どうも、元ブックカフェ店主のりょうかん(@ryokan_1123)です。
読書好きなら誰しも一度は「本屋に泊まってみたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。最近では、至極の寝落ち体験のできる宿「BOOK AND BED」が登場したりと、実現できる方法も増えてきています。
そんな中で、今回僕が泊まったのは、2018年8月に箱根でオープンした【ブックホテル箱根本箱】です。「全室温泉付きの泊まれる本屋」として話題になっています。
というわけで、この記事では、実際に「ブックホテル箱根本箱」に宿泊した体験を元にしたおすすめポイントをまとめて紹介していきます。[宿泊日:2018.11.30]
名称 | ブックホテル 箱根本箱 |
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特徴 | 約1万2千冊の本に囲まれて泊まれるホテル。全ての蔵書を閲覧可能で、購入&送付することもできる。 |
宿泊費(目安) | 1泊 25,000円〜43,300円 |
部屋タイプ | 露天風呂付き個室 (ツイン〜スイート) |
宿泊満足度 | |
室内清潔度 | |
サービス度 | |
WiFi速度 | |
住所(立地) | ケーブルカー中強羅駅から徒歩4分 ≫ Googleマップを開く |
公式サイト | http://hakonehonbako.com/ |
≫ 一休.comで泊まれる本屋「ブックホテル箱根本箱」を予約する
結論からいうと【本好きには心の底からオススメしたいホテル】です。
ブックホテル「箱根本箱」ってどんな宿?
ブックホテル箱根本箱は、2018年8月1日に箱根・強羅でオープンした「本に囲まれて暮らすように滞在する」をコンセプトしたホテルです。
大沢山温泉(新潟)の「里山十帖」などを手がけたことでも知られる、雑誌「自遊人」の編集長&クリエイティブディレクターの岩佐十良さんのプロデュースの元、取次業者最大手の日販の保養所だった建物をリノベーションしてつくられました。
館内には約1万2千冊の本が並び、全部屋に温泉露天風呂が付いています。
特徴をまとめると下記の5つ。
① 本に囲まれて滞在できる
② 館内全ての本が購入可能
③ 各界著名人が選書した本
④ 全部屋に温泉の露天風呂
⑤ 自然派のイタリアン料理
特徴① 本に囲まれて滞在できる
ブックホテル箱根本箱は『本に囲まれて暮らすように滞在する』というコンセプト通り、館内の至るところに本が置かれており、その数は全部で約1万2千冊。これら全ての本は自由に読むことができます。
新刊・古書・洋書・絵本などバランスよく取り揃えられており、暮らしに彩りを添える【衣・食・住・遊・休・知】の6個のジャンルを中心に選書されているとのことでした。
館内の本は何冊でも部屋に持っていきゆっくりと読むことも可能なんですが、メインラウンジの存在感ある本棚に隠された籠りスペースが居心地良すぎて、寝る以外の時間はほとんどラウンジで過ごしてしまいました。
特徴② 館内全ての本が購入可能
ブックホテル箱根本箱の館内にある約1万2千冊の本は全て購入ができます。しかも、帰りの荷物にならないように自宅への配送サービスまで付けてくれます。(その際は館内の本ではなく新本を用意してくれるとのこと)
泊まれる本屋として有名な「BOOK AND BED」では本の購入は不可なので、国内のブックホテル系の場所では初の事例じゃないかなと思います。
ちなみに、1組あたり2.6冊ほど購入されており、客単価換算だと通常の書店の約3倍にもなるとのこと。ゆっくり選んだ分だけ購入したい意欲が自然と高まるのだと思います
特徴③ 各界著名人が選書した本
ブックホテル箱根本箱の館内には、「あの人の本箱」が置かれており、作家の西加奈子さん・歌人の俵万智さん、チームラボの猪子寿之さんなど、著名人の選書した本が並んでいます。
どこに誰の本箱が置かれているのかは現地でのお楽しみなので、本をだけじゃなく本箱探しをするのもまた良きです。あの人の頭の中を覗き見れるみたいで面白いですよ!
特徴④ 全部屋に温泉の露天風呂
ブックホテル箱根本箱には温泉の露天風呂が全部屋に完備されています!
温泉は常に42度で調整されており、露店で入るにはちょうど良い温度でした。
僕が泊まった時期は寒くなり始めた時期だったので出来ませんでしたが、もう少し温かい時期だと本を読みながら長風呂するにも適している感じがします。
ちなみに、内側からも外側からも出入りできるシャワールームも付いているので、雨の日で露天風呂が使いにくい日でも安心です。(地下階に共同の大浴場もあります)
特徴⑤ 自然派のイタリアン料理
ブックホテル箱根本箱に泊まって最も驚いたのは本格的な食事です。ディナーは2時間、モーニングも30分、しっかりすぎるほど時間枠が設けられていて、それぞれ本格的な自然派のイタリアン料理が出てきます。
カウンター形式で同室の人は隣り合うスタイルになりますが、ひとりで行った場合はレストランに置かれている本を読むのがおすすめです。「2時間のコース料理は本を読む時間をつくるために設けられているのかもしれない・・・」と錯覚するほど、充実した時間を過ごせます。
日常にホッと息つく時間を取りたい人におすすめ
ブックホテル箱根本箱の魅力が充分に伝わったでしょうか??
本好き&読書好きの方は泊まってみたくなったのではないかと思います。
その他にも、地下階にはミニシアタースペースがあり、僕が宿泊した際には10分のショートムービーが6本分繰り返し上映されていました。読書に疲れたら、聴力も使ってカルチャーに触れる時間を取るのも良きです。
なので、ブックホテル箱根本箱に宿泊することをオススメしたいのは、このような人たちです。
☑︎ 読書の時間をゆっくりと楽しみたい
☑︎ 本をじっくり選ぶことが好きである
☑︎ 身も心も充分にリフレッシュしたい
☑︎ 暮らしや生活の中に余白を作りたい
☑︎ 本の香りに包まれて眠りにつきたい
逆に、宿泊者同士の交流を求めていたり、彼氏彼女と思い出作りをするような宿泊を求めている人には、あまり適していない宿かもしれません。1泊1人あたり平均3~4万円代のホテルですので、その価格帯に魅力を感じる人に泊まってほしい宿です。
まとめ:本好きは何泊もしたくなるホテル「箱根本箱」
泊まれる本屋「ブックホテル箱根本箱」のおすすめポイントを改めてまとめます。
特徴① 本に囲まれて滞在できる
特徴② 館内全ての本が購入可能
特徴③ 各界著名人が選書した本
特徴④ 全部屋に温泉の露天風呂
特徴⑤ 自然派のイタリアン料理
至福な読書体験と宿泊体験を味わえる「ブックホテル箱根本箱」に、ぜひ一度泊まってみてください。
人気のシーズンはすぐに予約が埋まってしまうので、早めにスケジューリングして数ヶ月前に予約することを強く推奨しておきます!
名称 | ブックホテル 箱根本箱 |
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特徴 | 約1万2千冊の本に囲まれて泊まれるホテル。全ての蔵書を閲覧可能で、購入&送付することもできる。 |
宿泊費(目安) | 1泊 25,000円〜43,300円 |
部屋タイプ | 露天風呂付き個室 (ツイン〜スイート) |
宿泊満足度 | |
室内清潔度 | |
サービス度 | |
WiFi速度 | |
住所(立地) | ケーブルカー中強羅駅から徒歩4分 ≫ Googleマップを開く |
公式サイト | http://hakonehonbako.com/ |
≫ 一休.comで泊まれる本屋「ブックホテル箱根本箱」を予約する
というわけで、今回の記事は以上です。
では、また!