小島和宏さん」ってどんな人?
著者の「小島和宏さん」のプロフィールも紹介しておきます。
小島和宏(こじまかずひろ)
・1968年生まれ 茨城県出身
・ももいろクローバーZ 公式記者
・フリーライター
・大学在学中に『週刊プロレス』の記者としてデビュー
・フリー転向後は、お笑い、特撮、サブカルなどの取材執筆に明け暮れる
・2009年ごろからアイドルの取材にも進出
・2011年に ももいろクローバーZ と出会う(活動の軸を完全に移行)
ももいろクローバーZの「ライブレポート」なども担当されているので、モノノフの間ではよく知られた方でもあります。
・ももクロ非常識ビジネス学 – アイドル界の常識を覆した47の哲学
・ももクロ青春録 ももいろクローバーZ 公式記者インサイド・レポート2018-2019
・中年がアイドルオタクでなぜ悪い!
「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」の目次は?
「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」の目次は下記の通りです。
ももクロの「非常識」は、もはや令和ビジネスの「新常識」になっているのかもしれない 〜 この本の「はじめに」と、前作の「あれから」
【春】爽やかな『笑顔の起点』の戦略
—— 毎年、場所は変われども、届けるものは変わらない
【夏】幸せを呼ぶ『バカ騒ぎ』の鉄則
—— 頭のネジを外したファンが全国から首都圏に集合
【秋】やはり非常識な『裏切り』の法則
—— あえてマニア心を裏切る冒険と実験を繰り返す
激論!『アイドルファンへのネタバレは是か非か!』
—— 本広克行 × 小島和宏
【冬】観客と『共犯関係』になる星矢の哲学
—— 平日であってもメモリアルデーにこだわる
おわりに
「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」を読んだ感想【書評まとめ】
この記事では、「【書評】小島和宏さんの「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」は前作を合わせて読んでほしい令和エンタメビジネスの教科書だ!」について書いてきました。
僕自身がモノノフ(ももいろクローバーZのファン)なので、書かれている内容の大半は既知なものではありました。
が、それでも多くの人に読んでほしいと思うのは、ももクロのビジネス戦略が秀逸だからです。
ファン目線の贔屓目が入っていることは否めませんが、できる限り俯瞰して客観的に評価しても「このビジネス戦略はこれからの時代にフィットする」と感じるので、非常に参考になるのではないかと思います。
特に、アイドル界の常識「10代から20代前半を燃やし尽くす」というビジネスモデルを最初から踏襲しない長期戦略は、どの業界でも応用可能じゃないかなと。
メンバーが20代中盤を迎え、結成10年以上が経過した女性アイドルグループが、今でも毎夏数万人を動員する2DAYS公演を開催できていること。そして、従来の女性アイドルが絶対にターゲットにしてこなかった『親子』『幼児』『小学生』を狙った施策を打っていること。
この事実を「ももクロだから」と直視しないのは危険です。その真髄秘訣が綴られている「ももクロ春夏秋冬ビジネス学」を、ぜひ騙されたと思って読んでみてください!
✔︎ 季節を切り口に「ももクロ」をビジネス視点で解説している
✔︎ 非常識な手法が「新常識」になっている事実を紹介している
✔︎ 息長く続けるための「ビジネス戦略」のヒントが詰まってる
前作の「ももクロ非常識ビジネス学」と合わせて読むとより理解が深まるので、こちらもどうぞ!
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!