どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
隠れモノノフの僕にとって、驚きのニュースが飛び込んできました。
≫ ももいろクローバーZ有安杏果、1月21日でグループ卒業|音楽ナタリー
まじかこれ…。
ももいろクローバーZ有安杏果、1月21日でグループ卒業 https://t.co/t8x2hDWghX
— りょうかん (@ryokan_1123) January 15, 2018
発表されたのは 2018年1月15日 。卒業のほんの1週間前のことです。
本当に衝撃的でした・・・
その発表を知ったあとにBGMで流れてきた「モノクロデッサン」を聴いていて目頭が熱くなったので、今回は思いの丈を残しておこうと思います。
芸歴22年の幕を閉じて引退
まずは状況をしっかりと整理しておきます。
有安杏果(ありやす ももか)
ももいろクローバーZ の「緑」担当として8年間グループに所属。
0歳の時から子役として活躍しており、芸歴は22年に及びます。
ももクロとしての活動を続けながら、「日本大学藝術学部写真学科」を卒業。
同時に「日本武道館」や「横浜アリーナ」でのソロコンサートの開催など、グループの枠にとらわれることなく活動の幅を広げていました。
しかし、2018年1月15日に「普通の女の子としての生活をしてみたい」という理由での卒業を発表。しかも、そのまま芸能界を引退するということで、ファンの間に衝撃が走りました。
【追記】
1年後の 2019年1月15日 に芸能界復帰を宣言してアーティストとしての活動を再開しています。
出演した情報番組でのコメントを聞く限りでは、年明け前にメンバーには打ち明けていたようです。
それでも発表がギリギリになってしまった背景には、有安杏果なりに「卒業などは関係なくライブはライブとして最後まで純粋に楽しんでもらいたい」という配慮があったんじゃないかなと勝手に推測しています。
僕自身も少なからずショックは受けましたが、有安杏果の決断をしっかりと応援してあげたいなと。
僕がももクロを知って最初に推したのは「有安杏果」でした。
そして、最近の活動に最も共感を抱いていたのも「有安杏果」でした。これからも頑張ってほしいです。
— りょうかん (@ryokan_1123) January 15, 2018
有安杏果の卒業後について、ももクロは4人での活動を継続していく予定とのこと。
とは言え、メンバーカラーが全面に出る曲が多かったので心配も尽きません。
ファンの間では有名な川上あきらプロデューサーも、ツイッターでファンに謝罪をしていました。
5人でのももクロ道じゃなくなっちゃってごめんなさい #momoclo
— momoiroclover (@momowgp) January 15, 2018
ツイッターでは、関連ワードがトレンド入りするなど。ファンの方々それぞれの複雑な感情が伝わってきます。
ツイッターのトレンドにも
「ももクロ」「ももいろクローバーZ」「有安杏果」「普通の女の子」が入ってるもんね。モモノフたちの想いはそれぞれ複雑です…。 pic.twitter.com/HN1r9xSxch
— りょうかん (@ryokan_1123) January 15, 2018
そして、僕の好きな曲でもあった「モノクロデッサン」の歌詞がなんとも言えない切なさを抱かせます・・・。
この曲は、メンバーの担当カラーを歌詞に盛り込んでおりファンの中では神曲として知られていました。
神曲「モノクロデッサン」が涙なしには聴けない理由
理由①:歌詞にメンバーカラーが巧みに使われている
神曲「モノクロデッサン」には、初めてメンバーカラー(赤・黄・緑・紫・桃)が歌詞に使われています。
わかりやすく『赤・黄・緑・紫』が使われた部分を引用して紹介します。
特に、2番Bメロの歌詞での「緑&紫」の登場のさせ方は秀逸です。
✔︎ 紫:情熱(赤)+涙(青)
✔︎ 緑:希望(黄)+涙(青)
すでに脱退した 早見あかり の当時の担当カラー『青』を使っている部分も、ファンにはたまらないポイントでした。
ですが、有安杏果が卒業してしまうと、もう二度と歌えません・・・(泣ける)
理由②:歌詞に込められたメッセージがツラすぎる
さらに、「モノクロデッサン」には下記のような歌詞もあります。
どの色が欠けてもこの夢の続きは描けないから
いろいろとあるけどめげずにゆくのさ
引用:モノクロデッサン
モノクロデッサンが収録された3rdアルバム「AMARANTHUS」に付録された Blu-ray には、レコーディングの際の様子が映っています。
その中で、有安杏果が入院してレコーディングに参加できないシーンがあるんですが、このときに「やっぱりももクロは5人で・・・」と玉井詩織が語る場面があるんですよね。
この歌詞を聞くとその言葉がどうしてもブラッシュバックしてしまいます・・・
『どの色(有安杏果)が欠けても、この夢の続き(国立の向こう側)は描けないから』
あ〜〜〜、、、、くぅ〜〜〜・・・・沁みる………
「卒業」の言葉に込められた想いに胸アツ
でも、本人の中では「やりきった感」があったのかもしれません。
ももクロとしての夢だった『紅白出場』と『国立ライブ』が叶い、個人としても多くの夢を実現してきたわけです。
✅ チームでNHK紅白歌合戦出場
✅ 国立武道館で単独ライブを開催
✅ 自身の作詞作曲楽曲をリリース
✅ 武道館でのソロコンサート開催
✅ 地元富士見市で凱旋ライブ開催
芸能界という舞台でやるべきことはやり抜いた感はあるんじゃないかなと。
そして、今回の発表で「卒業」という言葉を使ったことにも、個人的には胸が熱くなりました。
というのも、ももいろクローバー時代にグループを抜けた 早見あかり が次のように強く主張した過去があるからです。
「私はグループとして何も成し遂げてないから”卒業”ではなく”脱退”なんです」
逆に、有安杏果が『卒業』という言葉をあえて使っているのは、「グループとしても個人としても成し遂げきったから“卒業”なんだ」というメッセージなんだろうと。(勝手な憶測です)
まとめ:また「モノクロデッサン」が聴ける日まで…
全然まとまらなかったですが、文字にすることで少しでも現実を受け入れたくて記事にしてみました。
最後に、「モノクロデッサン」の有安杏果パートの歌詞を送ります。
希望に涙を足して「緑」の色ができる
疲れたら一休みして、また歩き出せばいい
引用:モノクロデッサン
歌とダンスが大好きな有安杏果なので、芸能界から離れても続けていくんじゃないかと思います。
そして、たとえば年末の「年越しライブ」にゲスト出演をして、『5人のももクロが一夜限りの復活!』みたいな展開になることを密かに期待して、この記事を締めます。
今回の「有安杏果卒業発表」で得た教訓を発表します
今回の「卒業騒動」で感じた僕の教訓はこちら。
当たり前はいつまでも続くわけじゃない
2018年は「有安杏果と関西弁で話す」という目標を持っているので、芸能界を卒業した有安杏果さんとどこかで会えることを楽しみに日々全力で生きていこうかなと思います。
追記(2021年5月18日):ZZver.「リリックビデオ」公開!
有安杏果の卒業以来、ライブなどでは「5人でしか歌えない」と歌われることのなかったモノクロデッサンですが、13周年を機に4人バージョンとして復活しました!!
前日5月17日に配信リリースされたセルフリメイクアルバム『ZZ’s II』に収録され、公式YouTubeチャンネルではリリックビデオが公開されています。
5人のカラー(色)が歌詞に美しく散りばめられていたモノクロデッサンですが、4人バージョンの『新モノクロデッサン』では下記のように描き直されていました。
旧モノクロデッサンの「緑」の歌詞が、登場してなかった「ピンク」として描き変えられています。
✔︎ ピンク:情熱(赤)+光(白)
色の名前を出さずに色を表現する方法として、こんなやり方があるのかと感動させられました。
もちろん、「幸せ(黄色)」や「涙(青)」を巧みに使った旧バージョンの歌詞の方が完成度は高かったと思います。
が、3年の時を経て、ファンの思い入れも強いこの曲をリメイクしてくれたことに感謝しかありません。
(他の歌詞にも秀逸ポイントがありすぎて泣けるんですが、それについてはまた別記事で書かせていただきます)
アーティスト「有安杏果」の作品たちを紹介します
ももクロ在籍中に実施された「初ソロコン」のオフィシャルパンフレット。
初の武道館公演ソロライブの様子が収録されたブルーレイ。
僕が最も好きな「有安杏果」のソロ曲。
アーティスト有安杏果として発売した写真集付き書籍。(2019年7月29日に2冊発売)
というわけで、この記事は以上です。
では、また!