どうも、りょうかん(@ryokan_1123)です。
地元の鳥取に拠点を置いて活動をしている僕ですが、最近は僕にとって第二の故郷でもある「静岡県熱海市」に行くことが増えました。
イベントのコーディネーターとして呼ばれたり、勝手に始めた経営者特集で取材に行ったり、毎月レベルの勢いで熱海に足を運んでいる気がします。
そんな生活をSNSで発信していると「熱海に行きたい!」という声がチラホラ届き始めました。
というわけで、この記事では【鳥取駅⇆熱海駅の最安値コース】と【鳥取駅⇆熱海駅の最速ルート】をまとめておこうと思います!
ただし、僕の得意なヒッチハイク(および自家用車)は除きます。あくまでも公共交通機関を使った場合の最安&最速を検討しました。
最安値コース[ 鳥取駅 ⇆ 熱海駅 ]
まずは最安値コースから。鳥取から熱海に行くコースで説明していきます。
簡単に工程を書くと、以下の4つの交通機関を乗り継ぐ方法です。最安だと5,000円以下で熱海に行ける爆安コースとなります。
① 列車(若桜鉄道)[鳥取→若桜]
② 高速バス(日本交通)[若桜→難波]
③ 夜行バス(さくら観光)[難波→横浜]
④ 電車(東海道本線)[横浜駅→熱海駅]
この方法は、日本交通が期間限定で実施しているキャンペーン(大阪便の料金半額)と、さくら交通の特割を、うまく使ったコースになります。【2019年3月31日まで】
それぞれの【所用時間】【乗車料金】を書いておきますが、総所要時間が18時間38分と長くなってしまうのが、このコースの難点になるかと思います。
① 列車(若桜鉄道)[鳥取→若桜]
日本交通の半額キャンペーンを使うために、若桜鉄道を使って鳥取駅から若桜駅まで移動します。のんびりとした列車から見える風景を楽しみましょう。
出発時刻:14時22分(鳥取駅)
到着時刻:15時09分(若桜駅)
所要時間:47分
乗車料金:670円
通算所要時間:47分
通算乗車料金:670円
② 高速バス(日本交通)[若桜→難波]
ここで最初の難所が現れます。列車を降りてからバスに乗車するまでの待ち時間が約2時間発生します。
便数の関係で仕方ないことではあるんですが、若桜駅近隣には休息できるお店も少ないので、時間を潰すものを用意しておくと便利でしょう。
若桜から大阪(難波)へのバスはWEBサイトからも予約ができます。土曜以外は売り切れることはないですが、万が一のことがあるので予約しておくと確実です。
また、バスの乗車場所は若桜駅前ではなく「道の駅 若桜」の前の道路沿いなので、間違えないように注意しましょう。(僕は一度間違えて痛い目にあいました)
出発時刻:17時17分(若桜)
到着時刻:20時05分(なんばOCAT)
所要時間:2時間48分
乗車料金:1,600円
通算所要時間:5時間43分
通算乗車料金:2,270円
③ 夜行バス(さくら観光)[難波→横浜]
続いて、大阪から東京行きの夜行バスを使います。東京行きの夜行バスの中から途中下車できるものを選びましょう。
僕が調べた中では、さくら観光の「TK22」が最安でした!(この日は1,400円!!)
ただし、休日や繁忙期には料金が跳ね上がるため注意が必要です。
夜行バス比較ナビというサイトで利用したい日の最安値が調べられるので「下車できる場所」を気にしながら予約をするようにしてみてください。(時期によっては、後述の「鳥取から東京への夜行バス」を利用する方が安くなる場合もあります)
出発時刻:22時50分(難波)
到着時刻:07時05分(横浜)
所要時間:8時間15分
乗車料金:1,400円
通算所要時間:16時間43分
通算乗車料金:3,670円
④ 電車(東海道本線)[横浜駅→熱海駅]
横浜まで着いたら、あとは東海道本線に乗れば熱海まで1時間半で着きます。
IC運賃だと割引になるので積極的に利用しましょう。(iPhoneでモバイルSuicaを使うことも可能になりました!)
出発時刻:07時29分(横浜駅)
到着時刻:09時00分(熱海駅)
所要時間:1時間31分
乗車料金:1,320円(IC:1,317円)
通算所要時間:18時間38分
通算乗車料金:4,990円
番外編:大阪乗り換えをしない方が良いパターン
最安で5,000円以下の爆安コースを紹介しましたが、この方法は【③ 夜行バス(さくら観光)】の運賃が安い時にだけ使えるコースになります。
さくら観光以外の夜行バスを使うパターンもあると思いますが、大阪経由をせずに鳥取からの直接東京便に乗る方が良い場合もあります。
どちらが良いのかを検討する場合の比較方法も合わせて書いておきます。
鳥取東京間の夜行バスの中では、杉崎高速バスを使うのが最安値となります。(閑散期の平日だとトク割で5,850円)
杉崎高速バスを使う場合だと、降車地は「横浜」ではなく「海老名」を選ぶと、熱海までの運賃がさらに下がります。(海老名⇆熱海の運賃は870円)
大阪経由コースと大阪非経由コースで、それぞれ夜行バス以外の料金は一定なので、最安値の比較は以下のどちらが安いかで考えることができます。
・難波発の夜行バス料金+3,590円=?
・鳥取発の夜行バス料金+870円=?
価格が安定している「杉崎高速バス(鳥取発)」の方だと思われます。上のリンクから該当日の価格が調べられるのでぜひ参考にしてみてください。
番外編:鳥取⇆東京の最安値
熱海行きのコースと同じように、東京行きの最安値も考えることができます。
パターンとしては先ほどの2種類だけ。
⑴ 大阪を経由して夜行バスのパターン
料金:難波発の夜行バス料金+2,270円
⑵ 鳥取から直接夜行バスを使うパターン
料金:鳥取発の夜行バス料金
さらに、調べていると杉崎高速バスの「鳥取⇆大阪(梅田)」便が安い日もある(2,000円)ようなので、梅田発東京行きを使う場合にはこちらも比較してみてください。
最速ルート[ 鳥取駅 ⇆ 熱海駅 ]
続いて、最速ルートを説明していきます。こちらは最安値コースとは違い至ってインプルです!飛行機を使いましょう!
ただし、値段については計画的に予約をしないとかなり高額になってしまうのでご注意ください。
① バス(日ノ丸自動車)[鳥取駅→鳥取空港]
② 飛行機(ANA)[鳥取空港→羽田空港]
③ 電車(東急本線+こだま)[羽田空港→熱海駅]
このルートだと、朝出発でも確実に昼前には着くことができます。難点があるとすれば、鳥取羽田間の飛行機が1日5便しかないことでしょうか…。
① バス(日ノ丸自動車)[鳥取駅→鳥取空港]
便数が限られているため、羽田行きの飛行機の出発時間に合わせて鳥取駅からバスが出ています。これを利用すると飛行機に乗り遅れる心配もありません。
出発時刻:06時05分(鳥取駅)
到着時刻:06時25分(鳥取空港)
所要時間:25分
乗車料金:460円
通算所要時間:25分
通算乗車料金:460円
② 飛行機(ANA)[鳥取空港→羽田空港]
鳥取空港から羽田空港までは75分のフライトです。最速で東京近郊まで行けるのは素晴らしいのですが、気になるのが料金。普通運賃は片道で3万円超…。(運賃はこちらからご確認ください)
しかし、旅割を使うと50%以上(最大70%以上!!)の割引となり1万円以下にすることもできます。……、そんなことより早くLCCを。
出発時刻:07時05分(鳥取空港)
到着時刻:08時20分(羽田空港)
所要時間:1時間15分
乗車料金:31,090円
通算所要時間:2時間15分
通算乗車料金:31,550円
③ 電車(東急本線+こだま)[羽田空港→熱海駅]
羽田空港まで着いてしまえば、あとは電車を使えばOKです。今回は最速ルートなので、新幹線を使って出来るだけ早く着くルートをご紹介しておきます。
が、新幹線を使っても30分程度早く着くだけ(料金は2,300円ほどの差)ですので、大きな違いはないように思います。参考までに。
出発時刻:08時58分(羽田空港)
到着時刻:09時22分(品川駅)
所要時間:24分
乗車料金:410円
出発時刻:09時34分(品川駅)
到着時刻:10時12分(熱海駅)
所要時間:38分
乗車料金:3,670円
通算所要時間:4時間7分
通算乗車料金:35,580円
まとめ
いかがだったでしょうか。
鳥取駅から熱海駅までの最安値コースと最速ルートをまとめてみましたが、以下のような結果になりました。
最安値コース
総所要時間:18時間38分
総乗車料金:4,990円
最速ルート
総所要時間:4時間7分
総乗車料金:35,580円
丸1日かければ5,000円以下で行くこともできるけど、お金をかければ4時間少々で到着することもできるということですね。
ぜひ参考にして鳥取と熱海の二地域居住をしてみてください。(←そんなやつおらんやろ)
追記:最も無難な移動手段も書いておく
記事中では極端な例を挙げたので、「来週熱海に行こうかな〜」と思ったときの最も無難な(移動時間と費用のバランスが優れている)移動手段も簡単に書いておきます。
高速バスで大阪(梅田)まで出てきて、新幹線を使うルートです。
① 高速バス[鳥取駅→梅田]
(2,000円〜3,700円)
② 電車[大阪駅→熱海駅]
(11,880円)
杉崎高速バス(3,700円)を使えば、朝6時10分鳥取発で昼12時20分には熱海駅に到着します。
最速ルートと比べると2時間ほど遅くなりますが、費用は半分以下(約1万6千円)まで下げることができます。参考あれ!
最安値コース
総所要時間:18時間38分
総乗車料金:4,990円
最速ルート
総所要時間:4時間7分
総乗車料金:35,580円
無難ルート
総所要時間:6時間10分
総乗車料金:15,580円
では、また!